2013/06/27

ティーザー風

株式会社サンシャインの、マグネシウム製オーディオアクセサリー新製品の発売が遅れていて、その状況がブログに日々克明に記載されている。別に全く急いでないものの、予約してしまったため気になってしまうのだが、これはティーザー広告の一種なんでしょうか(笑)。商品説明や価格がはっきりしているからティーザーではないか、何て言うんだこれは。遅れの告知でよく見るのは一ヶ月位先の予定でバーンと言ってしまって、一時落胆はするがすぐ沈静化させるようなやり方だけど、ここはすごい釣りになってる。おそらく全くそういうことを狙ってないと思うけど結果的に結構な広告効果が出ているのではないかと想像する。
この感じだと未発表の"新製品1"は11〜12月くらいだろうという気持ちでいよう。
オーディオアクセサリーなんていつ発売されたのかよくわからないほうが普通だろうし、そこシビアに捉えるものじゃないし、こういう感覚になれることは珍しく、面白い。

2013/06/23

LANターミネーター

LANの空きポートに差すLANターミネーターという物が気になっていたがやっと作成した。今まで空きポートにはターミネートしていない、ただケーブルを短く切っただけの物を差していたが、ターミネートした方が良いらしい。
検索するとすぐに出てくる、SONYの有名な技術者のサイトを参考にして47Ohmの抵抗を全部の線(8本)に取り付けた(GigaBit)。8本の被覆を剥がすのが大変なんじゃないかと思って及び腰になっていたのだが、むしろ加工しづらいラインケーブルとかより全然マシだった。銅線が硬いからだろうか。

3本つくった。で、音質ですがこれまた今現在は違いがわからない...。


あそういえば、カテゴリー7のLANケーブルは、ネットが高速回線でもないのに体感で明らかにウェブの読み込み速度が増した。NASへのアクセスも速い。オーディオ用じゃなくてサンワサプライのそこらで売ってるやつで。オーディオ的意味合いでカテゴリー7を買ってみたんだけどそういうこと以前に効果があって良い。


2013/06/21

レコーダア

TASCAM、DSD対応マスターレコーダ「DA-3000」を8月下旬発売。実売10万円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130619_604298.html
来たな、これは惹きが強い!KORG MR-2000Sのライバルがようやく現れた。(そのまえにDV-RA1000HDとかはあったけども)

MR-2000Sとの違いはハードディスクの有無がすぐにわかるけど、他はよくわからない。どうなんだろう。KORGだとソフトウェア(AudioGate)の存在もデカいけどその点DA-3000はやや分が悪いのだろうか。ただ回転モノがない分、音はDA-3000の方が良さそうな期待をしてしまう。しかも安価。

ニュースリリースのページを見て気になった文言がこれ
クロックソースがインターナル時により高い精度での動作を実現するクリスタルダイレクト方式
なんだこれは。文言がEsotericモードに入っているようだ。むやみに期待したい(笑)。


こうなるとMR-2000Sは値下げか、後継機を出してくるんじゃないかなそろそろ!? という期待もしてしまう。

2013/06/19

readyNASの電源アダプター変更2

readyNASのACアダプターを変えてみる話で、先日はコンセント側のコード(100V)を取り替えてみたが今回は機器に繋ぐ側のコード)12V)を変えてみた。
線材はオヤイデ電気の1430-SY。材質はPCOCC-Aとなっている。プラグもオヤイデ DC-2.1G。

一応、製品付属の物より音質向上の効果はアリと判断している。繋ぎ変えて一瞬で変化が判るかどうかという点では自信が無いのだけど、なぜか通電してしばらく時間が経つと良く感じる。少し彫りが深くなったような音になる・音量が大きくなったように聴こえる=ノイズ感の減少、だろうか?ノイズ感と言っても変更前はサーノイズが多いとか、ザラザラジャリジャリの音なのかと言ったらそんなこと無いのでよくわからないが...。
スイッチング電源のアダプターといえども暖機運転のようなものが必要ということだろうか。

2013/06/17

あれ

一昨日のreadyNASの電源アダプターを変えてみた件、直後はわからないのだが1時間かそこら聴いているとどうも違う感じがする。明瞭かつ低重心になっている気がするなぁ。夜だからボリュームをかなり下げているのに、さらに下げていい(下げて十分に聞こえる)ということになっているのだが、いやー気のせいかもしれない...
iTunesを閉じないで先にNASをシャットダウンするとMacがフリーズしたりしてストレスがたまるのでそこで集中力が無くなる。3回目くらいでやっと先にソフトを終了させるということを覚えるが、面倒臭い作業だ。シャットダウンも多分ハードウェアの前面ボタンを2度押しで良いのだろうけど、念のためweb管理画面からシャットダウンコマンドを発行しているので、マウス操作後少し待ってから電源が切れるのがスムーズさがなくストレスだ。

