2012/06/25

しぶしゃび

東京都写真美術館の川内倫子展を見に行く前に、代官山の蔦屋書店に行ってみたんですけど、ぃゃぁ、何だこの混雑は。外装内装共に凝った感じでかっこいい建物ではあるけど、中がぎゅうぎゅう。池袋のジュンクとかより混んでる全然。。。。。。アホか(笑)。

スタバか何かカフェ関係も同一敷地内にあって、もう犬(の散歩)もうじゃうじゃ。あとママチャリじゃない流行の自転車も歩道に大量に駐輪。犬が散歩だというのにあまり楽しそうに見えないのは気のせいだと思いたい。

まぁ、つまりおいらのような外から来た人間が行く所じゃないってことです。本来観光地じゃないんですあそこは。普通に平日の昼とか夜遅くにスッと買ってサッと帰るっていうことでしょう。
(と言ってもあそこら辺は平日でも混んでそうだけど)





そのまま歩いて写美に行った。
"川内倫子展 照度 あめつち 影を見る"は、上記に比べれば全然空いてて全然OKですよ。展示としては初めて観たんですけど、なんというか心の中から声にならないような感動とか驚きが沸き上がってくるような感じが全然しないけど、すぐに飽きて早く帰ろう的なアレな感じもせず、割と長居してしまった。なんだろうよくわからない。




田中フミヤのカラフト名義のDJなどに延々と居て帰る時みたいな心境。これ見よがしな起伏がないことがつまらないとか悪いということではないし、時間の無駄でもないどころか時間の経過について考えられるのが面白いし、ほんの僅かに心境の土台が強くなる(?)のが嬉しい、みたいな。

2012/06/22

ばばゆに

あらあら、ディスクユニオンが高田馬場にできるそうです。ルノアール2階。今までありそうでなかったという方がしっくりくるかも知れない。以前は小さいレコード屋(レンタルレコード・CD)がたくさんあったと思うけどそういうのが減ってしまったからだろうか。

ディスクユニオンはここ数年の個人的な印象では、レコード店の中でひとり気を吐いてて、"空いたポジション"を抜かりなく手に入れているように見える。攻めの姿勢なのか、今まで通りやってたら周りがバタバタ倒れちゃった的な感じなのかはよくわからないけど共倒れしちゃうよりは全然ありがたく、他の大手店がほんとイマイチになっちゃったので、昔より利用頻度が高くなってますよ。今はAmazonかUnionか、って感じなんだよなぁ。TechniqueとかJetSet、Lighthouse Recordsとかはまた別のポジションで。

なんかいつの間に本屋もやってるしね。コレも上手いなと思う。大きい流れとして電子書籍とかAmazon化みたいなのは確実としても、いきなり全部そういうわけにいかないしそこからはみ出るものも大量にあるしでなんかいまいちだよなーという所にスッと入ってる。多分今後、書籍の取り扱いを広げていくんじゃないでしょうか、と期待してみる。

2012/06/15

季刊雑誌『ステレオサウンド』がAmazon.co.jpでアダルト扱いになってるのが笑った。

2012/06/11

新白州

ウイスキー好きではない(最近は特に本質的に酒好きではないと思っている)けども、サントリーの工場見学に行って以来、白州10年が旨いので買ってるんですけど(まんまと工場見学戦略に嵌ってます)、白州10年ではない新製品が出たのでコレも買った。

新しいやつ(写真右)は見た目が10年より高そうに見えなくもないが、最廉価のエントリーモデル。10年とか年数を銘打ってないけど、定価で10年より500円安い。ってことは5年とか8年か!?ってお約束的に考えてみるがいろいろ混ぜているのだろうきっと。
今まで年数で区分があったのにコレだけないから呼び方に困らないですかねコレ。"白州"と言ったら今までは総称だったけど今度からこの新製品と判別が付かない。新白州とか無印白州とか孫白州とかなんか呼び方があるのだろうか。
味は、10年と新製品どっちがいいと言ったらおれは10年の方。ただ新製品の方は、飯を食いながら呑むのに合うと思った。10年は飯には合わなくてただ酒だけを呑む方が良い。あと炭酸水を入れたら非常に飲みやすくなった。けど白州感は薄れるかな。10年は炭酸水入れても薄れない。

