2016/12/23

フィッシュマンズ リマスター(2)

あ、あれ、前回の入力からなんで3ヶ月も経ってるんだ(汗)

フィッシュマンズのリマスターのCDを買った後に、少し予想はしていたものの、ハイレゾ版が発売された。アルバムは結構高額なので気にならないのだがシングル"Go Go Round This World!"と"Melody"はCDより安いので失敗したと思った。発売日をずらさないとCDが売れないのは想像がつくけどなんか腑に落ちないものがある。

ハイレゾ版は買わないつもりだったが、そういう人間を釣るかのようにw、4曲入りのハイレゾお試し版なるものが発売されたのでe-onkyoで買ってみた。
んで、下図のように同じ曲でリマスターCDのリッピングとハイレゾ版を並べて聞いてみたが、少なくとも"感謝(驚)"に関しては違いがよくわからなかった。いや、高域のエッジが効いてるとかに意識を置けば違うのは違うのだが、その違いに意味を感じられないという言い方のほうがイイか。差異の認識は可能だけど心証が変わらないのだ。オーディオマニアってのは未知の曲を追い求めるのも当然あるけども、どちらかというと既知の曲にもかかわらず、再生装置や環境を変えることによってハッとするような体験が新たに得られることに喜びを覚えるような感じだと思うのだが、その感じは得られない。CDクオリティでも問題なかった。もちろん機器にもよるから他の環境でどうかはわからないけど。

でも、ハイレゾ販売をダシにしたリマスター仕事ってのは期待したい。ハイレゾそのものが良い(悪い)じゃなくてマスターテープ(音源)から起こし直して、かつ有意義な編集を施したリマスター版を発売してくれることが重要。単に16/44.1音源を24/192で録音したとかレコード盤を録音し直したとかじゃなくて、今現在の基準で音をいじる方を期待したい。

あとアナログ。今月はアナログを聴き返しているがこれはやっぱり楽しい。ハイレゾかどうかは置いといて、回転して針がなぞっているのをみながら音が出ているというこの状態は無条件に楽しい。さらに45回転盤だと音が独特の強さ(?)というかグルーヴがあってたまらない。

2016/09/22

フィッシュマンズ リマスター

今月発売されたFishmansのリマスタリング盤を2枚買ってみた。特にzAk氏リマスタリングのものは期待せざるを得ないが、一度に全部買う勇気はなく...。

以前買ったものを収納から探し出して並べて撮った。あ〜 こうやって加齢するんだ、と思った。今でも聴いているというこの現実。

    Oh! Mountain
  • PCCA-01196 (1998/04/17)
    画像中央・非リマスタリング←これが既にReissue-Seriesとして販売されていた。オリジナル盤は持ってない。
  • PCCA-50128 (2009/07/15)
    画像左・非リマスタリング・HQCD仕様・紙ジャケット仕様
  • PCCA-50249 (2016/09/07)
    画像右・今回のリマスタリング盤・UHQCD仕様
これを選んだ理由は、内容はとても良いのだが音質はちょっと惜しいなぁと最初に買った時から思っていたため。全体的にちょっとこもった感じがしていると思う。特にこの作品以降("空中キャンプ"以降)と比較すると気になってしまうんですよ。まーライブの録音を加工したものだから仕方無いのだろう、と思っていた。で、今回のリマスターがその辺どうなのか!?については、かなり解消されている!音の感じが今年6月に発売された"LONG SEASON '96~7 96.12.26 赤坂BLITZ"みたいなイメージ、というと大げさだが、ライブ感が増していると思う。なんだか比較的最近の録音を聞いてるみたいな。

    宇宙 日本 世田谷
  • POCH-1640 (1997/07/24)
    画像中央・オリジナル盤
  • UMCC-9013 (2009/03/25)
    画像左・非リマスタリング・SHM-CD仕様・紙ジャケット仕様
  • UPCY-7176 (2016/09/07)
    画像右・今回のリマスタリング盤・SHM-CD仕
これはもともと十分に音が良く(HiFiという意味よりはあまりにも完成された音世界になっていて隙がない感じ)、しかも同じ人がリマスターするわけだし一体どう変化するのかという興味で買ったけど、同じ空気のまま上下を伸ばした感じがする。リマスター盤を聴いた後にオリジナルを聞くと、一回り小さい音像になっている感じ。音質向上の意味で購入に優先順位を付けるならば、Oh!Mountain(前期フィッシュマンズ)の方が先だろう。

この感じだと"Orange"、"Neo Yankees' Holiday"は買いかも... 10月に出る"Go Go Round This World!"、"Melody"は必須でしょう。(特にGo Go Roundの方はかなり音がイマイチなので)

