2019/02/23

Bang & OlufsenのBeosound Edgeが、外見からしてもギミック(10インチウーハーのポートが自動開閉し密閉型とバスレフ型どちらにもなる)からしても音が良さそうなオーラを放っていて気になったので店で聞かせてもらったのだが、ちょっと期待値が高すぎたようだ。ブーミーすれすれの低音具合としか感じられず、360度指向性無しを謳っているようだが表裏に中高域ユニットがついているせいかわからないがなんか違うような感じだし、円形に正対せず90度向きを変えて縦側方向から聞いても10インチウーハーは片側だけなせいか違和感があり音の広がりが気持ちいいといった感じにもならず...。少なくとも狭い集合住宅で使うものではないようだ。旅館の大広間(笑)みたいなところでドーンと鳴らすには良いのかもしれないが。スマホアプリでイコライザー機能があり調整はできるのだが、本体側に設定が記憶されるのかは不明で、デフォルトでこの方向性な時点でちょっと違ったと思った。

意外だったのがパラボラアンテナのような形をしているBeoplay A9 mkII が良かった。これは結構以前から存在は知っていたものの全く期待してなかったしBeosound Edgeの反動があるかもしれないが、上記と正反対と言いたくなるようなサウンドが出ていたと感じた。同じ曲でそのまま切り替えて再生していたのでたまたま曲がそんな感じにさせたというわけではないと思う。しかも価格が上記の約半額。価格を考えなくてもどっちがいいかと言われたらA9だよなぁ、この価格差は音ではなくデザイン料かなあとか色々考えてしまった。A9は欲しい。どうやら海外ではmkIIIが出ているようなので日本にもやってくるか。mkIIIは見た目が同じでアンプ出力が増大しスピーカーユニットが増加(!)しているようだ。これ裏目に出なければいいのだが!