2013/03/26

谷なんです

TOYOKO LINE SHIBUYA Station Part -「ありがとう」と「さよなら」の3日間- と題したイベントが東急東横線渋谷駅跡地でやってたので、これはと思って行ったけど、入るまでに並んだ割にはすぐ出てきてしまった。

飾ってある中井さんの写真とか良かったけどゆっくり見れない空気で、やはり"お祭り"になるとちょっと違うんだよなと思った次第。スーパーベルズと向谷実がなんかやってた。

東急百貨店で"島根物産展"をやっててこっちのが良いんじゃないか!?と思って行ったけど特に買わずに出てきてしまい、何となく屋上の方に足が向いたらこれが良かった。



屋上には小さい神社もあったけど、神社本体は既に撤去されていて台座と鳥居だけになってた。


曰く付きの"NS"マーク100系新幹線がこんなところに。



渋谷川より下に潜ったまさに谷底の東横線。副都心線だけだったときはホームが広く見えたけど、すげー狭いわ。絶対的な幅が足りないというよりは人の多さとの釣り合いが取れてないという感じ。


池袋方面の路線図がチューリップを模していて上手いけど、ぃゃ実際問題東横沿線の人が"こっち"来ないよなぁ...。逆方向は宣伝しなくても増えるでしょうけど。ほんと駅の行き先表示板が「元町・中華街」になってるのはインパクトあるよ。 この辺の動向が後日どこかで発表されるのが楽しみだ。

小田急ロマンスカーが千代田線の北千住まで乗り入れて地味にヒット(?)している(計画は大手町発だったが北千住まで敢えて延ばしたらしい)のを真似て、西武レッドアローやTJライナーみたいなやつを横浜から西武秩父/寄居までドーンと走らせたりするとちょっとグッと来るよなー。あTJは微妙か。ロマンスカーみたいに所要時間の短縮よりはプレミアム感に重点を置いて車内販売もやるくらいのやつですよ。5+5または6+4の10両編成で、小竹向原で切り離し西武秩父行きと寄居行きになるんです(笑)。 寄居に行ってどーすんだってなら長瀞まで! 出来そうで出来ないみたいの勿体ないなー。

2013/03/22

解決そろり 3

じわじわとPCオーディオ化、ここではMac Miniを再生機にする(オーディオ専用じゃなくて諸々兼用)ことを進めとります

齧りだして改めて認識せざるを得ないこととして、PCオーディオで最も重要なことは、楽曲ファイルを蓄積するファイルサーバーの運用管理 だ。

何が面倒かというのをもう一度整理すると
[A]環境(PC/Network)の話
[B]音質(Audio)の話
[C]管理(ファイル蓄積)の話
これらが高次元でバランスしていないといけないことが面倒くさいのだ。

ここは多分普通は、[A]は持っていることが前提だし(いきなり専用機の調達しか頭にないマニアは別)、[B]はほとんど考慮する必然性が無い(パソコンにスピーカー付いてるからいいじゃんが普通でしょ)し、せいぜい[C]だけちょっと気にすればいいけど、マニアの場合はどれかが欠けるわけには行かない!という損な人生でありますw

しかし従来方式に音質や操作の楽しみはともかく、管理の限界を感じたのでやることにした。これらをクリアする価値が感じられてきた。

で、やっぱり、重要なのは[C]だ。[C]ってさ、オーディオの話じゃないんだよねもう。どうやってファイルを管理していくかっていうことで、デジカメの画像とか仕事の書類の整理と全く同じ話だ。

でもなぜかPCオーディオっていうと[A][B]の話がほとんどを占めているように思う。理由はいくつか考えられるが
・[C]は(旧来の)オーディオ趣味の範疇ではない
・[C]はオーディオメーカーのビジネス対象ではない
というのは大きいと思う。
[C]は各自が自力でやるしかない。

電子ファイルじゃないところで言うとオーディオラックやCDラックに近いポジションだろうか。オーディオ専用を想定したラックはよくあるけど、そういう"専用さ"はないし、いくら専用的になってもCDラックに何をどうやって並べていくかという考え自体はラックを買って得られることとは別だというあたり。


