2012/11/30

ぅぉーダサすぎるぜ

最近のヘヴィーロウテイションは
  • かせきさいだぁ "Mr.City Pop"
  • Earl Okin "Bossa Britanica"(和名は"アールオキンの眠れぬ夜のボサノバ")
です!
かせきさいだぁ、なんかアナログのシングルを一つ持ってる気がするけど(すぐ出てこない)別に熱心なファンでもないけどそれにしても久々すぎて不思議な感じだ。「アスピリン片手のジェトマシーン ジェトマシーン ジェトマシーン そんな気分なのです」のフレーズが未だに時々思い出されるとおもったら本作にもまた同じフレーズ歌ってるし...
一番強力なのは2曲目の"さよならマジックガール"。なんといってもサビが
ダセェぜベイビー 切なすぎて」
だからね!「ダセェ」って言葉がサビのしかも冒頭ってなんかスゲェ。ベイベェーとかじゃなくてカタカナそのままのベイビーだしね。もうこれが頭を離れないこと離れないこと。

"あきれるほどにシティ、はじけるほどにポップ"とか書いてあるんだけどサウンド的にはドーンと低音が来たりして全然シティじゃないよ(いい意味で)。Illicit Tsuboiミックスだからかも。耳が疲れないこういう音質はありがたい。2012年としてとてもグッドサウンドな盤だと思うけど違いますかね。
あっ、もしかして2012ナウがシティポップなんだぜ!っていう、古いと思わせながら実は2周くらいした感じで言っているのか!? 未来ちゃんに化石ちゃんか!?

Earl Okinはジャケを並べてみたら面白かったということなんですけど、いや中身も良いです。コテコテでないボサノヴァの具合がちょうどいいわけです。

あぁぁクラムボンの新作はピンとこないわちょっと残念。彼らはテレビとかなにかのタイアップの曲はハズす気がする。で、そのハズれの"Re:"バージョンはだいたいやたらカッコいいんだ。"リ"に期待期待...。
タワーレコード限定の方を買ったんですけど付属のDVDのビデオクリップもなんだかなぁ...。





あと何年かすると「ヤバい」っていう言葉が「シティ」的には・じ・け・る気がした。激ヤバマスト!




2012/11/27

ちょとマッタァ的

ちょーっとまった〜っ > YAMAHA CD-N500、といった感のあるこの発表。
ネットワークオーディオ「N-50/30」がApple Lossless対応
パイオニアから'13年春に対応ファーム。DSDプレゼントも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20121126_575336.html
なんだよパイオニアもギャップレス再生出来るのかよ、"2013年春"ってのが2月あたりなのか5月あたりなのかでまた大分印象変わるけど。
しかしいかにもヤマハ牽制モードっすよねこれ(笑)

価格が大差なさそうなので、今欲しいのはCDも静音構造などで手抜きをしていなさそうなヤマハだけど、特に急いでないのでパイオニアの動きを見てからでもいいな。
そしてこの後マランツあたりも同じような発表が続くんでしょうか?

DSD関係は堰を切ったようにいろいろ発売されてるけどこれらはまだ様子見というか、買うならKORG MR-2000S一択の状況は変わらず...。MR-2000Sのマイナーチェンジではない後継機がそろそろ出てもおかしくないと思ったりするが...


2012/11/14

日本の70年代 1968-1982

時間がさかのぼってますが先日埼玉県立近代美術館で開催していた
開館30周年記念展 日本の70年代 1968-1982
http://momas.jp/exhibitionguide/exhibition/日本の70年代展-1968-1982/
に行きました。

大阪万博って結構否定的な見方も多かったんだなということが驚いた。なんか今の時代からみるととにかく太陽の塔(×太陽の党)を中心とした夢のようなEXPO’70って感じで、いい面しか目に入らなかったんですけどそういうわけではなかったかぁ。それでまた少し否定的な側の人がパビリオンを建てていて、しかも今みてもかなりカッコいいというその感じが何とも言えない。
今でいうと2020年とかに東京オリンピックやんなくて良いでしょ別に、っていう感じなのだろうか。そんなんじゃなくてもっと激しいか。

濃い展示で良い意味で疲れた。というか濃い時代だったということですかね。
2000年代、2010年代があと3,40年後にどういう風に俯瞰されて解釈されるのか、気になる。
MOMAS会心の一撃。