"Chappie, Don't Cry","King Master George"はそこまで思い入れがないので後回しだが、木村氏となるとこれよりクラムボンのリマスタリング盤をまだ買っていないのでそっち先だな。迷うなーとか言って半年経っているぢゃないか。クラムボンの最新CDはそこら辺で売ってないし、ちょっとついて行けなくなったようだ。渋谷の楽器屋で売ってるみたいだけど通勤で通らなくなってからは全然行かないわー しかも今度新宿アルタにHMVが出来るそうで、ますます新宿以南が縁遠くなりそう。「シスコタモリ店」再来なのか!?

2016/08/19

SoundWarrior SWD-CL10OCX,SWD-CT10

今、CDプレーヤー(正確に言うとプレーヤーではなくトランスポーター)はSoundWarriorこと城下工業株式会社のSWD-CT10を使っていて、クロックジェネレーターとして同社のSWD-CL10OCXを繋げている。(ところでサウンドウォーリアって名前がダサいと思うのはおれだけか。いろいろな機器のOEM製造元らしいので、あまりかっこよくして出しゃばるわけにはいかないのかもしれない)
これにした理由は、設置スペースがターンテーブルやアンプに取られてしまい、フルサイズコンポのCDプレーヤーを置くスペースが無いから。大きいものを置ける場合はわざわざこれにする必要は無いと思う。CDをスロットイン・アウトする感触がチープで、いいものでは無いけどそれは別にどうでもいい。SWD-CT10単体の音質に関する感想はよく分からない。アップサンプリング機能も必須ではない。OlasonicのNANO-CD1と当然迷ったが、SWD-CT10が後発でクロック入力があり、価格もほぼ同じだからどうせならこっちでしょ、ということで。でも今思うとNANO-CD1のアルミダイキャスト一体型の筐体は結構いいかもしれないと思う。
クロックジェネレーターのSWD-CL10OCXはCD再生に必須ではなく、しかし端子が付いている以上試さずにはいられないという、マニヤ思考のアレ。
クロックについては以前rosendahlというメーカーの製品を持っていたことがあるけど当時は正直いって違いが分からず、音質の向上という意味では懐疑的だけど再び気になってしまい、ええーい買ってしまえーってな感じ。PCのオーディオインターフェースにも使えるし再び試す価値はあるだろう、と。

今回のSWD-CL10OCXは音質変化を認識できるか?という面では認識できた。ただまぁ、必須かというと別にそこまでではないかな...。これを使うと音のピントがビシっと合ったようになり、少し音が引っ込み奥行き感が増す。悪くないのは確かで、使わない方がいいということはないけど、使わないと聴いてられないというわけでもなく...。高解像度の追求に価値を置く場合はもっと喜べるだろうけど今そのモードではなくなっているので余計にそう思う。

SWD-CT10のサンプリング周波数設定は、SWD-CL10OCXのボタンから変更できるのでポチポチ押してアップサンプリングを試すわけだが、これも必須感は無い。よくアップサンプリングで音が良くなったという話があるけど、アップによって曲の情報量が増えるように思いがちだけどそうではなく、おそらくDAC側の処理が変わるとか安定するとかで結果的によく聴こえたということではないかと考える。サンプリング周波数でノイズが出る帯域が変わるといった話はどこかで見た。機器内部で強制アップサンプリングしているDAC,プレーヤーはまさにそれかと。

SWD-CL10は2モデルあって標準がTCXOのみ搭載で、名前に"OCX"が付いたものはTCXOとOCXO両方搭載しており、切り替えができる。この違いが、予想以上に分からない...(笑)。外部クロックのON/OFFはわかりやすいけど水晶発振の管理方式の違いは微妙、今のところ。精神衛生上は当然ながらOCXOの方がいいけど、おもむろにボタンを押してTCXOにしてみてもあれっ...。OCXOの44.1kHzよりTCXOの88.2kHzの方がちょっといいかな?とか色々やりだしてどーでもよくなってくるという。

電源は、FIDELIXのACアダプターを1つ持っていたのでこれを使ってみているが、SWD-CT10にFIDELIXをつけた方が全体的に音がシャープになり良い効果を感じる。上記のクロック周波数の違いとかTCXO/OCXOの違いとかより電源の違いの方が分かりやすく、意義を感じるのでSWD-CL10OCXにもFIDELIXをつけたいと思う。なんだよやっぱり電源かよー。FIDELIX電源にすると本体の大きさと電源の大きさがほぼ同じになり、相対的に強力な電源を使っていることになろう。



