http://www.rodec.com/
RODECは55年以上続くベルギーの企業で、オーディオ・放送機材→放送業務用ミキサー→DJミキサーと変遷し、一時期DJミキサーでは一世を風靡?したけど、今は完全にP社とA社に席巻されメインストリームから脱落したとしか思えず(とはいえ日本では実は初めからメインストリームにいなかっただけなのでしょうか?ヨーロッパで今どうなのかは全く知る由もありません)、かといってアメリカのUREI/BOZAKのように神扱い(あれはあれで過剰な気がする)まではされず斜陽感アリアリ、と勝手に思ってますすいません。とさんざん言ってもまだ、魅力的な音を発するアナログ職人集団でしょう。ぃゃ、何度も処分しようと思いつつも、この音が時間が経つにつれますます貴重に思えてくるので処分できないっす。
まずwebサイトのドメインが".be"から".com"が正式になった。".be"に拘りがあるのかと思ってたけどそうでもないのかな(笑)。
次に製品ラインアップが変わり、"Progressive Series"というラインをメインに据えている模様。
コレもしかするとデジタルミキサーかも!?
USB入力とかS/PDIF入出力が付いてますよ、でも中にDACがついててミキサー部分はアナログ、という可能性もあるかな。
電源もユニバーサルで90V-264Vまで対応。スイッチング電源ですよね。
EQも+/-21dbということで流行のアイソレーター状態ではないけど今までよりは効きが強いですね。
もしデジタルミキサーだとすると外見はシンプルすぎてもったいないほど。
デジモノは大体エフェクター機能を売りにするけど何の小細工も無い。もしかしてアナログミキサー?
デジタルだったら"Digital"って単語の記載があっても良さそうだけど無いな。さらに、デジタル同軸入力は192kHzまで入るのに出力は44.1kHzのみとか、よくわからない仕様だ。
サイズ展開が豊富で、従来は大きいラックマウント幅のものか、小さすぎるMixBoxか、で極端だったけど今度は
MX-3000
MX-2200
MX-1800
MX-1400
とニーズを汲み取ったであろうものになっている。10年前にこういうの出してほしかった(笑)。
また、"Progressive Series"と別に"Original Series"があり、これが従来のRODEC製品となっている。新モデルで"MX-180 Original”なる物が登場している。実質的にMX180mk5に相当し、MX180mk3、MX240は生産中止のようだ。
MX180 Originalは、仕様表を見た限りではMX180 Limited(実質的なmk4)とほぼ同じだが電源がスイッチングになっている。コレが最後のアナログミキサーなのかもしれない!?
あとは単体フィルターのRestyler。おいくらなんでしょ。背面の写真を見ると「PSE」のマークが付いているので日本対応ってことだよね。
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