2013/06/05

AV Watchの記事を試してみた

藤本健のDigital Audio Laboratory
iTunesのVBRとCBR、どちらの音が良い?
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20130603_602002.html
このサイトにある音声サンプルを再生してみた。iTunesでこれらをプレイリストにしてループで適当に何周か再生。途中何回かリスト画面を見たけどループ中にわからなくなってるので一応文字情報による先入観はほとんどないはず。

"VBRの方がピンボケしている"というのはちょっとわからなかったけど、VBRはハイハットが気持ち悪いというか耳障りだと感じた。どのビットレートでも同じように感じる。VBRはオリジナルのWAVファイルに似ようとして頑張っているのだろうけど、一部分だけ強調されてしまって結果的に耳障りになっている、かもしれない。
オリジナルと比して、ハイハットのアタック部分はVBRの方が近く、一見(一聴)良いんだけどその周囲の音が変で片手落ちな感じ。CBRはそこは高望みしておらず、自分の可能な範囲内で無理をしてない感じ。

これ以外はよくわからなかった。

VBRとCBRの違いという論点とずれるけど、この音源でオリジナルwavがもし提供されずAACだけだったら、128kbps,192kbps,256kbpsの3つについては、その違いすら大してわからなかったかもしれない。音質的評価を左右するポイントはビットレートとは限らない、ということか。いや単におれの耳が鈍感なだけだろってか(笑)


この藤本さんの連載記事は、連載としてこんなに長いものは他にあるかどうかという位の超老舗ですけど、一貫して素人臭いスタイル(失礼)なのが良いような悪いような。こういうお方にオーディオ雑誌方面に入っていただいて、訳の分からないどーでもいいような誌面をガンガンに斬っていただきたいと思う。

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