ARIWA再発

昨年、Mad Professor及びそのレーベルであるARIWA作品の再発盤が出ていたのを先日知って何枚か買った。発売すぐに買ってればマグカッププレゼントとかあったらしいが知らなかった。 ぃゃー、ダブ・レゲエ系にバックロードホーン型スピーカーはよく合う!バックロードホーンの意義をやっとまともに感じたかもしれない!? でも大音量出すと階下がヤバい! この手の曲は定位とか奥行き感とか無いので単純に低音の具合というところだけで。
っていうか、レゲエのサウンドシステムのウーハー部分ってバックロードホーンじゃないっすかあの形。そうかそうかなるほどなるほど。これは想像だが、屋外用サウンドシステムではホーンによる低音が気持ちイイのではなかろうか。ここ何年か全然行ってないけどフェスでもそういうのあったような気がするなぁ。スピーカーがホーンかどうかなんて気にしたことなかったからわからないけど。


"ARIWA SOUNDS:THE EARLY SESSIONS 1979-1981 (+8)"のサウンドが、なんだかとてもフィッシュマンズに似たものを感じる。時代が逆だからフィッシュマンズの先祖って感じ。

Technocraft Audiodesign MODEL45 II TUBE XLR

音楽CDって全然売れてないとは思うが、個人的にはなんだかんだでCDを再び買い出している。理由はダウンロードより大半は安い・CDで問題無いと感じられる機器構成になった(後述)・価値観の小変更が起きたから。
同価格同仕様でハイレゾダウンロード版が存在する場合はそれを買うことにしているが、残念ながらそのケースは少ない。ハイレゾ否定派ではないのにこうなってしまう。ちょっと値段高すぎやしませんかね日本のハイレゾ。bandcampとかbleepなんかはCD品質のままがほとんどだけどCDより安いので、こういう場合は迷うことなくダウンロードを買うけども。

今までもハイレゾだけ買ってたわけではなかったので、変わらないといえば変わらないが、精神衛生面が少し変わった。今まで、同一内容でハイレゾと非ハイレゾが両方発売されている場合に後者を買うのは価格差があるとはいえオーディオ趣味的に"ちょっと損した"気になっていたのだが、そう思わなくなった。CDで全然問題なしという感じ。これは、テクノクラフトオーディオデザインの製品によって起きた。

現在のCD再生用機器:
  • トランスポーター:Sound Warrior SWD-CT10
  • DAコンバーター:Technocraft Audiodesign MODEL45 II TUBE XLR
  • クロック:Sound Warrior SWD-CL10OCX
  • トランスポート用電源:FIDELIX ACアダプター電源
(写真を撮るために置いただけで普段ターンテーブルカバーには乗せていない)

重要なのはTechnocraft Audiodesign MODEL45 II TUBE XLRで、あとは特にコレでなければということはない。このメーカーは試聴機を貸してくれるのでwebを見て気になったら試すのがベスト。何年か前から存在は知っていたが、いくらwebを見ても主張が理解できず、他のメーカーでも同じような言葉を見かけるし、検索しても全然ヒットしないし、超マイナーだし、などなどで及び腰になっていたが、ブログも遡って見つつ何回か試聴もすれば「ああっもしかしてコレのことかな?」という程度になり、そのあとは何だか色々思うところが出てきて買ってみた。
このメーカーが言っていることは多分、
  • 音の良し悪しの判断基準は、音色や周波数帯域や特性で捉えるよりも、もっと良い方法がある。(今の主流が、無意識にその方向になっていそうなのが厄介)
  • その具体的ソリューションはグラウンドアイソレーションである。
ということだと思う(違うかもしれないので気になる人はweb見て各々判断してください)。
普通は、このあたりのことは広範囲にフワッとしていて、結局「好みの問題」ってことで収束すると思う。その中で比較的に言葉で説明しやすく、実際に聞いても変化を聴き取れるのが音色や周波数帯域・特性・価格などではなかろうか。しかしベースがフワッとしている以上、共通認識には限界があるし、好みの問題だと言われるとその先は無いし、そもそも高額すぎて買えないものにケチつけるのって変だし、安価なものと高価なものが並んでいて安価な方「が」(「で」ではなく)いいって言い切ることは中々難しいし、そこに提灯記事が混ざってきて...(あぁ趣味として斜陽感ありあり...)みたいな感じ。
この「好みの問題」領域に対してもう少し深入りして分析してやろうじゃないかというのがこのメーカーではないだろうか。「好み」とされている領域には、実は好みとして一緒くたにしない方がいい、技術的に迫れる部分が存在しているのだが、商売の都合もあるし触れずにおこう、とか、又は悪意ではなく純粋にそもそもその提案の意味がわからない、とか、そういう感じではないだろうか。(違うかもしれないので気になる人はweb見て各々判断してください)