12年は工場見学でしか飲んでないのでそのうち買うことになるだろう。(18年,25年は買えないよ)

2012/06/08

おぉDSDディスク再生可能か

おぉぉこれはこれは。
パイオニア、DSDディスク再生可能なSACDプレーヤー2機種
-63,000円のPD-30、37,000円のPD-10。iPod接続も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120607_538406.html
DSDディスク(SACDではなく、ダウンロードやレコーダーで録った.dsfなどのファイルをDVD-Rに焼いたものを指す)が再生できる製品って、今まで入手しやすい物としてはSONY SCD-XE800,SONY SCD-XA5400ES,KORG MR-2000Sしか現実的ではなかったと思います。あとギリギリでFOSTEX HP-A8。HP-A8はディスクではなくてSDカードなのでむしろイイかも知れないけどまだ実験的な印象が拭えないのは気のせいか。
(2012/07/12追記:MR-2000Sも円盤ではなくファイルですね)
ほか、最近はUSB接続のDACで再生できる物が出てきたけどソフトの使い勝手とか考えるとまだ本腰ではないでしょう。

で、そういう状況だったので、もしかして民生用のDSDディスク再生というものは
SONYが何か権利を握ってて他のメーカーが出せない事情があるんじゃないのか!? → いつまでも微妙な状態が続いて流行らない → ブレイクせずにひっそりと終了
といった悪いストーリーを結構想像していたんですけども、なんだなんだパイオニアから出るんじゃないか。今まで単に商売として需要が無さすぎただけってことですかね。このあとONKYOとかが後に続いたりして。
今DSD目当てで買うならSONYが新機種を出さない限りはこっちだなぁ。外観はどちらもイマイチなのでデジタルものは新しいほうが良さげ。気分的な話ですけどね。

パイオニアというと、既発売のSACDプレーヤーであるPD-D9Mk2は結構気になる存在で、デザインも好きなので余裕があったら買いたい位ですが、発売から3年くらい経っているので、そろそろモデルチェンジでPD-D9Mk3とかいってDSDディスク対応になるとさらにナイスで購入動機が出来まくりなので期待したい。

今回の機種PD-30,PD-10は、パイオニアのサイトにある写真を見ると、DACのチップは旭化成AK4480が使われているようだ。よく知らないのに言うのはアレだけどコレは廉価版ですかね。なんとなくPD-D9にも使われているWalfsonとかTIの方が安心しちゃう感じがするけど(笑)、まーこれは聴いてみないとホント解らない。
7月中旬発売となっているので一般人は当然まだ入手できないですが、既に「VGP 2012SUMMER 受賞 CD/SACDプレーヤー(50万円未満)」というマークが表示されてて、生まれもって受賞済というのは何だろうコレ。条件を満たしているようではあるけどそもそも今の時代こういうの効果あるのかいな。
○ッド○ザイン賞とか○ンド○レクション的な匂いを感じずにはいられない... ってそんなネタにマジレスしなくてもっていう話ですわね。

2012/06/01

非常に久々に秋葉原の有名オーディオ店で試聴をさせてもらったんですけど、当たり前だけどやっぱすごい。
聴いてる時は気にしてなかったが、思い返してみればプレーヤーからスピーカーまで、定価だと総額6300000円(ケーブルやボードもなんか高そうでしたがそれは除く)くらいのやつで敢えてFishmansとか砂原良徳とかも聴かせてくれて、まぁ〜もぅなんていうか ぅぉーっ!1998年の赤坂Britzにタイムスリップした!! ってな感じでございやした。音がひたすらrobustでstableですわ。クラムボン持ってけば良かった(笑)
いくつか機種を繋ぎ換えてくれたりもしたけど、ここら辺のものは値段と音の関連性がよく解らない。コレ90万円だけどこっちの60万円の方が良くない?30万円高いのにこの音はちょっとナイでしょう...とか思う。
買わないからってお気楽にモノを言い過ぎないように注意注意!

すこし安心したのは、もう家に戻ったら聴く気がなくなるんじゃないかと思ったけどそれはなかった。金額的に何分の一か計算してもしょうがないからしないけど。
○○万円積んだから必ず音が良くなるというわけでもないけど、高いものをやたら否定するのも変で、やっぱり価値観をどう持って、どう前向きに更新していくかというところだろうね。