2011/12/14

Cerenate BTL専用ケーブル作成

「最高速アタック」という単語をつい先日知りましたが、なんかこれが面白い。最高速"で"対象にアタックするということではなくて、最高速な状態そのものがアタックなのである、ということなんだと思いますが、そうなのか否かはいいとして様々な場面で使えそうな単語。

全然関係なくオーディオ機器のアンプであるFIDELIX CERENATE周辺ネタ。
これを左右1台ずつモノラル使用しており、かつBTL接続にしているんですが、セレナーテでBTL接続を行うには、
  • 2系統同時出力できるプリアンプ等と、XLRケーブルを片側2本用意し、そのうち1本はホットコールドを逆相にしたものにする。(ケーブルは合計4本必要)
  • 1本のXLRケーブルを分岐させて信号を2分配し、かつその分配した方は逆相にする。(ケーブルは合計2本)
といった2種類が考えられます(他に無いっすよね?)。 いままでは前者でやってましたが、後者の方が取り扱いが簡便で接続ミスも少なく、ケーブルの使用量も少ないのでいいかなっていうか、単にできることはなるべく試したいってだけですが、ということでヘンテコなケーブルを作成しました。 また5時間くらいかかっているという。
線はモガミ電線 Mogami Neglex 2549にしてみた。激安のため。XLR端子はITT CANONプラグ。この画像だとそんなに変に見えないかも?次の画像はどうでしょう。

こんな感じ。分岐から先が逆相になってます。オーディオの音声信号用ケーブルとしては相当気持ち悪いです。ITTのプラグには被覆をしたままでNeglex 2549は2本入らないので、大きく剥いて熱収縮チューブで保護しました。

このように接続します。逆相入力している方が10cm位ケーブルが長いということになりますが、特に問題はなさそう。オーディオ的潔癖な人は耐え難い状態かもしれない。この長さの差をなくす方法としてはY字型に分岐させる方がいいですが、Y字は処理に手間がかかりそうなので、このようにプラグ内で分岐させてみました。

音は現時点で少なくとも悪いということはないけどそれ以上はいま判定する気が起きず。交換前がBELDEN 1813Aで価格的に近いし劇的な差異は元々期待できない。というかCERENATEでまだ劇的な変化の期待というような心境には至っておらず、いろいろ鳴らして楽しんでいる状態であります。

そしていろいろ聴いているとディスクユニオンに中古売却したい音盤が続々と出現。

3 件のコメント:

  1. 初めまして。トコロテンと申します。
    セレナーテ のBTLについてお伺いしたいのですが、
    スピーカーの接続はどのようにするのでしょうか。

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  2. >トコロテンさま
    Cerenate側端子について、+端子のみ使用する点が通常と異なります。これはほかのアンプでも大体同じです。適当にやってしまうと破損の恐れがありますので、よくわからない場合は必ずメーカーに問い合わせてください(FIDELIXはすぐ返事をくれるはずです)。

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  3. Tukasa様
    トコロテンです、お返事ありがとうございます。
    最近、セレナーテのBTLに興味があるのですが、公式ホームページでは分からなかったので、突然お伺いしてしまい申し訳ありませんでした。BTL化が実現したら、ケーブル等を参考にさせていただきます。ご親切にありがとうございました。

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