2012/06/08

おぉDSDディスク再生可能か

おぉぉこれはこれは。
パイオニア、DSDディスク再生可能なSACDプレーヤー2機種
-63,000円のPD-30、37,000円のPD-10。iPod接続も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120607_538406.html
DSDディスク(SACDではなく、ダウンロードやレコーダーで録った.dsfなどのファイルをDVD-Rに焼いたものを指す)が再生できる製品って、今まで入手しやすい物としてはSONY SCD-XE800,SONY SCD-XA5400ES,KORG MR-2000Sしか現実的ではなかったと思います。あとギリギリでFOSTEX HP-A8。HP-A8はディスクではなくてSDカードなのでむしろイイかも知れないけどまだ実験的な印象が拭えないのは気のせいか。
(2012/07/12追記:MR-2000Sも円盤ではなくファイルですね)
ほか、最近はUSB接続のDACで再生できる物が出てきたけどソフトの使い勝手とか考えるとまだ本腰ではないでしょう。

で、そういう状況だったので、もしかして民生用のDSDディスク再生というものは
SONYが何か権利を握ってて他のメーカーが出せない事情があるんじゃないのか!? → いつまでも微妙な状態が続いて流行らない → ブレイクせずにひっそりと終了
といった悪いストーリーを結構想像していたんですけども、なんだなんだパイオニアから出るんじゃないか。今まで単に商売として需要が無さすぎただけってことですかね。このあとONKYOとかが後に続いたりして。
今DSD目当てで買うならSONYが新機種を出さない限りはこっちだなぁ。外観はどちらもイマイチなのでデジタルものは新しいほうが良さげ。気分的な話ですけどね。

パイオニアというと、既発売のSACDプレーヤーであるPD-D9Mk2は結構気になる存在で、デザインも好きなので余裕があったら買いたい位ですが、発売から3年くらい経っているので、そろそろモデルチェンジでPD-D9Mk3とかいってDSDディスク対応になるとさらにナイスで購入動機が出来まくりなので期待したい。

今回の機種PD-30,PD-10は、パイオニアのサイトにある写真を見ると、DACのチップは旭化成AK4480が使われているようだ。よく知らないのに言うのはアレだけどコレは廉価版ですかね。なんとなくPD-D9にも使われているWalfsonとかTIの方が安心しちゃう感じがするけど(笑)、まーこれは聴いてみないとホント解らない。
7月中旬発売となっているので一般人は当然まだ入手できないですが、既に「VGP 2012SUMMER 受賞 CD/SACDプレーヤー(50万円未満)」というマークが表示されてて、生まれもって受賞済というのは何だろうコレ。条件を満たしているようではあるけどそもそも今の時代こういうの効果あるのかいな。
○ッド○ザイン賞とか○ンド○レクション的な匂いを感じずにはいられない... ってそんなネタにマジレスしなくてもっていう話ですわね。

2012/06/01

非常に久々に秋葉原の有名オーディオ店で試聴をさせてもらったんですけど、当たり前だけどやっぱすごい。
聴いてる時は気にしてなかったが、思い返してみればプレーヤーからスピーカーまで、定価だと総額6300000円(ケーブルやボードもなんか高そうでしたがそれは除く)くらいのやつで敢えてFishmansとか砂原良徳とかも聴かせてくれて、まぁ〜もぅなんていうか ぅぉーっ!1998年の赤坂Britzにタイムスリップした!! ってな感じでございやした。音がひたすらrobustでstableですわ。クラムボン持ってけば良かった(笑)
いくつか機種を繋ぎ換えてくれたりもしたけど、ここら辺のものは値段と音の関連性がよく解らない。コレ90万円だけどこっちの60万円の方が良くない?30万円高いのにこの音はちょっとナイでしょう...とか思う。
買わないからってお気楽にモノを言い過ぎないように注意注意!