おそらく、このメーカーのように明示はしていないからモヤモヤするものの、同じような思想と技術を持っているメーカーは他にもあるのではないか。ガレージメーカーは特にありそうな気がするがどうなんだろう。いや、あって欲しい。

真空管12AU7とマイナー?なICを使ったDACで、やはり12AU7らしい音がしますね、PCM16bit/96kHzまでの対応、DSD非対応、ACアダプターがスイッチング電源なのが惜しい、的な説明だと説明になってない、そんな感じ。かといって音楽に宿る生命力が削がれることなく、かつグランカッサではデリカシーの高さが...みたいなんじゃ余計怪しいわ!ってな感じ。そのどちらにも立ってないと思う。どちらかに立てて判断しようとすれば出来るわけで、そこをどう捉えますかね、というところ。
詳細は書かないけど一時期これの5倍位の価格のDACを使っていたこともあるけど(今思えば勇み足だった)、正直あまり変わらないというか、当然音に違いはあるものの少なくとも価格差に納得はできない状態ではあった。価値観がしっくりくれば、相当な価格のところまで対抗しうるクオリティがあると思う。
雑誌「MJ 無線と実験」には時々レビューが掲載されているが、あの評論に関しては結果的に違和感を感じないのはさすがプロの仕事...。

そんなこんなで説明になってなさそうだがまとまらないのでこの辺で一旦止めるとして、これでCDないしはPCからCDクオリティの音源を流すと、よく聴こえてしまい、殊更高額なハイレゾに傾倒する必要を感じなくなった次第。ハイレゾが嫌だとかダメだということではなくて、安価に買える方のメディアで満足感を得られるようになった。
問題なのはそのスペックではなく、音源の製造プロセス(録音・マスタリングなど)の方なのは間違いない。最新デジタル・リマスターってかえって不安になる...

あ、ちなみにこのメーカー(東京の"オーデザ"とは無関係の京都の会社)は納期2ヶ月以上かかるのでその点はご留意を(試聴してるだけにこの間非常に待ち遠しいのだが、少し忘れかかった)。

2016/07/18

Fishmans Dub Sound System 7月の現状

フィッシュマンズの2016年ライブ(ツアー)、初めは行く気が起きなかったのだが、頭の片隅から離れないことが気になってきて、当日の午後まで迷いに迷った挙句、Zepp東京の当日券を買った。何年ぶりにZepp行ったかわからん。
色々思うことはあるわけで、青海駅に着いてからもまだ結構不安混じりだったけど(期待20%,不安80%位)、結果的には感激200%といった感じ。まさに感謝(驚)だった。フィッシュマンズが一応現在進行形である、と捉えた上で時々温泉に入るみたいに「フィッシュマンズ・ダブ・サウンドシステム」を浴びましょう!といった機会なのだ、とか考えてた。
フィッシュマンズメンバーが二人(HONZIをメンバーと言わずしてなんという)もあちらに行っているのにこんなに生き永らえている(?)のはZAK氏のサウンドシステムに依るところが大きいはずで、これは本当に有難いことだと思う。

ステージに立っているメンバーが多い(7~8人)こともあるけど、サウンドが異様に強力で、皆さんいろんな想いがドバーッと出てる感じありありだった。ただただ音がかっこいい。久々に翌日も耳がキーンってなり、サウンドが頭に焼付く感じが気持ちいい。
Long Season演奏は予め発表されていて実際Asa-Chang&欣ちゃんで炸裂し、最後の曲がこれでアンコールもなしで終わるかなと思ったら全然そのあとたくさん曲演った(笑)。今に於いてはそれで良いんだなと思えた。今回曲順が絶妙に良かったと思う。3時間半も演ってくれたけどもっと短く感じた。

会場を出て駅に向かうには階段を上る(TOYOTAの中に入る)か、1階のまま建物間の隙間を裏側に抜けるかのいずれかのようだが、流れに乗って裏側に行く方で歩いていたら綺麗な山吹色のおそらくミニクラブマン・エステートと思われる旧車が止まっていた。佐藤氏が乗っていた車だと思う。ただのミニじゃなくてエステート型で後部扉の傾斜が独特で、めちゃくちゃかっこいいというわけでもない微妙な具合のやつ。ピカピカだったので相当レストアされているようだ。どなたか関係者が乗っていらっしゃるのだろう。写真撮ろうと思ったがスタッフ誘導員が撮らせない感じだったので諦めた。