2013/06/14

readyNASの電源アダプター変更

waveファイルやALACファイルを貯めているNAS(NETGEAR readyNAS)の電源アダプターを、気が向いたので変えてみた。
当然ながら保証外行為ですので自己責任でお願いします。

純正と同じ出力のものを用意。今回は秋月電子のACアダプター 12V 5A GF65I-US1250
元々3ピンのIECインレットがついており、何となくメガネケーブルよりはいい感じ。機器側のコードも標準で内径2.1mmのピンなので、特にいじることなくそのままreadyNASで使える。ちなみにこの時点で、純正品との音の違いはわからない。


改造はコンセント側のケーブルを直出しにした。ケーブルは使いどころが無く眠っていたNanotec Systems Golden Strada #301。3ピンケーブルなのにとても柔らかいので、こういう場面では大変使いやすい。ACアダプターからケーブルを出す口の部分はタカチ電機工業のMG-20Bというケーブルグランドを使用した。ちょっと削るだけでイイ感じに収まった。
プラグはFURUTECH FI-15MERにした。昔々にこれの旧仕様であるFI-15Mを買ったことがある(当時オヤイデとかはまだ発売してなくて、安いのはこれと松下電工や明工社のアレしか無かった)がこのタイプは久しぶりだ。コンセントの口の間隔が狭いところで使うので、プラグボディの断面積が小さいこの製品にしたけど、つくりがあまり好きじゃない。結構太いケーブルが入りそうに見えるけど、入らない。GS301でもギリギリじゃないかな。

で、音の違いですが、1回やっただけではわからない(笑)。
当然、NASをシャットダウンしてから繋ぎ変えるわけだけど時間がかかってなんだか比べにくい。例によって何でもないときに気づいたりするので後日またやる必要がある。

例のサンシャイン社長さんのブログ
ちょっとした物議を
http://blog.a19.jp/sun-sha/index.php?e=616
あぁカーボンインシュレーター最後の方で登場してた、確かにオオオーッ!?これ良くない?という変化があった、ものすごい整った上でまろやかな音だったと思う。あれを聴いたときに"インシュレーターが仕事をしている!"と強力に認識できた(笑)。今まで認識してなかったつもりは無いけど、スピーカーは超わかりやすいとしてもそれ以外の機器に関しては、心の一部ではせいぜい気休め・プラシーボだろう、という気持ちがあったのは確かだ。
サンシャインの製品でもそういう驚く感じや胡散臭くない感じはあるから買ったわけだけど、当然そういう変化を前提としてイベントをやっているから心の準備は出来てしまっている。そこにカーボンは刺客のように登場(笑)してガッチリ効果を発揮していた(しかもマグネシウムとは全然傾向が異なる)ので、より胡散臭くないことの裏付けが取れてしまったというわけです。
しかしそんなに高い物だとは思わなかった...。高いなりの効果を出しているということがまたすごい。ただ売価を吹っかけているだけならば、そういう結果は出せないだろう。こういう類いの物で何をどうすればそういう音になるということをわかった上でやっているってのは。

2013/06/10

初めて予約した

今日は御茶ノ水のオーディオユニオンお茶の水アクセサリー館で行われた「第3回オーディオアクセサリー・リレー試聴会」に行った。

有楽町のハイエンド・オーディオショウだったか、数十社合同の大きなイベントは行ったことがあるけど店舗内で行われるものは初めて行った。
何が気になったかというと"株式会社サンシャイン"というオーディオアクセサリーメーカーで、業界の中の人としてはブログが面白いからということに尽きる。面白いと言っても、至極真っ当なことを言っているだけ(だけって言うと失礼ですが)なんだけどそれが面白いと感じられるちょっと歪んだ業界(笑)といったところでしょうか。
社長自ら新製品の説明と実演ということでこれは一度見てみねば、と。

