2012/05/01

Cerenate バイワイヤー/アンプ3

FIDELIX Cerenate(パワーアンプ)とATC SCM19(スピーカー)の結線のしかたを変えてみた。先日はブリッジでバイワイヤーにしてみたが、今回はバイアンプを確かめようということでブリッジ(モノラル2台)せずにステレオ2台として、1台づつR(右)を低域に、L(左)を高域にした。ライン入力ケーブルはとりあえず試しということでブリッジ用をそのまま使う。つまりLチャンネルが逆相になっているので、スピーカーケーブルでも+−入れ替えて逆相の逆相で正相として扱う。
同じ目的で別のやり方としては、1台のステレオアンプを左右の低域のみ、もう1台を左右の高域のみにする方法がある。というかバイアンプってそのほうが普通か。今回のはステレオアンプをモノラル扱いにして上下段で結線しているということになります。
ケーブルは引き続きオヤイデ電気Straight Line 2by2。

あらら、バイワイヤーよりこれの方が良いわ...。当たり前か...。低域がちょっとしょぼいっつうか制動できていない気もするけど、音の分離が全然違っててトータルではこっちが優勢だろう。このケーブルでのバイワイヤーは低域に偏って音が籠る感じがしたんでね(気持ち悪いわけではないけど)。
このバイアンプの良さを維持したまま、ウーファーがもっとガツンと来るようになるのが理想的だと思う。

しっかしこうなると困ったなあ、セレナーテをもう1台買って高域専用にするのかーっ?(2台買って4台共ブリッジ駆動は勘弁してほしい)。しかし同じもの3台も買うんならなんか別の良いアンプ買えそうだしさ、どうなんだこれは。高域だけ1台でやるってのも何となく変な感じするし、こういう状況になってくると結局やっぱ純正パワーアンプATC P1とかの方が良いんだろうか。理屈としては上下分離で駆動してる方が良いはずだけど(まさに今それを確認してしまったし。巷のアクティブスピーカーは大体上下分離しているのはそういうことでしょ)、そもそもの機器グレードの差異があるし、やってみないと分からない。昔、低価格帯では一世を風靡した"モグラ"ことFlyingMoleのアンプでモノラル&バイアンプ(=4台)やって失敗した経験があるしここはどーしても石橋を叩いて渡らなかったりしてしまうぞ(その時のスピーカーはATC SCM7。少しサイズが大きくなっただけでやってることが変わらない...汗。多分モグラが特別悪いのではなくてSCM7には役不足だったということだと思う。SCM7にMcIntosh MC402を繋いだことがあるけど、これは朗朗と鳴って、ブルーアイズのメーターがガンガンに振れまくって驚いた。好みはあるかも知れないがオーバースペック感はなかったと思う)。
値段も同じ位になってしまうし。いや、P1の方が安くなっちゃうぢゃないか。若干泥沼化。

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