2013/05/23

24bit願う此方から

事前情報が無かったと思う、5月22日当日発表っぽいんだけどクラムボン新作アルバム 「LOVER ALBUM 2」が通常のCDの他に24bit/96kHz版も販売。しかもオトトイとe-onkyoの2店で販売。

えーっ、CD予約しちゃったよーと一瞬ムカついたのだが、4曲のみなので15曲入りのCDの存在価値は当然アリなのでまぁよかったっていうかなんていうか。
おれはさっきオトトイでダウンロードしますた。
クラムボン LOVER ALBUM 2(24bit/96kHz) OTOTOY

e-onkyoは利用したこと無いんですけど画面の表記が「クラムボン[演奏]」と"[演奏]"とわざわざ付いているのが面白い。クラシック楽曲方面的には欠かせないフォーマットだろうけども。Led Zeppelin[演奏]とか東京ザヴィヌルバッハ[演奏]とかなってるの見ると、いやぁとても正しいけどなんか面白い。





夜なんで特に大音量でもなくとりあえずCDとダウンロード両方聴いてますけど、ゃーやっぱ24bit/96kHzは良い。Desire-情熱-(中森明菜カバー)においては大ちゃんのキックとスネアが全然違う。16bit/44.1kHz(CD)はいろいろ調整をしてそれなりにイイところに持って行ってるのだろうなぁという察しがつきそうな音なんですが24/96はそういう加工無しに素で良い、スタート地点の違いがもうどうしようもない感じだってのは何回聴いても思ってしまう。
この感じは様々なところで似ているものがあり、軽自動車で100km/h位出すのと3000ccくらいのやつで100km/h出すのとの違いとか、畑隣接の野菜直売所と都会のスーパーの野菜の違いとか、いろんなものに似ていると思う。
16/44.1は鳴らしているときに音の出せる枠の小ささが見えてしまう(頑張っているけどもうその枠にがんがんブチ当たってて突き抜けることが出来ない)が、24/96の方は今のところまだそういう感覚はなく、突き抜けられている(枠が見えない)感じがする。同一の録音でフォーマットだけが違う場合、確実にどうしようもない。

ってこれ今回の作品自体に不満を述べているわけではないです。CD規格はとっとと衰退して24bit/96kHzがデフォルトになって欲しいわけです(笑)

なんかCD最後の曲であるFOUR IN THE MORNING (Little Creatures)、この並び方がクラムボンっぽい?説明できないけど...。ここでクラムボン的な体裁が整う感じがする。ウーム自分でなに言ってんだかわからないな...


カバーのカバー感の無さとクラムボン感の強さはホント矢野顕子状態だわ。もうなんでこうなっちゃうんだろう(いい意味)。
なんかアニソンという独特の括り?(おれそこら辺素で知らないのでアレだけど)を警戒?意識?している節は昨日までの情報やインタビュー記事なんかでよく見るけど、全く聴いてる側としてそういうフィルターみたいなのはないですねこれは。言われないとわからない、いや、そこまで言われても全然わからない。
「幸せ願う彼方から」なぞすげー良い(↑ビデオクリップを見たらさらに強し。曲だけで特別ピンと来なかった場合は動画を一度観てみてください)。らき☆すたっていう名前だけ聞いたことあるアニメの曲だそうですけど(あと埼玉の鷲宮がこれで町興しになったというニュースは知ってる)、それがどうというところに特に思考がなくてもいいのかなと。逆にこれでそのアニメに興味を持ったらそれはそれで良いだろうけど、そこはとくにこのCDとは関係のない話なのではないか、というようなフラットさ、自然さがあると思う。

それより今Wikipediaでらき☆すたを見て驚いたのは登場人物に「つかさ」っていうキャラクターが居るようだ(笑) えっ おれそっちで繋がるのかよ〜

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追記
何も意識せずに24bit,96kHz (24/96)って書いてたけど あれ、48kHzじゃないんじゃん、96kHzじゃないか何気に。。。
というのは2010年に発売されたアルバム「2010」がOTOTOYで24bit,48kHzで販売されていたので、それと同じ形で今回は手慣れた感アリアリで販売っすね、と勝手に思ってたら違ったわ。クラムボン初の96kHzかこれ。iPodは非対応だけどステレオセットでの再生ならば特に48も96も意識が無いので全然気づかなかった...。

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