2009/11/23

electraglide presents WARP20

エレグラことelectraglide presents WARP20 行きました。

電気グルーヴとWARPってどっちも20周年なのかー どうしても時代性を感じずにはいられない(笑)


これ、異端な感想だろうなと思いますが、今回はAndrew Weatherallと田中フミヤで元を取ったっつうか、この二人居なかったら正直ちょっと厳しかったかも、という旧型人間の好みが顕著に現れた内容だったと思います(笑)。えっそんな感想あり得ない豚に真珠暖簾に釘、糠に腕押しでしょ(えっ)

多分8割がたの目的は、!!!,Battles,Chris Cunningham,Clarkっぽいんですけど、ウ〜ム、絶賛ポイントが掴めなかったのと、音があまりにもビキビキ過ぎて(これを"高音質"と捉える向きがもはや主流!?ここら辺は研究の余地大)、耳が30分も耐えられない あー老化老化。
Battlesのアルバムは買ってて家で聴く分には結構イイんですけど...


後からいろいろ考えちゃうのが、今回、アナログ盤でやってたのは観た中では田中フミヤだけ(Yogurt氏観てないので不明)で、これが古くさいとかいう事なかれ、一番の音質を出していた。こんなに違いが出てしまうってのは予想外で、良いPA設備を使っていたのかもしれない。ただし時間が早いせいかアゲてこない選曲で惜しいなぁ。もうちょっとハメる方向で来て欲しかったっす。平均値を上げつつも、ギリギリのところで下げる感じで、プロの技ではあるけども。

激ハメ状態で抜け出せなくなったのが重鎮Andrew Weatherall。こちらはCDJでアナログのような低域での威力はないけどすげーイイ。これなら全然いい。
この人何でも出来ちゃうからナニ来るかなーと思ったら、2時間30分の今回最長枠で全部明るめのテックハウス(?)というか名称知らないけど、始終クソ地味なんだけどこれですよ職人技ですよ。かつ、これをやるには出音が良くないと効果が出ないんすよ。このままあと3時間演れ〜

若しくは、羅臼産最高級昆布のみを使用した、激しくシンプルな湯豆腐(遺伝子組換でない)って感じ。変な醤油とかタレとかかけんなよかけんなよ!的な


コンピュータメイン系は、曲はいいんだけど押し並べて中高域に偏りすぎる音の傾向は、ハードウェアかPAセッティング側の問題じゃないかと思うんだけど(夏の砂原@Liquidはコンピュータのみなのにかなりの高みに達してた。あの感じが一般的になってほしい)、今後どうなるんだろう。

もしかすると、これを良しと定義してセッティングしている可能性も考えられ、そうなっちゃうと個人的には辛い状況だなぁというところ。

"イイ低域"が来てくれないと、なんて言うんでしょ、"左脳で聴く"感じになっちゃう気がするんです。こんなどうでもいい思考が出る前に右脳に来て欲しいんですけど、これ自体が旧型ってことかもしれないのね。

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