すこし安心したのは、もう家に戻ったら聴く気がなくなるんじゃないかと思ったけどそれはなかった。金額的に何分の一か計算してもしょうがないからしないけど。
○○万円積んだから必ず音が良くなるというわけでもないけど、高いものをやたら否定するのも変で、やっぱり価値観をどう持って、どう前向きに更新していくかというところだろうね。

2012/05/29

マイケル・サンデル特別講義

第16回 ハヤカワ国際フォーラム/東京国際フォーラム開館15周年記念事業
マイケル・サンデル特別講義
ここから、はじまる 民主主義の逆襲
に参加させていただきました。ありがたいです。同時通訳付で様々な話題で3時間オーバー、白熱した議論が聞けて唸りました。
小生の能力不足によりどんな話題かの詳細は書けませんが特に印象的だったのは、福島原発事故の件で、多分喋った人は日本人のみ(そうでないとしたら日本在住の人か)ではないかと思うけどそれでここまでオープンであまり感情的にならない議論が成立するとは思っていなくて驚いた。特にコレに関してはサンデル先生が日本人ではないということもプラスに作用しているのかなと思った。

最後の方になって本日のタイトルになっている"民主主義の逆襲"という意味が少し解った気がした。
金曜日だったらそのまま呑みに行くだろコレ。あぁ月曜

2012/05/21

Thomas Demand トーマス・デマンド展

昨日、トーマス・デマンド展という展覧会に行きました@東京都現代美術館。
隣近所が土木工事やっててうるさくて、時々弱い地震のような振動も来てしまうのでとりあえず外出しようと思って、若洲のゲートブリッジでも行ってみようかと思ったけど澄み渡った晴れではないし眺め悪かろう、そこで何か無いかと思った時の美術館博物館頼み、いくつか調べた所ここが一番ピンと来た!しかも初日!
という程度の毎度の予備知識ゼロで行ったんですけど、初日の本人来日講演にも間に合ってしまい、一度も作品見たことないのに講演から始まりました。
通訳付きの講演を2時間みっちり拝聴してケツの骨が痛くなったところで実物拝見となりましたが、
おぉぉぉ。。。と言いっぱなしの濃い内容でございました。
講演聴いたから分かったけどさ、いきなり見たら殆ど解らないですよコレ紙製かよなんなんだよいったい...(しかも大半は実物大スケールで制作)

あ、立体物が置いてあるわけではなくて、紙製の物体を撮影したものが作品で、つまり全部写真か動画なんですけど、それを見ていろいろ考える過程が杉本博司先生の作品と似てる。見た目が似てるということじゃなくて思いの至り方みたいなものです。
制作に死ぬほど時間かかっていそうだけども見る側としてはじーっと鑑賞してフムフム...みたいなのじゃなくて、割とさーっと見終わってしまって、あとからジワッとくるようなタイプだと思ったので、コレはつまりもう一回見に行きたい。

作品を紹介している書籍も出てるけど、もともと平面の写真が作品なのに、なぜか印刷物だとイマイチ。巨大な写真で見ないとグッとこない。単に大きさの問題だろうか。巨大な写真と言ったってあんな3mも4mもあるようなものは現像液に浸けてるわけじゃなくて印刷だろうしなぁ。



全然関係ないけどここら辺に「レッドロブスター」があったと思うんだけど久々に行ったら無かった。遥か昔、レッドロブスターのTVCMが大量に流れてて、でも当時ネットもないしどこにあるか分からず、名前は知ってるけど見たことない謎の店でした。今でも結構店舗存在しているようだけど未だに行ったことないです。

その代わりじゃないけど木場公園の向いになんと、バブル時代に試作されたJRの寝台列車「夢空間」の廃車体がレストランになってた!夢空間は3両で、うちもう1両は埼玉県のららぽーと新三郷にあった。もう一両の展望車はどこにあるんだろ(前は海浜幕張にあったような気が)。ちなみにこのレストラン、検索したらシェフが実物のオリエント急行食堂車で働いていた唯一の日本人だそうで、ちょっと気になるけど如何せんおれはフランス料理とか敷居が高くてどうにもこうにも...(大体ワインがろくに飲めないんです)

