kona linux4.0は頻繁に更新がかかるみたいで、設定画面が変わったり、挙動が良くなってきたりしている。先週くらいまで起動直後にjack(qjackctl)の設定が合わないとかいうダイアログが出ていた(が、音は出る)が、いつの間にか出なくなった。
konaと直接関係はないが、CDを再生するときに使うaudaciousについて気づいたのは、CD再生時は現在再生中のトラックをローカルにファイル化(リッピング)していて、その際どの形式でファイル化されるかは設定による、ということ。で、そのデフォルトはmp3になっていた。CD再生は便利だけど僅かに違和感を感じていたのはもしかしてこれか!?と思って設定をwavにしてみたら、今度はCDドライブの回転数が上がってうるさくなり!違和感が払拭されたかどうか自体がわからなくなった(笑)。mp3は随分と静かだった。この辺はもう少し検討の余地がありそうだ。
まぁ、「僅かな違和感」だったらそのままmp3でいいじゃないかというのが普通かもしれないが、そこを自然に追求したがるのがやっぱり趣味というかヲタというかマニアっていうやつだろう。正直、聞いた瞬間にわかるものではなかったし割り切る方向に進むこともあり得るが、オーディオの音を良くするということは、パッと聴きで判別できるところの変化よりも、こういう部分をどう捉えてアクションするかなんだよなぁ、ということはkonaに限らず思っている。
2018/04/27
2018/04/13
kona linux(2)
2月からオーディオ専用PCとしてkona linuxを使おうとアレコレ試していて、2ヶ月経ちやっといい具合になってきた! 結局KLUE(Kona Linux Ubuntu Edition)はやめて通常のkona linux 4.0のjack editionにした。
konaの売りであろう「設定」→「音質の設定」画面でmode-0,1,2,3と4種類あり、本日順番に試したところmode-3が一番好みだった。この音質の変化の捉え方がまだよく分かってない感じ。思ったよりは違うような気がするし、微々たるものじゃないかと言われればそんな気もするし...。これは今後使い慣れてきたら変わってくるのかもしれない。カーネルはなんとなくXenomai-2を入れてみたりしているがまだ違いは分かっていない。
あぁ、MacのAmarra,Audirvanaはもう出番ないかな...
- 要件
- CDが再生できる(リッピングではない)、なるべく画面操作なしで
- デスクトップ画面を共有する(モニターを有線で接続せずにVNCで操作する)
Sygnalyst HQPlayerが使用できる←保留、十分音が良いので当面MPDでいい
- セットアップ方法メモ
- OSのインストール
DVDに焼いたkona linux 4.0をインストールする。BIOSはレガシーモード。ディスクのパーティションは3個(/boot,/root,linux swap)とした。ここは何が正解かよくわかっていない。一般論としては/homeとか/var,/tmpなど細かく分ける方が良いとされている気がするが、小分けにするとインストールがうまくできなかった。kona linuxの場合は/rootとswapの2個だけでも良いのかもしれない。今回の場合、/bootは意味なかったかな?と思ってインストール後に/bootパーティションを削除してみたところ、見事に起動しなくなった(笑)ので、/bootにはブートローダーが書き込まれているようだ。パーティションの分け方は時代にもよるかもしれない。Windowsだって昔は"Dドライブ"にデータを入れるのが当たり前だったけど、今って全部Cドライブに入ってる方が普通だろう。
- アップデートする
自動的にアップデートを促す画面が出てくるのでどんどん更新する。ここでリアルタイムカーネルが入ってくれる。
- WIFIを接続する
ここはNICのチップによって対応可否がわかれる。intel NUC7I3BNHのwifiのドライバーは最初から対応していた。ちなみに、KLUEだと最新カーネルに更新しないと使えなかった。
- データ用ドライブを起動時マウントさせる
起動ドライブとは別に曲データだけを入れた2.5inch SSDを装着してあるので、これをマウントする。UUIDを調べてfstabに入力する。
- VNCサーバー(x0vncserver)をインストールする
OSインストール直後の自動更新で「TigerVNC」が入るが、VNCは本来デスクトップ共有をするものではなく、マルチユーザーで別デスクトップを使うためのものだからだろう、目的とする動作はできないようだ。ここが最もつまづいたところで、TigerVNCの場合はデスクトップ共有のために「x0vncserver」という別のプログラムが用意されているのであった。それでこの「x0vncserver」は自動更新には含まれていないので、sudo aptコマンドまたはSynapticパッケージマネージャから「tigervnc-scraping-server」をインストールする。「x0vncserver」を自動起動させるには「LXSession設定」を開き、「自動立ち上げ」の「自動立ち上げを手動で行うアプリケーション」に入力する。例えば"@/usr/bin/x0vncserver -SecurityTypes None"など。VNCの起動オプションはいろいろあるが、Mac内蔵「画面共有」アプリやAndroidからVNCを使うには"-SecurityTypes None"にする必要がある。宅内のみでルーター越しとかやらないからここは気にしないこととする。
- Jackの設定
QjackCtlの画面でオーディオインターフェースを指定したりサンプリング周波数を指定したりする。
- mpd_jack.confの設定
CDではないデータ物の再生はMPD(Music Player Daemon)を使いたい。konaの中でjack,blackjackはプリインストールになっている。MPDの設定ファイルは通常~/.config/mpd/mpd.confだが、konaのこの場合は~/.config/mpd/mpd_jack.confというファイルが用意されておりこれを編集する。デフォルトでmpdが常駐しているのがありがたい。mpdをいきなりJack経由で出力できてしまう。KLUEでこれをやろうとしたらちょっと難しかった。
- ハイブリッドモードにする
ハイブリッドモードにすると音質の向上が謳われているのと、ログインがなくいきなりデスクトップ画面が現れるので、オーディオ機器然と使いたい場合には適している。単にログインパスワード無しにしているわけではないようなので、この辺もkona linux以外のディストリビューションだと相当な知識がいると思うけど実に簡単に設定ができてとてもありがたい。いやーすごい。
- CDの再生
kona linux標準で入っているaudaciousを使用するのが簡便。jack経由で出力できる。jackなので当然ながらMPD出力とミックスされている。特に片方を止めるということは不要だと思う。「設定」→「リムーバブルドライブとメディア」でCDを入れたら自動でaudaciousが起動して再生することができるので、画面を見てクリックなどしなくてもCDが聴ける。何か挙動が変な感じになった場合のみ、VNCで入って様子を見ればよい。
- CDのリッピング
リッピングは今の所MacでXLDを使用しているが、konaも標準でリッピングソフト(Asunder CD Ripper)が入っているから切り替えても良さげ。タグ編集ソフトも良さげなものが入っている(EasyTAG)。いやーすごい。
konaの売りであろう「設定」→「音質の設定」画面でmode-0,1,2,3と4種類あり、本日順番に試したところmode-3が一番好みだった。この音質の変化の捉え方がまだよく分かってない感じ。思ったよりは違うような気がするし、微々たるものじゃないかと言われればそんな気もするし...。これは今後使い慣れてきたら変わってくるのかもしれない。カーネルはなんとなくXenomai-2を入れてみたりしているがまだ違いは分かっていない。
あぁ、MacのAmarra,Audirvanaはもう出番ないかな...
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2018/04/05
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