フィッシュマンズの再発がSHM-CDで発売ってことで買いました。
SHM-CDって何よ?という解説はWikipedia等ご覧ください。
買ったのは
「LONG SEASON」
「宇宙 日本 世田谷」
「8月の現状」
の3枚のみ。
でかいのがアナログ、中央が今回購入のSHM-CD,下が90年代のCD
さぁさぁ、どーなんだ!どーなんだよ2回目のSHM-CDは!
(初回bjorkで失敗したため)
っていうことなんですけど、今回の結論としては
・一応良い。音像が締まり奥行き感が増している。
・少なくともbjorkの"Debut"のようにマスターが酷くてSHM以前の問題となることはない。
(あ、まだ「宇宙 日本 世田谷」しか聴いてないから他はまた後日。)
といったところだと思いました。
ちなみのその度合いとしてはまさに「微妙。」って語が似合う(笑)
「微っっっ妙。」ぐらいでもいい。
当然、腑に落ちない残尿感のようなものはあり、
・オリジナル盤が11〜12年経過しててポリカーボネイトの劣化はあるはず
・そうでなくてもオリジナル盤は盤面そこそこ傷ついてる
という点が特に。
SHM-CDと同じマスター音源を同じ工場で同じ時期に生産した従来CDがないとここは検証できないと思うので、なんともいえない。
※ポリカーボネイトの劣化については、検索エンジンで「ポリカーボネイト 劣化」などで検索するとたくさん出ます。
マスター音源が同一品だとした場合、新しいポリカーボネイトは古いものより音質が良いというのはわかる気がしますが、
「SHM-CDすっげ〜!」という風にはならないなぁまだ。
bjorkの件でもそうだけど、SHM-CDが確実に高音質であるとしたところで、しかしマスター音源がSHM-CDと従来CDの差異を反映できるほどの音質を備えているものがそう多くないんじゃないでしょうか。
SACDも普及の兆し全く無いしなぁ。あれ売れない理由って高音質がそこまで求められてないから、っていうのは建前上にしか聞こえないんですけどね。
最近流行の
「地球環境のためにカード明細書の送付を廃止させていただきます」
「地球環境のために当ホテル2泊以上時の清掃/アメニティ補充の省略にご協力ください」
↑おめーらバカ言ってんじゃね〜よ! 的な。
間違ってないけど全然合ってねーよ!的な。
ほんとiTunes StoreでAppleロスレス等の可逆圧縮タイプのフォーマットでダウンロード購入出ないっすかねそろそろ?
物理的なパッケージであることに意味がある/リアル店舗でないと邂逅できない場合も多いから、ダウンロード以外としてはDVDやUSBメモリに24bit/96Khzあたりの.wavファイルが並んでいるもので、聴くときはPCでファイルを再生するとか、そういう風になんないんすかねそろそろ。
CDより低音質のヤツでは既に市場にあるみたいだけどそうじゃねーっつうの。
ちなみに「8月の現状」はSHMと無関係に収録音源がちょっと違う(アナログ盤と同じ)ので購入する価値が一番高い。アナログ盤がミスプリントしまくっていたので、11年越しで修正したかったのかもしれない。
あと、UAやBIKKEのライナーノーツが良い。
8月の現状(初回生産限定)
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