2012/11/12

石神井公園ふるさと文化館

練馬区立石神井公園ふるさと文化館で今日までやっていた 特別展「鉄道の開通と小さな旅‐西武・東上沿線の観光‐」 に行った。
石神井公園駅初めて降りた。再開発中なんですね。


ずいぶん立派な建物ですなーこれ。2階の狭い部屋で今回の展示が行われていた。最終日のせいもあるか、思ったより混んでたよ。図録がバンバン売れてておれも買った。豊島園ってもともと豊島氏の城だったとか知らなかった。東武東上線でレコードプレーヤーを車内に設置して音楽を流しながら走る「ミュージック・カー」が存在したとかも大変興味深い。レコード針飛ばないのかよ。しかもそれで行き先が長瀞とか越生っていう渋さ(笑)。

ナニがイイと言うと上手く言えないのだがおれは地図的に秩父奥多摩辺りが好きなのである。ハイキングに適しているとかいう理由ではなく、東京から近い割に農村感が溢れていたり山が結構高いとか鍾乳洞が多いとか、峠を越えて秩父にたどり着いたらさらに先に秩父鉄道が走っている感じが少し不思議な気がしてしまうというようなことが混ざり合っているからかも知れない。飯能でスイッチバックする線路構造とか、東上線の「男衾」「寄居」といった独特な駅名とかも良くて路線図が気になってしょうがなかった。
よく行ってたというわけでもなくて地図や本の情報だけでそういう印象があり、小さい頃から地図のあそこら辺が良いオーラが出ていたのでよくわからない。

最近になって実際に行ってみるようになったが、その何となく気になる感じはキープされているのは面白い。箱根みたいな華やかさが全然ないのがよく、観光的に不便すぎず便利すぎず実はポイント高いんである。蕎麦や野菜がかなり旨いし。
この展示を見ると、戦前から観光に相当力を入れていることが窺えるからこんな言い方じゃ怒られるかもしれないけど。

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