楢橋朝子 写真展 2009/1989 近づいては遠ざかる
@東京アートミュージアム
http://www.03fotos.com/win/closer.html
に行きました。
これは仙川という調布のほうにあって、こういう施設があることすら知らなくて初めて行ったんだけど、新宿からは駅数が多くて、最も早く行くには
1.特急/準特急に乗って途中で降りて先行していた普通に乗り換える
2.初めから快速に乗る
3.初めから普通に乗る
のどれなのか分からなくて、普通が発車寸前だったのでまーいいや、と思って乗ったら 1.のパターンは出現せず、最速で到着した。なんだよ。京王線と西武線は不慣れ/列車種別が複雑で難しいですよ。
チケットに「撮影・測量はご遠慮ください」とある。測量!?ナニソレと思ったらここ安藤忠雄の建築物だった。だからっつって測量する人って居るのね。
今日は丁度ご本人もいらっしゃるトークショウの日で、ゲストで安藤礼二(文芸評論家)、司会で畑中章宏(編集者) という、3人とも完全に存じ上げないスイマセン状態で行ったのにむちゃくちゃおもろく、かつトークショウとしてのまとまりの無さと言ったらそれはもうアレで、そこも含めて面白くてあと何時間かぶっ続けで行ってほしかった。
初めは当然、写真の解説とかを話に取り込もうとしてるんだけど、途中から踏んだアクセルが戻らなくなったらしく、「折口信夫がどれくらいヤバい人か」に主題がスライド。(→安藤さんが折口論で大江健三郎賞を受賞したからです)
折口信夫が強力な同性愛者なのがヤバいってわけじゃなくてありとあらゆるところがヤバいんすよ!いやマジで!ズガ〜っ といったところで あっ! 時間無い 写真の話全然してない
というようなノリで、最後に、ほとんど話していない楢橋さんにまとめを振るという、"むちゃブリ"って単語の使い方よく知らないけど あ、コレがソレ!?と思いました。
いや泣けたっすー マジ泣けたっすー
フリースタイル具合にマジ泣けたっす〜
って言うしかないでしょもう。 Hey Yo! BOSE!ま・と・め・ろ
こういうぐちゃぐちゃなのが好きなんだな。落ちはなくてもいい。一歩間違うと全然面白くない、ギリギリのあたりかもしれない。ボーダー論ですよボーダー論。あぁ、今なんかまとまってしまった、今回は客が一番まとめてた、そういうことだ。
全く説明する言葉を持ってないのでアレですが、この人の写真は妙に惹かれるところがあり、理由は不明。好きな写真家、という思考自体持ったこと無いんですけど、一人挙げるならこの人だ。
ぜんぶ銀塩写真の巨大なやつだった。画がやっぱり濃くて感触が強い。45rpmの12inchレコード特有のアレと完全に同じ感触。
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