FIDELIX CAPRICEでなんか凄さを感じた(分析的にものが言えないですがこのサイズでこの音はヤバいだろってなことです)ため、同社のアンプ CERENATE を買った。この小ささでステレオアンプなので1台あれば左右スピーカーをつなげられるが、ケーブルの接続方法を変えることによりモノラルBTLアンプとしても使えるので、2台逝った。
今まで"モグラ"ことFlying Moleだったり、パワードモニターを転々としたりしてて、どうもセンターに大きなアンプが鎮座している様子は好きじゃなく、かつそのアンプは目立たないに越したことはない、元々置くところもないから小さいほうがいい、というあまりやる気のない考えが主だが、一応音質もセパレートのほうが良いといわれているので必ずしもマイナス路線でもなかろう、でもちょうどいい製品が無いなぁ、と長いこと思っていた所にCAPRICE経由で存在を知る。
えーっとそれでこのセレナーテ、"このサイズでこの音はヤバいだろ感"が、CAPRICEの3倍(当社比)くらいある。CAPRICEよりこっちのが驚いた。これ2009年の発売みたいだけどもっと早くから知っときゃよかった。
モグラとかそこら辺のあまり高くないパワードモニターってのは"ちゃんとした音"は勿論鳴るけど、ある時点で限界を感じてしまう。価格やサイズを考えたら全然イイけど、天井にガンガンぶつかって広がれない感覚があった。CERENATEは今のところそういう感じはしない。大型高価なアンプなら当たり前の話だろうけど、このサイズと10万円台前半という値段でこの性能は安いと思う。
スピーカーはATC SCM19で、昔ATC SCM7を使ってたけど非常に好みで、あ~やっぱATCに戻りたいなーと思っていてやっぱり戻るしかない。SCM7をもう一回買うか?いやSCM11だろ、19はちょっと持ち腐れでしょ、などとすごい迷ったけど思い切って19イク!(そして十返舎一九)。これ以上は無理。金が。
ATCのここら辺のやつはベースとドラムがとにかくイイ。熱くてクール。他にあまり言うことがない。低域がでかいとかそういうことじゃないんです(見かけの音量はバスレフ型とかより小さいくらいかもしれない)。 低能率アンプ泣かせと言われまくっている製品だけにCERENATEの片ch40Wじゃ心配、BTL接続なら80W、これならギリギリイケるんじゃ?ということでやってみたけど、ギリギリ感もなくBTLの効果は出てると思う。 BTLしない状態(片ch)または1台でステレオで鳴らすのよりも反応がよく、グイッと音が出る感じ。1台だとおとなしくて、悪くはないけどつまらない感じ(つまりギリギリかもしれない)。
SCM19は同時に比較したわけじゃないからアヤしいけどSCM7がそのまま大きくなって、その分だけ音の出方に余裕がある(だけ)と思う。大きさが違うと全然別モノ!?ということではなさそう。スピーカーはやはりATC以外あまり興味が出ない。夢の夢でいつか広大な部屋にSCM100とかのパワードタイプに、ってな感じで。
アンプはATC純正のP1は聴いてみたいけど、CERENATE2台での満足感は高い。消費電力もこっちは全然低いだろう。
あとCERENATEの売り(?)であるリモートセンシング、試し途中ですが音がシャキッとしてるかも。ユルくなくなってボリュームを上げたくなる。
とりあえずBTL用に作成したラインケーブルが、放ってあったありあわせのBELDEN1813Aで、違うやつにしてまたいろいろ試さないといけない。でもこの状態でも十分な感じがする。
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2011.12追記
BTL用のケーブルを変えてみた
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