2013/05/01

ヌケた

60th Anniversary Oyaide Electric Live @Liquidroom
SOIL & "PIMP" Sessions,toe,クラムボン

これは、どう考えても行かないわけにはいかないということで、本当にチケットが買えて良かった(ぴあとかで買えなくて、追加放出販売?で辛うじて買えた...)。

細かいことは眠いので端折りますけど全体的に、音ヌケが良すぎてなんか可笑しいくらいだった。多分この音質、設備常設のアンプやかスピーカー側がボトルネックになってたんじゃないだろうか?? 高音がシャリついてるか又はぎりぎりのところで、ケーブルの出力クオリティにスピーカーが対応しきれてなかったような気がした。
低音についてはかなりイケてて、全然耳が痛くならないし音に芯があるしでTUNAMI Terzoの効果抜群だったみたい。
無茶苦茶ギターかき鳴らしてるのにいちいち綺麗に分離してるから(笑)、本来は当たり前のことだろうだけどちょっと変な感じすらした。
白いマイクケーブルが見た目もインパクトあった。

SOILは観客煽りで社長(オヤイデの社長じゃなくてSOILの社長)が
社長「オヤ!」(マイクを観客に向ける)
観客「イデ!」
社長「オヤ!」(マイクを観客に向ける)
観客「イデ!」
社長「オヤ!」(マイクを観客に向ける)
観客「イデ!」
社長「オヤ!」(マイクを観客に向ける)
観客「イデ!」
ィエーーーーーーーー ズダダダダダダダダーーー
といった、オーディオ界でも想像だにしない衝撃的なコールwを軽やかにこなしていてグッと来ました(えっ)。
ぜひ、有楽町のオーディオショウなんかでやっていただきたいものですw

#最近のオヤイデ製品のヘッドフォン傾倒とか今日のライブもそうだけど、もうかなり意図的に対象年齢層を下げているというか、従来とは違う顧客層の取り込みをがんばっているなという感じ。従来の層だけではもうダメなんだろう、いろいろ...。今日の一件でオヤイデのシールド売れまくるといいっすね。

クラムボンは1曲目からナイトクルージングという普通無いスタートの仕方で、高音質さを確かめるべくこうしたのではないかと思った。
ミト氏が興奮しているせいか、それともあまりにも音ヌケが良すぎてスピードが合わないように聞こえるのかよくわからないが、演奏が若干乱れているっぽい所もあってなんかいちいち一音一音が面白い。
ダイスケ氏もそうだったけどドラム音が心地よすぎてずっと鳴らしてくれと思う。
郁子氏、声がいつもと違うというか、伸びがよく、細かい息遣い的なものまではっきりと聞こえてちょっとドキドキ。
中森明菜"Desire"カバーは今月のCD発売が大変楽しみであります。

最後のtoeもハイファイ感が十分発揮されており、アクションの激しさと音のきれいさがちょっと一致しないかのような贅沢な感じだった。

いずれも、ベースがもうちょっと腰に来る感じで鳴ってほしかったけど立ち位置とか音の方針によりますかね。(聴取位置はいつの間にかほぼど真ん中に立ってたけど、ベースの沈み込みが物足りないということからするとアレか、悪く言えばドンシャリだったってことなのかもしれない。かなり高品質なドンシャリではある)

この方向性、新しい潮流にならないかなと期待する。音源販売のハイレゾやDSDも良いけど、"ライブにおけるPAのハイファイ化"も非常に満足度が高く、こういうのが普通になってほしい。
(特異なことというほどではなくて、音を出すという意味では至極真っ当なことだと思いますが)

来場者に配られた平間至写真集CD付き。豪華豪華。緑のコードはすぐ横に転がっていたL/i15 OFCをただ撮っただけで、付属してたというわけではありません

先日組み立てたOyaide R1,SWO-DX-ULTIMOのコンセントを使用したタップ。脚はINS-BSをネジ止めしてみた。線はEE/F-S 2.0にしてます

全く電線に興味ない普通のお客さんが、全員オヤイデ電気のビニル袋を持って恵比寿を歩いているという異常事態。オヤイデ製品のカタログも入っていた(笑)


ここ何年か思っていることとして、オヤイデ製品は全部ではないにせよいろいろ買ってみたけど、「鮒に始まり鮒に終わる」と同じ感じで、最終的には「L/i 50に始まりL/i 50に終わる」になるかもしれない!?と思ったりしている。ノーマルL/i 50と青いL/i 50 OFCは刺激も無いが飽きもこない...。






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