グッズはあまり買わないけど今回カセットテープ買った。でもカセットデッキもう持ってないよ今から買うべきか!?カセットって急にリバイバルしてきた感があるけどなぜ?大量生産できる工場がまだ残っているということ?演歌系の新譜はまだカセット出てるからそこで作ってるのかな? これテープが茶色いからクローム・メタルじゃなくてノーマルだよね?(笑)

ダウンロードコードも入っているのでまずはファイルで聴いたけど2016年版の強力サウンドのフィッシュマンズが聴ける。





2016/07/14

FE108-Sol + BK108-Sol

FOSTEXのバックロードホーンエンクロージャー P1000-BH に面白みを感じ、あれこれ調べていたが、結局同社の上位機種FE108-Sol,BK108-Solを買ってしまったー。
FE108-SolとBK108-Solは、一応純正(バックロードホーンクラスタにおいては純正もなにもないだろうけど)組み合わせで、しかもメーカーの情報を見ると生産台数がそれぞれ2000台と100台という、まったく釣り合わない数からして純正が亜流で、自作箱が正統派ということだ。その辺を重々承知で少量生産するこのメーカーはなんとなく好印象だ。幾つかの木工業者でも箱を製造しているようだけど、個人的にはFOSTEXから発売されていなかったらP1000-BHだけで止めていた可能性が高い。そう思ってしまうくらい、どんな音がするのかよくわかっておらず、その上で箱を自作して確かめようという気はないもので...(あ、その前に板を広げて接着剤が乾くのを待つような作業スペースもなかったわw)。

BK108-Solに価値を感じるのは素材がMDFではないことだ。過去の幾つかの経験からするとMDFはなぜか音がノッて来ないというかつまんない感じになりやすく("MDFっぽい音"みたいなものを感じる)、好きになれないのでこれもポイント高し。ちなみにP1000-BHは全面MDFだけど。

そんでもって、今導入して1ヶ月くらい経ってますが、初めはP1000-BHと同様に非常にバランスの悪い音(スカスカな感じ)だったが、今は安定してきたように思う。耳が慣れてきただけなのか?よくわからないけど。超低音はたぶん出てなさそうだが、普通の低音はドバドバ出てる。調子に乗って大音量出してたら見事に苦情が来たので間違い無いかと(汗)。

他メーカー完成品で主流の2way,3wayスピーカーに対して10cm径のユニット1個のみ、ってそもそもどうなんだよ?ということについては、全く問題ないことはよくわかった。好みの問題はあれど、質の優劣にハンデをつけた感想ではないです。この組み合わせはペアで10万円台後半だけど、少ない経験上でもこの2〜3倍くらいの値段の完成品と十分に肩を並べると思う(ちゃんと比べたわけじゃないからわからないけどね)。

全体的にモニタースピーカー的な鳴り方ではなく、これがいわゆる"クセがある音"ってやつだと思うが、バスレフ型・密閉型で上手く鳴らせていない状態(自分のことっすよアハハアハハ)よりは良いと思う。この中にはネットワーク回路なしのフルレンジが故の良さも含まれているはずだが境目は不明。バスレフ型・密閉型でもフルレンジを組んでみて比べてみたいところだ。

バックロードホーンの音は人によって好き嫌いが激しい、という説は、なんとなく想像がつく。フラットに出てないだろうなコレ、ってのは感じる。音に勢いがある帯域と無い帯域があると思う。ただそれも悪くないと思える。勢いのある部分の良さがそれを補って余りあるということ。
もしかすると意外と狭い部屋(ウチの事)に向いているかもしれない。狭い部屋にはフルレンジでライトウェイトに行こう!ってな感じで。低能率2Way3Wayスピーカーばかり使っていたのでこれにはハッとするものがある。

見た目は、1ヶ月経って慣れたものの、かっこ悪いと思う(笑)。そのうち色を塗り替えるかもしれない。

ユニットを止めるネジを、付属の鉄製からマグネシウム製ネジに変えてみた。少しだけ音が軽快になったと思う。でも単に増し締め効果があっただけかもしれない。

バックロードホーンにスーパーツィーターを載せることが、FE108-Solの場合はよくわからないが他モデルの場合常套手段のようだ。高域に不満を感じていないものの、趣味的には試してみたい。ネットワーク回路は不要でツィーター側にコンデンサーとアッテネーターを付けるのみで使えるということで、フルレンジの良さは失われないということだと思うのでこれはそのうちに。



