iTunesと連動(という言い方でいいのか?)して動く高音質再生アプリケーションは、下記のものを試した。少々情報不足感があるけど、オーディオ雑誌なんか全然買ってないし見てないので検索だけ。他にもいいものがあるかもしれない。
NASを買う前にとりあえず試し、良い感じだったらNAS購入Goってなことで。
使用環境:
- Computer:Apple Mac mini Late 2012 (MD388J/A) DIMM:16GB
- Audio Interface:Metric Halo ULN-2 2D Expanded
この時点でDSDの考慮がないけどハードウェア買う予定はまだないので当面は考えない。DSDはこのあといろいろ変化がありそうだし...
- iTunesと操作が連動するもの(操作はiTunesで、音声信号出力部だけすげ替えたようなもの)。 iTunesから別アプリにドラッグ&ドロップして、そのアプリで再生ボタンを押すようなタイプ(iTunesをファイラーにしかしてないもの)は除外。 プレイリストの作成が前提なものも除外(iTunesでもあれは苦手だ。なので"次はこちら"機能がありがたし。)
試したソフトウェア:
- Audirvana Plus (
ver.1.3.9訂正 時期的に1.4.6だったぽい)
見た目・操作感ともにイイと思ったのに超不安定!
Integerモードとか何か良さげな設定があるけど、それ以前にまともに動かなかった。一度不安定になるとソフトを終了させても設定がどこかに残っているのか、素のiTunesだけを起動しても音が出なくなってイライラしてしまった。OSを何回も再起動した。今回は対象外だけど今後のバージョンアップに期待したい。
→すでにver1.4.6が出てるけど、お試し期間が過ぎてしまって起動してくれない。お試し期間をリセットする方法はあるんですかね...
- Amarra Hifi (ver.2.4)
何年か前はこのAmarra以外を知らなかったが対抗馬が出てきたのはありがたい。"Hifi"と名の付かない単なる"Amarra"の体験版を試用したことがあったけど、それとは見た目が大分異なっていた。Hifiというものが廉価版(機能削減版)で、いつのまにかこんなものが出ていた。価格も当時は7万円とかしてたような?高すぎて理解できなかったけど、これは$49と現実的な価格じゃないすか。
この音は、うーん何かピンと来ない?他と比較するとナローな感じがする。ナロー=悪いというわけではないけど問答無用で買うか?というと躊躇う。しかし動作の安定感は一番いいように思える。そういう意味で買いかも知れない。
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しばらく聴いていると最初の印象より悪くない気がしてきた。PCによくありがちなパサパサで粉っぽい音質にしないように造られているのではないだろうか。
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しかも試用期間が過ぎたら割引販売のメールが来た。$40くらいになるようだ。ってことで買った。
- Pure Music (ver.1.89b)
iTunesの左上部隅に細いL字型に被さるデザイン。フォントとか色使いとかがヘンな感じ(Window95のような?)。これは締りが効いてて定位もはっきりして納得の音が出ている。動作の安定感もいい。ギャップレスもOK。でもアレか、納得の音といってもちょっとパキパキで粉っぽいとも言えるか?PCオーディオだぜー文句あるカー ってな音だけど。長く聴いてるとどうだろうか。値段をよく見たら$129もする。同じ価格なら迷うけどこれだけ差があるととりあえずはAmarra Hifiで十分だなぁ。
DSD出力にも対応しているようなので、そのうちこれが有力になるかも。
- BitPerfect (ver.1.0.6)
このソフトの存在は知ることが出来たが、体験版がどうにも見つけられない。で、販売がApp Storeになっている。つまり体験版は無くていきなり買うしかないということだ。ただし他のものと異なり850円という1桁小さい価格。どんな見た目かもよくわからないんだけどケーブルに何万円とかかけている奴が850円を躊躇うのは変なので、買った。
おぉ、え~っと、なんだこれで十分じゃないか...。素のiTunesとは全然違って音が締まって奥行き感もある。設定項目も他のソフトと似ておりハイパスフィルターのON/OFF、ギャップレス再生ON/OFFなどいくつか設定可能。
他のソフトと大きく異なる点は、メニューバーにアイコンが常駐するタイプで、ウィンドウが無い。パッと見てiTunesだけを使っているかのように見える。スマートさでいくならこれしかない。これおよびAudirvana以外のソフトだと、後付でウィンドウに張り付く感じがちょっと気持ち悪いのでこれはいい。設定項目の説明なども公式ブログの解説がわかりやすく、印象はいい。
価格的にも使い続けるかどうかは気にしないで、とりあえず買っておくということでいいと思う。
ということでBitPerfectとAmarra Hifiでスタート。BitPerfectとAmarra Hifiの音の違いは、
- BitPerfect
- パサパサしている。凹凸なく音をストレートに出力していますよ感がある(まさに名の通りか)。 Amarra Hifi
- 若干潤いがあるか。音像を若干中央に寄せている感じがする。意図的に良いサウンドになるように考えて作っていそうな感じがする。
ギャップレス再生は、なぜかわからないが時々わずかに途切れることがある(特にAmarra Hifiで)。まぁ、0.5秒もないごくわずかなものなので、許容範囲。ソフトの挙動としてはHDDをリアルタイムに読み出しているのではなくてメモリーに数曲分読み込んでいるみたいなので、そこら辺の継ぎ目の処理とかあるのかもしれない。
ここまでやってみて初めて感じたけど気分または安定度等でソフトを切り替えて使うのはイイね、面白い。
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