はいそれで[C]のソリューションとしてごく当たり前のようにNASが登場するけど、そのまえにナスナス言ってるけどコンピューター内蔵のハードディスク(SSD)や外付ハードディスクはどうなのよという点を改めて考える。

・コンピューター本体内蔵のディスク
コンピューターをそのまま再生装置として使う場合はコレが一番手軽で自然。ただし容量が少ないことが一般的で曲を大量に貯められないからやむなく外付けにする、と。
大きな筐体でHDDを3台4台と増設できるものであればこれで良いと思う。
オーディオ畑でNASしか話に出てこない気がするのは、再生専用機を使う前提であることや、DLNAとかファイル共有の設定が最近の製品は比較的簡単とされているとか、増設も比較的簡単なことではないかと思う。商売上の理由もあると思う...(高級LANケーブルとかが恒例の売り文句で...)
音質が良いという理由については結果的なものではないかと思う。(LINNにHDD内蔵できないし、ディスクフォーマットを意識せず伝送できるのはネットワークしかない)
パソコンの筐体に何台もディスクを入れたもの=音が悪いということには必ずしも言えないと思う。RMEとかでPCI-Expressカードのオーディオインターフェースもあるし。
動作音がうるさいからオーディオ装置とは離しておきたいというのはあるか。

・外付けUSB(FireWire)ディスク
内蔵がダメならコレでいい。コンピューター1台でやることが決まっている場合はこれで良いかと。ただしWindowsとMacとか、OSが異なる複数のコンピューターを使うときはディスクフォーマットの問題でダメだろう。(FAT32使わないよな最近は...)
ケーブルが長いのは問題になりそう。コンピューターのすぐ横とかに置けない場合はLAN接続するNASの方が良さげ。

・NAS(ファイルサーバー)
複数のコンピューターからアクセスできる、再生側コンピューターが壊れてもほとんど影響がない、データの冗長化(RAID1など)に標準で対応している機種が多い、コンピューターと離して置ける(LANケーブルはUSBなどと異なり長距離の引き回しが可能)といったあたりで結局現状ベストとなるわけですな。

ぃゃーなんだか面倒だよなーこの思考。とりあえず音盤買ってきて開封して聴いて、とりあえずそこら辺においておくという動作からの訣別。後がラクなのはもちろんわかるけど。

2013/03/08

解決そろり 2

じわじわとPCオーディオ化、ここではMac Miniを再生機にする(オーディオ専用じゃなくて諸々兼用)ことを進めとります

iTunesと連動(という言い方でいいのか?)して動く高音質再生アプリケーションは、下記のものを試した。少々情報不足感があるけど、オーディオ雑誌なんか全然買ってないし見てないので検索だけ。他にもいいものがあるかもしれない。
NASを買う前にとりあえず試し、良い感じだったらNAS購入Goってなことで。

使用環境:
  • Computer:Apple Mac mini Late 2012 (MD388J/A) DIMM:16GB
  • Audio Interface:Metric Halo ULN-2 2D Expanded
  • この時点でDSDの考慮がないけどハードウェア買う予定はまだないので当面は考えない。DSDはこのあといろいろ変化がありそうだし...
条件:
  • iTunesと操作が連動するもの(操作はiTunesで、音声信号出力部だけすげ替えたようなもの)。
  • iTunesから別アプリにドラッグ&ドロップして、そのアプリで再生ボタンを押すようなタイプ(iTunesをファイラーにしかしてないもの)は除外。 プレイリストの作成が前提なものも除外(iTunesでもあれは苦手だ。なので"次はこちら"機能がありがたし。)

