2015/07/20

青いLEDはあまり好きではないけども

改めて、今一番信用できる音声媒体(笑)のアナログレコードの機材強化ネタ。
ターンテーブル:Pioneer PLX-1000
ターンテーブルシート:Sunshine STS-2
トーンアーム:ViV Laboratory Rigid Float/Ha
カートリッジ:DS Audio DS001 (光電式)
レコードスタビライザー:Sunshine S4S

一気にこうしたのではなくてここに来るのに半年以上かかったというか、これを目指していたわけではなかったが...

これ、音が良い意味でアナログ感なし。良い意味ってなんだよってことになるが、MM,MCだとよくある、アース線つけても微妙に感じるハム音らしきものとか、ゲイン高いが故のハウリングしそうなギリギリの感じが、これらには感じられない。RigidFloatにMCカートリッジでもかなりその感じは軽減されるのだが、DS001は完全に別物。別物すぎて同列に並べて語ろうとしてもあまり意味がないかもしれない。
音自体は上記のようなアナログ臭い感じがないところに、これまたあまり特徴がないというか何のヒネリもなくスーッと出てきてしまう感じ。熱いとか濃いとか滑らかとか清らかとかの言葉が出てこない。なんだかよくわからないがとにかく問題がない感じ(笑)。今塩ビ板トレースしてます!ってだけ、それが凄い。
あと製品にはメーカーの人直筆の手紙が入っていたりする。嬉しいというか、なんかこちらが恐縮する。

PLX-1000はなんとなくTechnics SL-1200mk4から買い換えてしまったが、触った感じの剛性が高くなってる。コンコンと筐体を軽く叩いても響きが少ない。SL-1200系だとStart/Stopボタンを勢い良く押すとそれだけでその振動がスピーカーから出てしまうけど、そういうことがない。でも考えようによっては響きが多い方が良いのかな?ピッチスライダーのあたりも丈夫そうだし、電源ケーブルが普通のIECインレットタイプが使えるし、実質的にSL-1200mk7ということで良いと思う。製品本体と関係ないが、PLX-1000は段ボール箱が無駄にでかいのが良くない。SL-1200系の段ボールは極限まで梱包サイズを減らしていて今思えばちょっと芸術的ですらある、と思った。

DS001はLEDが青いが、上位機種にDS-W1というすごい金額のものがあるが、それはLEDが赤い。Technics SL-1200系だとLEDが赤いからそっちの方が見た目がマッチして良いのでは...なんて。PLX-1000が青でよかったというか、DS001が青でよかったというか...。


PLX-1000とRigid Floatの水平出しと、アーム高さ調整は思ったよりシビア。SL-1200系単体だと多少斜めってても大して問題ないが、その感じでいると全然ダメ。オーディオマニア的に普通のことやってればいいんだけど、改めて思った。
Rigid Floatの嵩上げ用の台としてSunshine S4やMg Spencerを適当に重ねてるけど、直径がギリギリすぎて危ないし、微妙に高さが合わないしで、硬い木とかで作成した方がよさそう。

2 件のコメント:

  1. 初めて伺いました。七味と申します。
    光電式カートリッジ、綺麗ですね。興味はあるのですが、なかなか手が出せません。

    返信削除
    返信
    1. 七味とうがらし様
      コメントありがとうございます。
      思い切ってしまいましたが、買って良かったと思っています。

      削除