2016/05/21

P1000-BH 1週間

FOSTEX フルレンジスピーカーユニット FE103En と バックロードホーンキャビネット P1000-BH の組み合わせで一週間ほど経ち、だいぶ低音が出てきたと思う。ユニットが多少は馴染んできた?感じがする。
PCソフト側のEQでわざと低音過多にして鳴らしたりしていた。

当たり前だけど設置場所や向きで聴こえ方が結構変わるので、まだわからないけど全体的に見て低音がほとんど無いのは仕様なんだろうなぁ、と考えている。大きさ的にこういうものなのだろうと。

今まで、スピーカーを複数所有して切り替えて使う、ということは考えたことが無かった(なんとなく避けていた)が、それもアリだなぁ。P1000-BHだけで済ますのは無理だけど、併用したいと思えてくる。

2016/05/16

バックロードホーン登山口

スピーカーのことをいろいろ考えていて、ネットワーク回路なしのフルレンジを一度試したいと思い、それならあのバックロードホーン式なるものがいいだろう!?、っていうことで調べてみるも、なんていうか"自作 or Die"みたいな状況で、あー雑誌立ち読みしてもスルーしてたあのページの部分全開だなぁ、ってな感じでオーディオ趣味の深さを思い知るわけですが、そこで非常に数少ない半完成品かつグローバル企業FOSTEXから発売されているエンクロージャー P1000-BH とフルレンジユニット FE103En を買ってネジ止めしてみた。
今日、音鳴らし始めて2日目なんですが(アンプは某EL34真空管。これもなんだか「結局この領域に来てしまった」的なものを感じるが)、うーん「フルレンジの良さ」の片鱗は感じられるものの、低音がほとんど無い無さすぎる...。中高域特にギターとかバイオリンとか弦っぽい音はおぉ〜って思うけどなんか違うよなぁこれ。"ハイ上がり"っていう言い方とも違うような。スピーカーから耳までの距離が1m、またはもっと近いくらいだとまぁいいが、1.5m離れると厳しい。あと上下の指向性が高いようで、既存スピーカーの上に乗っけてるので見上げる位置にあるのだがこれだとダメで、自分が立って耳の高さを合わせるとだいぶ良くなるけども。
もっと鳴らし続けると変わる(低音が出る)のだろうか? それともこのサイズだと"こんなもん"なのだろうか?

今まであまり聞いたことの無いシャキッとした中高域、これがきっとネットワーク回路なしの良さと思われるがこれなどすごいような気がするし(しかも調整計測無しのただネジ止めしただけで)、深夜など小音量しか出せない状況ならこの低音の無さでもいいと思うけど、全体的にとにかく低音が腑に落ちない(笑)。バックロードホーンの良さが理解できてないだろう、ってことだけは解る。

こうなると大型のバックロードホーン(というかP1000-BHが小さすぎるだけでバックロードはデカいのが普通のようだ)や、この際フルレンジのバスレフ型・密閉型も気になる。エンクロージャーの自作はちょっと無理なので出来合いの箱しかやる気はないけども。
いやぁ深い、深いっす。




2016/05/15

FOSTEX PC-1e モノラル化

プリアンプ購入までの繋ぎとして、FOSTEXのボリューム(抵抗器)PC-1eを二つ買って左右別々に動かすようにしてみた。本来は1台で左右両方使えるのだが、左右グラウンド分離をしたいのでこのようにした。
元々出力用の端子であるRCAを片方入力、片方出力とし、元々入力用の端子であるステレオミニは除去。


これは元の状態。


これは改造後。つまり2連ボリュームの片方しか使ってない。何もこの製品でなくても部品を買ってきた方がさらに安いかもしれないが、このボディが良さそうだったので。この2連ボリュームは部品単体で2〜300円のようだ。1連ボリュームだったら100円台。電線は余っていたNanotec Systems Golden Stradaを使用。


音は、右に回していくとハムノイズみたいなものが聞こえてきますが(笑)、つなぎとして何ら問題なく使える。あと音量は左右別々に調整するのは悪くない。



2016/04/17

D-REN

桂花ラーメンは時々行っているがさらに行こう。


FIDELIXのヘッドシェル"MITCHAKU"を買った、この形どこかで見たことあると思ったらAudio-Technicaのテクニハードシリーズのやつだ。でも指かけの所とか、あれより良い。それでこのシリーズはカートリッジとリード線の距離が非常に短く、市販のリード線だと線が余りまくって気持ち悪いので、オヤイデ電気のシェルチップを使って短いリード線を自作してみた。線自体は手持ちで余ってたVOVOX製の銅単線。シェルチップへの半田付けが難しい...。2個ほど失敗したがなんとか出来た。全長21mm位。

