2012/05/21

Thomas Demand トーマス・デマンド展

昨日、トーマス・デマンド展という展覧会に行きました@東京都現代美術館。
隣近所が土木工事やっててうるさくて、時々弱い地震のような振動も来てしまうのでとりあえず外出しようと思って、若洲のゲートブリッジでも行ってみようかと思ったけど澄み渡った晴れではないし眺め悪かろう、そこで何か無いかと思った時の美術館博物館頼み、いくつか調べた所ここが一番ピンと来た!しかも初日!
という程度の毎度の予備知識ゼロで行ったんですけど、初日の本人来日講演にも間に合ってしまい、一度も作品見たことないのに講演から始まりました。
通訳付きの講演を2時間みっちり拝聴してケツの骨が痛くなったところで実物拝見となりましたが、
おぉぉぉ。。。と言いっぱなしの濃い内容でございました。
講演聴いたから分かったけどさ、いきなり見たら殆ど解らないですよコレ紙製かよなんなんだよいったい...(しかも大半は実物大スケールで制作)

あ、立体物が置いてあるわけではなくて、紙製の物体を撮影したものが作品で、つまり全部写真か動画なんですけど、それを見ていろいろ考える過程が杉本博司先生の作品と似てる。見た目が似てるということじゃなくて思いの至り方みたいなものです。
制作に死ぬほど時間かかっていそうだけども見る側としてはじーっと鑑賞してフムフム...みたいなのじゃなくて、割とさーっと見終わってしまって、あとからジワッとくるようなタイプだと思ったので、コレはつまりもう一回見に行きたい。

作品を紹介している書籍も出てるけど、もともと平面の写真が作品なのに、なぜか印刷物だとイマイチ。巨大な写真で見ないとグッとこない。単に大きさの問題だろうか。巨大な写真と言ったってあんな3mも4mもあるようなものは現像液に浸けてるわけじゃなくて印刷だろうしなぁ。



全然関係ないけどここら辺に「レッドロブスター」があったと思うんだけど久々に行ったら無かった。遥か昔、レッドロブスターのTVCMが大量に流れてて、でも当時ネットもないしどこにあるか分からず、名前は知ってるけど見たことない謎の店でした。今でも結構店舗存在しているようだけど未だに行ったことないです。

その代わりじゃないけど木場公園の向いになんと、バブル時代に試作されたJRの寝台列車「夢空間」の廃車体がレストランになってた!夢空間は3両で、うちもう1両は埼玉県のららぽーと新三郷にあった。もう一両の展望車はどこにあるんだろ(前は海浜幕張にあったような気が)。ちなみにこのレストラン、検索したらシェフが実物のオリエント急行食堂車で働いていた唯一の日本人だそうで、ちょっと気になるけど如何せんおれはフランス料理とか敷居が高くてどうにもこうにも...(大体ワインがろくに飲めないんです)

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