レコミュニさんで有料配信中のクラムボン新曲"NOW!!!"が、24bit/48kHzのフォーマット、つまりCDに比して高音質でして、関係者でもないのに一人芝居で大騒ぎしております。
しかも、ウザいDRM(デジタル著作権ナントカ)がありません。おれはiTunesで聴けてかつ、DVD-Rにでもバックアップできればいいのでもしそういう緩いDRMがあったとしてもいいんですが、全くないと言うのは精神衛生上とても良いです。
今回1曲だけですし当然実験販売なんですが、今後この企画(規格か)が"無かったこと"にならないようにしてほしい!(笑)
SACDにどうにも未来を感じられない(音すげー良いんですけどねアレ。それ以外の部分でね)ので今一番未来を感じるのはコレだ!というところが大騒ぎポイントです。
それで高音質の件と全くと言っていいほど関係ない曲自体の良し悪し好き嫌いについては、結構好きです。これライブで3回ほど聴いてるんですけど、ライブだとなに歌ってるのか全然聞き取れないのと、どうも全体がつかめなくてピンと来なかったんですが今回の配信でようやく判りました。この直球ポジティブさは久々じゃないですかね。一気に上げモードに持っていくときには特にイイなー。
早くも"Re:NOW!!!"も期待!!!ナンつったら怒られますかね。
音質については、
24bit/48kHz wavそのまま
16bit/48kHz wavに変換
8bit/48kHz wavに変換
16bit/44.1kHz wavに変換
AAC 128kppsに変換
の5種をぐちゃぐちゃにして聴いてみましたが、8bitは曲開始した瞬間に劣化が判りますが、他は正直言って、おれの耳では聴いた瞬間に「あ、違う違う。」って速押しクイズのようには判りません。
ところが、しばらく聴いていると違いが判る部分があって、それは音が大きくて音数も多いサビの部分での音全体の出方が違うように思いました。
24bitは元々音がデカいサビの部分が、さらに一回り大きく出てくる感じです。
それに比べると16bitは音がデカいのはデカいんですが、頭打ち感があります。ぁーっこれ以上は出ないっすかーっ、ってな感じで。
コレを突き抜けてくる24bitは余裕の吹け上がり。<車かよ
下手すると誤解を招くかもしれませんが今さっき急いでイメージを書いてみたらこんな感じ。
16bitと24bitに関してだけいえば、聴いててひどく違いがあって16bitなんかいらねーぜ、ということは全然ないので、24bitは贅沢品だなー。プラス1000円で蚫の地獄焼きが付いてきますよ的な贅沢オプション。曲としては16で不都合出てないと思うんですよね。ぐだぐだ言ってないで16bitでいいから値段安くしてよ、という意見があっても違和感は無いです。
あと、48kHzと44.1kHzの違いに関しては若干ですが判るところがあります。44.1kHzの方がちょっと全体的にくぐもった感じかな?と言う。割とビット数の違いより周波数の違いの方が差異がわかりやすい気がするのですがコレは状況によりけりですね。実は今年に入ってから、アナログ盤をiPodで聴く用に録音するときに、44.1kHzはやめて48kHzで録るようにしてます。48kHzの方がしっくり来ることに気付きました。
高音質って単語はいろいろな意味があるので、ただそう言われてもどの部分を言っているのかはわからないことが多い(高音質という単語だけではほとんど会話は成り立たないのではないかと思う位)ですが、今回の感想は細かい音まで鮮明に聴こえる解像感といった方向や、声がたまらなくエロく聴こえるとか、楽器の位置が手に取るように解るとかいう方向にはあまり作用してなくて、デカい音はよりデカく!盛り上がるところがホントに盛り上がる!というダイナミックレンジといわれるであろう方向によく作用していると思いました。
耳の体調や気分、機器の変更で如何様にも変わりますのでこれが100%の意見だと言うほどではないのでよろしくお願いします。
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