装着するとこんな感じ。オヤイデ電気のシェルチップの初期状態は端子への嵌合が非常にきついっていうか、全く入らないので事前に広げてやる必要があるが、その広げが足りなくて、あと1.5mmくらいは深く差したかったが無理。特に赤い線が中途半端。かといってユルユルになるまで広げすぎてもダメなのでこの辺が面倒だなぁ。想定ではDS001カートリッジの先端がMITCHAKUの先端とほぼツライチになる(ビス位置を最も内側にしたかった)はずだったのだが。音は単線だけあって、まさに単線らしい直球な音。悪くない。最高にいいという感じでもないけど。


噂の!?サンシャイン D-REN 買ってみた。硬めの材料と想像(fo.qとかカグスベールみたいな)していたらなんだこれグニャグニャのゴムですよしかも臭気が強め。ただのゴムじゃなくてマグネシウム箔が中に挟まっているそう。
CDプレーヤーの下とかアンプの下とかに置いてみたら、多少音が締まる感じはあっていいんだけど、久々にゴム系を聞いたからわからないけどゴム系のインシュレーターって大体こんなんだったような気もするし、同社のS4とかも持ってるので機器の下はまぁ後回しでいいかということにして、スピーカーに敷くボードのところをやってみた。
今まで床→S50→V50だったが、今回床→V50→D-REN→S50としてみた。ちなみにこの床のカーペットは「静床ライト」という防音機能付きのもので、ある意味サンシャインより効果を感じる(笑)。床が頑丈な家だと要らないと思うけどヤワい所だったらまずここからじゃないかと思う。オーディオはハコと電気でほぼ決まってしまうと感じずにはいられない...この時点でもう何やっても気休めだなと思わなくもない。

床→V50→D-REN→S50の図。こう書かないとわけわからない写真だ... 音は、床→S50→V50 よりメリハリが出たような気がする。ただ、ここで戻して再度確認とかする気力がないので確信は持てない。D-RENを置いたから良いのか、SボードとVボードの順番を逆にしたのが良いのかもわからない。

今までで、サンシャイン製品で強力な効果を感じたものはMg Spencerで、今回も期待したけど比較が面倒臭いのもあってよく分からない、でも悪くなったらすぐ気づくと思うので、そうはなっていないから一旦は良し、と。



2016/03/22

ブラシ

アナログレコードの盤面に付着する埃を取り除くブラシについて、オーディオ用として定番?らしいやつあるじゃないですか化粧品みたいな名前のやつ。買おうと思ったんだけどどうも価格に納得がいかないのと、静電気除去が目的となるといかにも他にありそう、少なくとも洋服ブラシにそういうやつあるしパソコン用にもあったと思うので、その辺で使えそうなやつを探したらタミヤの「モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ」が価格・見た目ともに良さげなので買ってみた。比較できてないのでわからないが、ブラシとしては全く問題なし。オーディオ用とされるものの約1/7の価格だし、その差額でレイカバランスウォッシャー買った方がいいと思う、っていうか買ってしまった。

これ導電性が確かにあって、スマホの画面をこれで撫でると指で触るのと同じように画面がスクロールします。歯ブラシとかだとスクロールしません。


レコード聴くときの基本はAudio-Technicaのレコードクリニカ AT6017で、もう過去3,4回くらい買い替えてる。あまりゴシゴシやると盤面傷つくので(昔よくやった...)、軽くやってから状況によってはタミヤのブラシ、ということにしている。中古購入盤とか久々に引っ張り出した盤で気になる場合はレイカも。レイカはみなさん口を揃えて言うようにホントすごい効果だがジャンジャン使うにはコストが厳しいので手持ち使い切ったらレコクリンを試したい。中性洗剤で洗うとかも昔やったことあるけど面倒でそこまではいいやとなってしまう。ちゃんと拭かないと水滴の痕みたいの着くしね。












2016/02/28

クラムボンハイレゾとか

クラムボンの旧作がリマスタリング&ハイレゾ化で再発されましたが、ちょっと前だったら速攻買ってるところだが本日現在まだ1つも買っておらず...。とりあえずオリジナル盤が強力に音が悪い(笑)、けど毎日のように聴いていた「まちわび まちさび」「ドラマチック」は買うつもり。当時のCDはフラッシュ・ディスク・ランチのケースに入れてるが故に売るに売れないし、別に売ったとしても高くなるもんでもないので比較を楽しめそうではあるんだけど、まだ買ってない理由は機器調整中っつうか今まともなアンプがなくて買ってもちゃんと聴けなくて少々ストレスが溜まっているのと、販売ファイル形式が3つあり、"flac 24bit/96kHz","DSF 5.6MHz","DSF 11.2MHz"なんだがどれにしたらいいか迷うということだ。