試聴会自体は昼からずっと他のメーカーがやっていたけどこれしか観てないです。


発表済み新製品の
マグネシウム超薄型制振シート "V40" と
吸振シールド "ST-1"、
および未発表の"新製品1"が実演された。使用機材はCDプレーヤーとアンプとスピーカーだけでネットワーク系とかは無く、プレーヤーが裏向きになってたので何なのかよくわからなかった(全身黒いボディで高さが3U位ありそうなやつ追記:端子の位置が珍しかった&木製天板なので多分Accuphase DP-700)。quadraspireか何か知らないけどよく見かける4段くらいのラックにポン置き。スピーカーはB&Wでおそらく805 Diamondだろうか。客は20人くらい居た(満員立ち見)。

いずれも、敷いたり外したりを繰り返していたが、軽く頷きながら「ぉー」と言うくらいの変化はあった。劇的で腰を抜かすとかではないけど順当な感じで、あぁこれならチト買ってみるかという気には十分なる(既にMg SpencerとSTS-1は使ってますが)。

ただ驚いたのは、その枠内で一番変化量が大きかったのは何も敷かない状態から既製品の超薄型制振シート"B-40"を敷いたときで、そこから先は各製品少しずつ確実に上乗せ、って印象を持った。後継機発売と言ってもB-40がゴミになるということは無いと思われる(おれ持ってないけど)。何も敷かない状態からV40を敷くのはやってなかったと思うけどこれから買うならV40だなやっぱ。

いずれの製品も効果は曲によって印象が変わり、ボリュームを上げたかのように聞こえるものや、若干耳障りな音が上手く抑えられた感じになるもの、音が奥に引っ込んでバランスが良くなった感じがするものなどがあった。どれも聴き手的にオイシイ方向に行っているのはなぜだろう。アドリブ進行で客の持参CDや店内にたまたま置いてあった上々颱風とかを適当に流していたので曲に細工をしている類いでは無い。置かない方が良くない?ってのは無かった。これはすごいと思う。

未発表の"新製品1"が発表されるのではないかという期待もあったけど、正式発表ではないけど物はデカいインシュレーターで試作品が使用されていた。ちょうどターンテーブルの中心に置くディスクスタビライザーの大きさで、インシュレーターにもスタビライザーにも使えるというちょっとアイデア商品で、これは欲しい。しかもどうやらかなり安いようで、1ダース買う人とか続出するんじゃないかと思われる。

V30,V40,V50に取り付けることが出来るアーシング用の部品である"V1"は、出来ていないということで実演は無かった。サンプルに大阪の逸品館の同様の製品がついていたけどそれを使うことは無かった。でも逸品館の物でも結構効果があると言っていた。

んで、V40,ST-1,V1は予約してしまった。アクセサリーを予約するとかあり得ないわ(笑)。

ブログを見てると多分これらは雑誌には殆ど載らない(先月なんかの雑誌でメーカー名を伏せる形でST-1が少し紹介されてたのは笑った。NHKかよ)みたいだけど、どうも今のオーディオは雑誌に載らないところで色々楽しいことが起きるという若干アンダーグラウンドな感じが面白いと言えば面白い。おれは手放してしまったけどFIDELIXとかもそうだし、各自我が道を行けばそれで良いのだというようなのは楽しいと思う。




サンシャイン ST-1 吸振シールド Sunshine
サンシャイン ST-1 吸振シールド Sunshine
価格:7,980円(税込、送料込)




--追記
ST-1だけ先に入手しました

2013/06/05

AV Watchの記事を試してみた

藤本健のDigital Audio Laboratory
iTunesのVBRとCBR、どちらの音が良い?
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20130603_602002.html
このサイトにある音声サンプルを再生してみた。iTunesでこれらをプレイリストにしてループで適当に何周か再生。途中何回かリスト画面を見たけどループ中にわからなくなってるので一応文字情報による先入観はほとんどないはず。

"VBRの方がピンボケしている"というのはちょっとわからなかったけど、VBRはハイハットが気持ち悪いというか耳障りだと感じた。どのビットレートでも同じように感じる。VBRはオリジナルのWAVファイルに似ようとして頑張っているのだろうけど、一部分だけ強調されてしまって結果的に耳障りになっている、かもしれない。
オリジナルと比して、ハイハットのアタック部分はVBRの方が近く、一見(一聴)良いんだけどその周囲の音が変で片手落ちな感じ。CBRはそこは高望みしておらず、自分の可能な範囲内で無理をしてない感じ。

これ以外はよくわからなかった。

VBRとCBRの違いという論点とずれるけど、この音源でオリジナルwavがもし提供されずAACだけだったら、128kbps,192kbps,256kbpsの3つについては、その違いすら大してわからなかったかもしれない。音質的評価を左右するポイントはビットレートとは限らない、ということか。いや単におれの耳が鈍感なだけだろってか(笑)