2012/05/17

最近のCaprice

すっかり話題に上らなくなった(?)D/Aコンバーター FIDELIX CAPRICEですけど、"一応"安定動作しているので特に気にならなくなって早数か月。

"一応"というのは、安定するまで40分~60分かかるためです(笑)。

ここで言う安定というのはいわゆるロック外れ(音途切れ)がなくなることで、PLLバンド幅はLowestで、I2S接続の場合です。

昨年は問題ありまくりでしたが、なんかいつの間にI2S-Lowest常用になってしまった。ぃゃいつの間にじゃなくてKOJO Aray導入の効果と思われる(Arayなしで試せば多分ダメだろう、未確認)。これを期待してArayを導入したわけではないのでちょっと驚いた。

ロックするまでの40〜60分位はどーすんだというと、ブチブチ音切れしつつ、気にせずそのまま流してます。厳密に計測してないけど気づいたら音切れがなくなっているんですいつも。CD盤を最後まで再生して、次行くかってところで、あれ、そういや音飛んでなかったな、となる。安定状態に入ると、CDを交換しても音切れしないです(ごく稀にあるけど)。
安定までの時間はそれより早いことも遅いこともない。これはCAPRICE側の事情なのか、トランスポーター(PS Audio PWT)側なのか、Arayの出力なのか、よくわからない。
(2012/05/22追記:Arayを点けっぱなしでCapriceをOFF,PWTをスタンバイにして再度ONにしたら10〜15分位音が飛んだ。40〜60分というのはどれか一つではなく複合していると思う)
一度電源を切るとまた時間かかります。電源ONのまま曲を再生しないで放置しておいてもダメ。電源ONかつ信号を流していないといけない。全く面倒くさいっつうか世話が焼けるんですけど、LowとかMidに戻す気にもならないしコレでやっているというわけです。

S/PDIFについては普段48kHzまでしか出番がないけど、これは最初から全然音切れは無し(MacからAudioI/F経由)。PWTのI2Sは24bit/96kHzまではOKで、それ以上は未確認。元々S/PDIFがLowestじゃないと嫌だっただけで、I2SのLowestをがんばろうという気はなかったものの、この音に慣れてしまうとLowestでもS/PDIFの音はユルいというか少しショボいというか、そう感じられて、落差がちょっと辛いものがある。うーむ なんて罪作りな製品なんだ(笑)。買ってまだ1年も経ってないけど今年に入ってからようやくこの製品の良さに気付いたかも知れない。

近い将来のアップグレードパスとして、Capriceをもう1台買ってデュアルモノラル駆動するというちょっとアレな方法がありますが、現在イイ感じに動いてしまっている以上、現実味を帯びるじゃないですか...I2Sを2系統出力する方法を検討しなければならないが。
っていうか最初はこの製品は省スペースなのが良いと思ってたのに2台になったらもう普通の機器と同じ面積食うじゃないか、うむむ。そもそも1台と2台で金額に対して妥当な向上があるのかどうか知らないけど。でもこのメーカーについてはCerenateアンプが良かったのでCaprice2台体制も良さそうな予感は十分にある...。

気にしているのは、ここら辺はPCオーディオや最新DAC製品の動向、DSD配信の動向によっては違う方向に流れるかも知れないということで、来年なぞどんなソリューションが出てくるか全然分からないし、2台の欲を出さずに1台でいきたい。まー元々すぐ買えないし、仮に注文したとしてもコレ未だに2ヶ月待ちとかなんですかね、さすがにそれはないかな。
#コレ以外だとPS Audio PerfectWave DAC mkII (PWD mkII)が気になる...。
なんだかんだで、まだしばらくCDベースが無難だよなぁと保守的なモードに入ってます。


それで、そういうことをいろいろ考えていると、I2SだLowestだとさんざん言ってるわりに、過ぎる時間が一番楽しいと思えるのはアナログ盤を聴いているときだなぁと感じることが多い。Capriceとかより安い機材だけど流れる時間に充実感があるのは何故だろう。取り立てて高音質ではないけどそこに価値観があまり向かない。
今年オーディオ関係でお金をかけるべきは電源・アンプ・アナログレコードのどれかで行きたい。