今回はリマスターの説明が、随分と詳しくかつ長文で、OTOTOY,e-onkyoなどに載ってて、なかなかこういう情報って出てこないのでありがたいことではあるのだが、読んでるとなんだか迷うんだよなー。DSF5.6はやめてFLACかDSF11.2かな。で、価格が1枚あたり926円も違う。うーん
http://www.e-onkyo.com/news/420/
http://ototoy.jp/feature/2016022400/クラムボン、リマスタリングした過去作をDSD配信%26エンジニア、木村健太郎インタヴュー

e-onkyoの記事 からの引用↓
--どのアルバムもハーフ・インチのアナログ・テープからA/D変換したファイル(96kHz/24bit)をマスターとして使用したそうですね(注1)
注1◎『JP』の「いたくない いたくない」、「タイムリミット(streeya ♪ mix)」は44.1kHz/16bitのDATマスター、『Re-Clammbon』の全曲は48kHz/16bitのDATマスター、『id』の「道 artcore ver.」は48kHz/16bitのDVD-Videoマスターを使用。

OTOTOYの記事からの引用↓
——今回の工程って、一応アップサンプリングをしたことになりますよね。でも俗に言う、ソフトを使ってビットをあげるっていうことではないですもんね。

木村 : あぁ、波形を伸ばすってやつですね。そういうのは全然やっていません。

——では、もともとが16bit/44.1KHzのものを、今回のような流れでマスタリングを行い、16bit/44.1KHzにするのと、24bit/96KHzにするのでは、何が違うのでしょうか?

木村 : 1番の違いは、再生する時のクロックです。96KHzのクロックと44.1KHzのクロックではやっぱり明らかに音が違うので。波形が伸びていなくても96KHzのクロックだったら96KHzの音になるんです。そこしか違いはないと思います。音の違いで言えば、44.1KHzより96KHzの方が、やっぱり空間が広い感じがします。

——では、DSDで戻ってきたものとはどう違うんですか?

木村 : PCMとDSDの違いですね。あんまりうまく説明できませんが、PCMってギザギザした音なんです。DSDはもっと滑らかいっていうか。音にはそういう違いがあります。

正直、この辺が迷うところだ(笑)。買って試すしかないんだけども。Grimm AudioのクロックジェネレーターCC1が写真に載ってますがこれ時々中古で見かけるので用意すればさらにいいかと(いやおれは用意しないけど)。あと写真見てるとラックの機材のネジ止め方法が、ネジ穴が片耳2個あっても1個ずつしかついてないんですね、まさかネジが足りないとかはないだろうからこれは振動制御の技なのではないかと推測する。


あと今回のリマスターは先行してCD盤でも発売されているけどこれってなんですか、この記事から行くとPCM(24bit/96kHz)をダウンコンバートしたんですかね?DSD->WAV変換&ダウンコンバートはないだろうから。

ふとOTOTOY,e-onkyo両方のランキングを見たらe-onkyoはほとんど載ってない(客層の違いを見事に反映か)上に形式が表示されていないけど、OTOTOYの方は「JP」の5.6MHz、「2010」の11.2MHzが売れているようだ。うーむこの選択肢の中でFLACを選ぶ人はいないか...

2016/01/06

SL-1200G

Technicsターンテーブル復活。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20160106_737789.html
ターンテーブル復活の話自体は昨年から出ていたけど、まさかSL-1200シリーズまんまの形で来るとは思わず驚きだ。全体的に今までと何が違うのかよくわからないのだが、重量は今までが10-11kgなのに対して、18kgと書かれている。モーターや電源の強化だけで7kg増とも思えないのでデッドニングの素材を詰め込んでいるのだろうか!? 上位モデルと下位モデルがどちらも4000ドル程度、って48万円くらい!?値付けが謎だー SL-1200の後期が安すぎたとは言え、いったい何がどうなってその値段に?Pioneer PLX−1000との差別化は出来ているんだよなぁ...?
比較としては変かもしれないがベルトドライブ機のLUXMAN PD-171Aだって50万円前後で、筐体・アームともにあっちのほうがよさげだし、続報に期待かっ。

アナログはやっぱり楽しい。音質も良いんだけどそれだけではない良さがあるというところに尽きる。