2009/11/04

ショックアブホーバー

疾走38年、大分のホーバークラフト運航終了
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091101-OYS1T00285.htm
大分ホーバーフェリー株式会社
http://www.oitahover.co.jp/

うそーっ!ホーバーが無くなってる!残念!
是非また乗ってみたいと思っていたが最初で最後となってしまった。
船・車・鉄道・飛行機どれにも属さない、何もかもが独特なスタイルに感激してたんですけど、またしても10年遅かった感じ。


特に常識を覆された感が強いのが、 ホバークラフト的には陸上と水上の区別が無くて、理屈上 当然なんだけど実機を見るとどうにも気持ち悪くてカッコいい。





飛行機も陸上・水上関係ないけど、ホーバーの方が 「あいつは車輪が無いと陸に降りられないが、俺は常に浮いている。車輪など要らない。」とでも言っているかのような、浮上の思想が徹底しているところがタマラナイ。陸上だから、水上だからという言い訳(?)を生まれつき持たない、激しくユビキタスな設計(?)。あ、でもヘリコプターもそうか。ちょっと違うか。
道が無いとろくに前にも進めない、陸上の人や車をさぞ不思議に 思っていることでしょう(笑)。



下記の例もまた面白くて、車のように曲がることは出来なくて、ドリフト走行のように、曲がってるけど進んでるけど曲がれてないような... な曖昧な状態でズルズルいくのが正式な方向転換らしい。


当然、客を乗せたままこれをやるので中はグルングルンになって可笑しくて、これで何が悪いと言わんばかりのところがまたよかった。



室内は操縦席ガラス無しモロ見えの、路面電車的なフレンドリーさ。昭和か。

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