この藤本さんの連載記事は、連載としてこんなに長いものは他にあるかどうかという位の超老舗ですけど、一貫して素人臭いスタイル(失礼)なのが良いような悪いような。こういうお方にオーディオ雑誌方面に入っていただいて、訳の分からないどーでもいいような誌面をガンガンに斬っていただきたいと思う。

2013/06/03

DigiFi No.10の付録USB DAC

雑誌"DigiFi"(デジファイ)のNo.10は今流行の付録があって、USBヘッドフォンアンプ(DAC)だというので面白そうなので買ってみた。
Amazonとかネットは軒並み売り切れのようだけど、2013/06/02時点ではリアル書店は結構まだ売っている。


付録がこれってのはすごいやね。

ケースとかは付いていないので自分で用意することが楽しさの一種なわけですが(一応純正ケースを販売してるけどここは遊んだ方が楽しいかと)、ケースの代わりとして鉄道模型によく使われる住宅とかビルのプラモデルに収納して遊ぼうと思っている。(いつそんなもの組み立てるんだよ汗)

この2日、とりあえずこのむき出しのまま接続して音を聞いてたけど(RCA接続のみ、ヘッドフォンは未聴)、音は付録としては(価格を考えれば)いいけどそれ以上のことはないというのが正直な感想。音に芯が無いと言うか全体的に貧弱な感じというか。


USB端子の横にS/PDIFと書かれた部分があるのが気になる。ここからデジタル信号が出せるのかな。
(追記2013/06/06 S/PDIFと書かれた上の円形部分をテスターで計ってみたところ1.68V前後が出ていたのでここに端子をつければ使えるのではないか)


これいちいち書くことはないっつうか暗黙の了解というかネタにマジレスというかよくわかりませんが、付録という以上はさ、本編があるわけですけど、これも本編の雑誌部分が勿論あるわけですけど、ページ数はそこそこあるものの恐ろしく読み応えがなくて逆にすごい。付録の説明ページだけでいいんじゃないのと言いたくなる。オーディオ雑誌ってどれも購買意欲が滅多なことでは出ないんだけどこれはそんなもんじゃない(笑)。すぐに資源ゴミの日に出てしまう。

2013/06/02

faVS!! vol.3

クラムボンのライブ faVS!! vol.3 @東京グローブ座

4日間のうちの3日目です。ゲストはLittle Creatures。
二日目に文句言ってる割に三日目行ってます(笑)

会場の音質については飛躍的に向上してました。何だ結局何だったんだ。勿論リキッドとかと比べてはいけないけど普通な感じで。あぁよかったよかった。

ゲスト(対バン)が発表されてない段階でチケットを買ったのでちょっとその点は心配だったのだがクリーチャーズと発表されたときは嬉しかった。多分新宿時代のLIQUIDROOMとか同時代の青山CAYとかで観たきりだったと思う(フェスでなんかあったかもしれないが記憶曖昧過ぎ)。

クリーチャーズは3人とも良すぎてどうしようもない。スマートに演奏しているのに音がヤバい。ベースがMOOGらしきシンセサイザーを鳴らしているときがあるがこの鳴り方が良い。MOOGの低音に関しては鈴木正人と大野由美子が最強だ。このグルーヴにも関わらず全員座って聴いているという贅沢さ。

クラムボンのセットは2日目とは全然違ってて"Desire -情熱-"カバーが無かったり、"波よせて"があったり"Re-アホイ!"があったりした。
最後のお楽しみセッションは"FOUR IN THE MORNING"は当然として、あと渋めに"id"を演った。さらに急遽もう一曲演ったけどあれなんだっけ思い出せない...


4日目はチケット入手できなかった、行く人は是非とも楽しんできてください!


っていうかTAICOCLUBがその前にあったな、行ったことないTAICOCLUB。よくよくフライヤーを観てみればNick The Recordとかすごいイイんですけどぁぅぁぅ。
貧乏性なので、苗場とかより面倒な岐阜寄りの長野に行くのにフェスだけで帰ってくるのは勿体ないと思ってしまって行動できていない。車の人はこういう妙な意識無いと思うけど中央本線の塩尻以東ってのが少々敷居が高いのは否めない。何せフォッサ・マグナを越えるんですからね(笑)。そこまで行くならもう赤沢森林鉄道も観たいなとかどんどん風呂敷が広がってダメになるダサい感じになってしまっている毎年。