2019/06/11

オールドスクールではないオーディオ機器に軸足を移すのも良い、と思って数ヶ月は経っているが、二の足を踏みまくっていてちょっとどーでもよくなっているところだけど、4月にでたばかりのKEF LSXというWifi/Bluetoothスピーカーを店頭で試聴したら予想外に良くて驚いた。その前にBang&OlufsenのBeosound 2を試聴して、悪くないけどこの価格に見合うかというと、どうにも受け入れづらいところがあり、B&Oで買うならA9(しかもmk3が出て半年そこらでもうmk4が出た、mk2がまだ売れ残ってるしなにこの変なペースは)、っていうかなんだかんだでオールドスクールを継続が吉なんだろうなという心境になったところでKEF LSXをBluetoothで(手持ちのスマホから店頭の機器に飛ばして聞けるのは結構イイ!)鳴らしたらちょっとびっくり。BluetoothでこれだからDLNAかAirplayならもっと良い具合に鳴るだろう。同軸ユニットなのとアンプ・DACの最適化が上手く行ってる感じがする。気持ちいい音だと思う。
まぁただLSXの場合、一体型とかスマートスピーカー系ではなくてステレオのパワードモニターだからポジションはオールドスクール寄りなんだけど。折衷案っぽいソリューションでそこそこの音質を叩き出しているところがポイント高し。

ネットワーク系・スマート系のところで悩ましいのはGoogle ChromecastなのかAirPlay2なのかAlexaなのかHEOSなのかMusiccastなのか、などを先に意識する必要があり、MacとAndroidを中途半端に使ってる(iOS系もってない)こともありあちらを立てるとこちらが立たないということになることだ。ここでまた慎重になってしまう。

2019/03/25

一体型オーディオが気になっているので、かなり良さげと踏んでいたTechnics SC-C50、とついでにSC-C70を店頭で鳴らしてみたのだが。なんだかしっくりこない。低音高音を分割して誇張しすぎだと思うのだがこんなもんですかね。ここでいう低音高音の分割は「音の分離が良い」という状況とは違う意味のつもり。分割してるのに分離が良くない感じ。音だけで言ったら多少価格の安いMarantz M-CR611+DALIスピーカーとかの方が良く聞こえた。店頭限定販売なので足を運んでみたが、結果買う気を削がれたのは良いのかもしれない!?
なんか腑に落ちないのでB&Oのショップにも行ってBeoplay A9(Mk2)を聴かせてもらったがこれは良い感じなんだよなー 低音は分割している感じは少しあるけど許容範囲。別の店舗で聞いた時と印象が変わらないので自分としてはそんなにハズレないだろう。
しかしB&OはAirPlayでお手軽に鳴らしてくれるけど店員さんがあまり商売っ気がないというのか機能の解説を深入りしないし、ソースがネットラジオだったりして、そのソースそもそも音質どうなのよ?とか思ってしまうけど、そういうことを気にする奴を相手にしていないんでしょうね(笑)。LAN/Wi-FiでCD〜ハイレゾ方面を鳴らしたらどうなるのかはよく分からない。チラシをくれたのだが帰宅してよく見たらA9(Mk3)のチラシだしね。店頭にMk3は置いてないし説明もなかったのでなんかなぁ。小型のM5などはアクセサリー扱いっぽくて棚に並んでるだけで電源も無くて鳴らせる状態にはなさそうだし、小型ラインナップは量販店にもあるけどそれらもただ置いてあって試聴させる気があるとは思えない状況で、価格または音質が気にならなくて見た目がいいといった感じでカジュアルに買う感じなんですかね。もしかするとA9が奇跡的に印象が良いだけなのかもしれない。

2019/03/21

なんだか今月は個人的にも世間のニュースにもモヤモヤする事象が重なり、考えがぐるぐる周回した上で空洞(でもちょっと辛い)になってしまう感じ。


オーディオ趣味もある種の限界を感じているので長期撤退でいいかな、今まで否定的だったSpotifyとかAmazonMusic加入しとけばもういっかー、などを考えていたあたりで件のグルーヴ地獄が。現在はCDも回収されダウンロードも聴けないということで、こういうのあると物理メディアを保有することはそんなに悪くないかもとか思い始めてしまうのだ(まぁ、そのうち販売再開されるんでしょうけど)。電気は全然リッピングもしていなくて収納箱に眠っているけど、とりあえずリッピングしとくか、という気持ちにはなる。電気はどうしても最近のやつじゃなくて3人時代のやつが良いんだよな〜やっぱり。
それでも、デジタルものは撤退してもあまり後悔とかなさそうだけどアナログはそこの境地に行きづらい。アナログは頻繁に聴かなくても、明らかに部屋の体積からして邪魔でもとっておかないといけないと思わせるものがある。

2019/02/23

Bang & OlufsenのBeosound Edgeが、外見からしてもギミック(10インチウーハーのポートが自動開閉し密閉型とバスレフ型どちらにもなる)からしても音が良さそうなオーラを放っていて気になったので店で聞かせてもらったのだが、ちょっと期待値が高すぎたようだ。ブーミーすれすれの低音具合としか感じられず、360度指向性無しを謳っているようだが表裏に中高域ユニットがついているせいかわからないがなんか違うような感じだし、円形に正対せず90度向きを変えて縦側方向から聞いても10インチウーハーは片側だけなせいか違和感があり音の広がりが気持ちいいといった感じにもならず...。少なくとも狭い集合住宅で使うものではないようだ。旅館の大広間(笑)みたいなところでドーンと鳴らすには良いのかもしれないが。スマホアプリでイコライザー機能があり調整はできるのだが、本体側に設定が記憶されるのかは不明で、デフォルトでこの方向性な時点でちょっと違ったと思った。

意外だったのがパラボラアンテナのような形をしているBeoplay A9 mkII が良かった。これは結構以前から存在は知っていたものの全く期待してなかったしBeosound Edgeの反動があるかもしれないが、上記と正反対と言いたくなるようなサウンドが出ていたと感じた。同じ曲でそのまま切り替えて再生していたのでたまたま曲がそんな感じにさせたというわけではないと思う。しかも価格が上記の約半額。価格を考えなくてもどっちがいいかと言われたらA9だよなぁ、この価格差は音ではなくデザイン料かなあとか色々考えてしまった。A9は欲しい。どうやら海外ではmkIIIが出ているようなので日本にもやってくるか。mkIIIは見た目が同じでアンプ出力が増大しスピーカーユニットが増加(!)しているようだ。これ裏目に出なければいいのだが!