2012/11/30

ぅぉーダサすぎるぜ

最近のヘヴィーロウテイションは
  • かせきさいだぁ "Mr.City Pop"
  • Earl Okin "Bossa Britanica"(和名は"アールオキンの眠れぬ夜のボサノバ")
です!
かせきさいだぁ、なんかアナログのシングルを一つ持ってる気がするけど(すぐ出てこない)別に熱心なファンでもないけどそれにしても久々すぎて不思議な感じだ。「アスピリン片手のジェトマシーン ジェトマシーン ジェトマシーン そんな気分なのです」のフレーズが未だに時々思い出されるとおもったら本作にもまた同じフレーズ歌ってるし...
一番強力なのは2曲目の"さよならマジックガール"。なんといってもサビが
ダセェぜベイビー 切なすぎて」
だからね!「ダセェ」って言葉がサビのしかも冒頭ってなんかスゲェ。ベイベェーとかじゃなくてカタカナそのままのベイビーだしね。もうこれが頭を離れないこと離れないこと。

"あきれるほどにシティ、はじけるほどにポップ"とか書いてあるんだけどサウンド的にはドーンと低音が来たりして全然シティじゃないよ(いい意味で)。Illicit Tsuboiミックスだからかも。耳が疲れないこういう音質はありがたい。2012年としてとてもグッドサウンドな盤だと思うけど違いますかね。
あっ、もしかして2012ナウがシティポップなんだぜ!っていう、古いと思わせながら実は2周くらいした感じで言っているのか!? 未来ちゃんに化石ちゃんか!?

Earl Okinはジャケを並べてみたら面白かったということなんですけど、いや中身も良いです。コテコテでないボサノヴァの具合がちょうどいいわけです。

あぁぁクラムボンの新作はピンとこないわちょっと残念。彼らはテレビとかなにかのタイアップの曲はハズす気がする。で、そのハズれの"Re:"バージョンはだいたいやたらカッコいいんだ。"リ"に期待期待...。
タワーレコード限定の方を買ったんですけど付属のDVDのビデオクリップもなんだかなぁ...。





あと何年かすると「ヤバい」っていう言葉が「シティ」的には・じ・け・る気がした。激ヤバマスト!




2012/11/27

ちょとマッタァ的

ちょーっとまった〜っ > YAMAHA CD-N500、といった感のあるこの発表。
ネットワークオーディオ「N-50/30」がApple Lossless対応
パイオニアから'13年春に対応ファーム。DSDプレゼントも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20121126_575336.html
なんだよパイオニアもギャップレス再生出来るのかよ、"2013年春"ってのが2月あたりなのか5月あたりなのかでまた大分印象変わるけど。
しかしいかにもヤマハ牽制モードっすよねこれ(笑)

価格が大差なさそうなので、今欲しいのはCDも静音構造などで手抜きをしていなさそうなヤマハだけど、特に急いでないのでパイオニアの動きを見てからでもいいな。
そしてこの後マランツあたりも同じような発表が続くんでしょうか?

DSD関係は堰を切ったようにいろいろ発売されてるけどこれらはまだ様子見というか、買うならKORG MR-2000S一択の状況は変わらず...。MR-2000Sのマイナーチェンジではない後継機がそろそろ出てもおかしくないと思ったりするが...


2012/11/14

日本の70年代 1968-1982

時間がさかのぼってますが先日埼玉県立近代美術館で開催していた
開館30周年記念展 日本の70年代 1968-1982
http://momas.jp/exhibitionguide/exhibition/日本の70年代展-1968-1982/
に行きました。

大阪万博って結構否定的な見方も多かったんだなということが驚いた。なんか今の時代からみるととにかく太陽の塔(×太陽の党)を中心とした夢のようなEXPO’70って感じで、いい面しか目に入らなかったんですけどそういうわけではなかったかぁ。それでまた少し否定的な側の人がパビリオンを建てていて、しかも今みてもかなりカッコいいというその感じが何とも言えない。
今でいうと2020年とかに東京オリンピックやんなくて良いでしょ別に、っていう感じなのだろうか。そんなんじゃなくてもっと激しいか。

濃い展示で良い意味で疲れた。というか濃い時代だったということですかね。
2000年代、2010年代があと3,40年後にどういう風に俯瞰されて解釈されるのか、気になる。
MOMAS会心の一撃。

2012/11/13

東京ステーションギャラリー

東京駅の中(改札の外)にできた東京ステーションギャラリーに行った。オープン記念の展示は
【東京駅復原工事完成記念展】
始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語
というもの。

あまりにも場所(立地条件)が良すぎるせいか?なんか惜しい感じだった...。有名どころの作品もあったけど不完全燃焼だった。館内スタッフ(監視する人)がいかにもOB嘱託のおじさんで慣れてないからか?入口でお姉さんがおそらく飲食店とか休憩所と勘違いしている人に一所懸命ここは美術館で有料なんだということを説明している空気がアレだからか?強力に威厳を放ってなんぼの"キングオブ駅"な東京駅と現代アートを合わせるのは実は難しいのかも知れない!? ぃゃわからないけどこれからに期待だと思いました。


あとグッズ売り場が異様に充実してるけど高いっす。

2012/11/12

石神井公園ふるさと文化館

練馬区立石神井公園ふるさと文化館で今日までやっていた 特別展「鉄道の開通と小さな旅‐西武・東上沿線の観光‐」 に行った。
石神井公園駅初めて降りた。再開発中なんですね。


ずいぶん立派な建物ですなーこれ。2階の狭い部屋で今回の展示が行われていた。最終日のせいもあるか、思ったより混んでたよ。図録がバンバン売れてておれも買った。豊島園ってもともと豊島氏の城だったとか知らなかった。東武東上線でレコードプレーヤーを車内に設置して音楽を流しながら走る「ミュージック・カー」が存在したとかも大変興味深い。レコード針飛ばないのかよ。しかもそれで行き先が長瀞とか越生っていう渋さ(笑)。

ナニがイイと言うと上手く言えないのだがおれは地図的に秩父奥多摩辺りが好きなのである。ハイキングに適しているとかいう理由ではなく、東京から近い割に農村感が溢れていたり山が結構高いとか鍾乳洞が多いとか、峠を越えて秩父にたどり着いたらさらに先に秩父鉄道が走っている感じが少し不思議な気がしてしまうというようなことが混ざり合っているからかも知れない。飯能でスイッチバックする線路構造とか、東上線の「男衾」「寄居」といった独特な駅名とかも良くて路線図が気になってしょうがなかった。
よく行ってたというわけでもなくて地図や本の情報だけでそういう印象があり、小さい頃から地図のあそこら辺が良いオーラが出ていたのでよくわからない。

最近になって実際に行ってみるようになったが、その何となく気になる感じはキープされているのは面白い。箱根みたいな華やかさが全然ないのがよく、観光的に不便すぎず便利すぎず実はポイント高いんである。蕎麦や野菜がかなり旨いし。
この展示を見ると、戦前から観光に相当力を入れていることが窺えるからこんな言い方じゃ怒られるかもしれないけど。