試したソフトウェア:
  • Audirvana Plus (ver.1.3.9訂正 時期的に1.4.6だったぽい)
    見た目・操作感ともにイイと思ったのに超不安定!
    Integerモードとか何か良さげな設定があるけど、それ以前にまともに動かなかった。一度不安定になるとソフトを終了させても設定がどこかに残っているのか、素のiTunesだけを起動しても音が出なくなってイライラしてしまった。OSを何回も再起動した。今回は対象外だけど今後のバージョンアップに期待したい。
    →すでにver1.4.6が出てるけど、お試し期間が過ぎてしまって起動してくれない。お試し期間をリセットする方法はあるんですかね...
  • Amarra Hifi (ver.2.4)
    何年か前はこのAmarra以外を知らなかったが対抗馬が出てきたのはありがたい。"Hifi"と名の付かない単なる"Amarra"の体験版を試用したことがあったけど、それとは見た目が大分異なっていた。Hifiというものが廉価版(機能削減版)で、いつのまにかこんなものが出ていた。価格も当時は7万円とかしてたような?高すぎて理解できなかったけど、これは$49と現実的な価格じゃないすか。
    この音は、うーん何かピンと来ない?他と比較するとナローな感じがする。ナロー=悪いというわけではないけど問答無用で買うか?というと躊躇う。しかし動作の安定感は一番いいように思える。そういう意味で買いかも知れない。
    ...
    しばらく聴いていると最初の印象より悪くない気がしてきた。PCによくありがちなパサパサで粉っぽい音質にしないように造られているのではないだろうか。
    ...
    しかも試用期間が過ぎたら割引販売のメールが来た。$40くらいになるようだ。ってことで買った。
  • Pure Music (ver.1.89b)
    iTunesの左上部隅に細いL字型に被さるデザイン。フォントとか色使いとかがヘンな感じ(Window95のような?)。これは締りが効いてて定位もはっきりして納得の音が出ている。動作の安定感もいい。ギャップレスもOK。でもアレか、納得の音といってもちょっとパキパキで粉っぽいとも言えるか?PCオーディオだぜー文句あるカー ってな音だけど。長く聴いてるとどうだろうか。値段をよく見たら$129もする。同じ価格なら迷うけどこれだけ差があるととりあえずはAmarra Hifiで十分だなぁ。
    DSD出力にも対応しているようなので、そのうちこれが有力になるかも。
  • BitPerfect (ver.1.0.6)
    このソフトの存在は知ることが出来たが、体験版がどうにも見つけられない。で、販売がApp Storeになっている。つまり体験版は無くていきなり買うしかないということだ。ただし他のものと異なり850円という1桁小さい価格。どんな見た目かもよくわからないんだけどケーブルに何万円とかかけている奴が850円を躊躇うのは変なので、買った。

    おぉ、え~っと、なんだこれで十分じゃないか...。素のiTunesとは全然違って音が締まって奥行き感もある。設定項目も他のソフトと似ておりハイパスフィルターのON/OFF、ギャップレス再生ON/OFFなどいくつか設定可能。
    他のソフトと大きく異なる点は、メニューバーにアイコンが常駐するタイプで、ウィンドウが無い。パッと見てiTunesだけを使っているかのように見える。スマートさでいくならこれしかない。これおよびAudirvana以外のソフトだと、後付でウィンドウに張り付く感じがちょっと気持ち悪いのでこれはいい。設定項目の説明なども公式ブログの解説がわかりやすく、印象はいい。
    価格的にも使い続けるかどうかは気にしないで、とりあえず買っておくということでいいと思う。

ということでBitPerfectとAmarra Hifiでスタート。BitPerfectとAmarra Hifiの音の違いは、
    BitPerfect
  • パサパサしている。凹凸なく音をストレートに出力していますよ感がある(まさに名の通りか)。
  • Amarra Hifi
  • 若干潤いがあるか。音像を若干中央に寄せている感じがする。意図的に良いサウンドになるように考えて作っていそうな感じがする。
と言ってもものすごく違うというほどでもない。ブラインドテストでわかる自信無い。細かく分析的に聴いてやろうとするとわからなくなってくるのだが、でもなんか長く聴いているとどうも違うような気がする。

ギャップレス再生は、なぜかわからないが時々わずかに途切れることがある(特にAmarra Hifiで)。まぁ、0.5秒もないごくわずかなものなので、許容範囲。ソフトの挙動としてはHDDをリアルタイムに読み出しているのではなくてメモリーに数曲分読み込んでいるみたいなので、そこら辺の継ぎ目の処理とかあるのかもしれない。

ここまでやってみて初めて感じたけど気分または安定度等でソフトを切り替えて使うのはイイね、面白い。