2012/11/13

東京ステーションギャラリー

東京駅の中(改札の外)にできた東京ステーションギャラリーに行った。オープン記念の展示は
【東京駅復原工事完成記念展】
始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語
というもの。

あまりにも場所(立地条件)が良すぎるせいか?なんか惜しい感じだった...。有名どころの作品もあったけど不完全燃焼だった。館内スタッフ(監視する人)がいかにもOB嘱託のおじさんで慣れてないからか?入口でお姉さんがおそらく飲食店とか休憩所と勘違いしている人に一所懸命ここは美術館で有料なんだということを説明している空気がアレだからか?強力に威厳を放ってなんぼの"キングオブ駅"な東京駅と現代アートを合わせるのは実は難しいのかも知れない!? ぃゃわからないけどこれからに期待だと思いました。


あとグッズ売り場が異様に充実してるけど高いっす。

2012/11/12

石神井公園ふるさと文化館

練馬区立石神井公園ふるさと文化館で今日までやっていた 特別展「鉄道の開通と小さな旅‐西武・東上沿線の観光‐」 に行った。
石神井公園駅初めて降りた。再開発中なんですね。


ずいぶん立派な建物ですなーこれ。2階の狭い部屋で今回の展示が行われていた。最終日のせいもあるか、思ったより混んでたよ。図録がバンバン売れてておれも買った。豊島園ってもともと豊島氏の城だったとか知らなかった。東武東上線でレコードプレーヤーを車内に設置して音楽を流しながら走る「ミュージック・カー」が存在したとかも大変興味深い。レコード針飛ばないのかよ。しかもそれで行き先が長瀞とか越生っていう渋さ(笑)。

ナニがイイと言うと上手く言えないのだがおれは地図的に秩父奥多摩辺りが好きなのである。ハイキングに適しているとかいう理由ではなく、東京から近い割に農村感が溢れていたり山が結構高いとか鍾乳洞が多いとか、峠を越えて秩父にたどり着いたらさらに先に秩父鉄道が走っている感じが少し不思議な気がしてしまうというようなことが混ざり合っているからかも知れない。飯能でスイッチバックする線路構造とか、東上線の「男衾」「寄居」といった独特な駅名とかも良くて路線図が気になってしょうがなかった。
よく行ってたというわけでもなくて地図や本の情報だけでそういう印象があり、小さい頃から地図のあそこら辺が良いオーラが出ていたのでよくわからない。

最近になって実際に行ってみるようになったが、その何となく気になる感じはキープされているのは面白い。箱根みたいな華やかさが全然ないのがよく、観光的に不便すぎず便利すぎず実はポイント高いんである。蕎麦や野菜がかなり旨いし。
この展示を見ると、戦前から観光に相当力を入れていることが窺えるからこんな言い方じゃ怒られるかもしれないけど。

2012/10/19

ギャップあり

ヤマハ、ネットワーク再生対応CDプレーヤー「CD-N500」
WAV/FLACの24bit/192kHz対応。実売66,000円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20121018_566064.html
CDも聴きたい人のネットワークプレーヤー、ヤマハ「CD-N500」登場
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1210/18/news077.html

どうもPC(Mac)を使用して音楽ファイルを聴くのが馴染めないので何とかなんないかと思ってて、あと発展途上(?)のDSD環境の件もあるからこの辺の機器については様子見なんですけどこの製品はアリだな文章みた限りでは。

PCオーディオが馴染めないのは音質ではなくて操作性と安定感のなさで、これはまぁ音楽再生専用ではないから、ということが大きいけど、再生専用機としてPCを2台買うとすると、それはそれで面倒。ディスプレイキーボード二つとか嫌だし。
ずっと前からMacとiTunesとiPod,FireWireオーディオインターフェースとNASがあって全然環境が揃ってるのに全然しっくり来ないのでPCはひとまず諦めているわけです。

そこで非PCでのEthernet経由での再生が良かろうと踏んでいて、でもLINNまではちょっと手が出ないし、"LINN以下"で数社から出ている製品は微妙な匂いが漂うしでどんどん興味が薄れている所でやっと来たんじゃないかこのCD-N500ってのは。

何が良いかって「ギャップレス再生」の対応ですよ(ヤマハのニュースリリースのページに書いてある)。あとiOSアプリ。ヤマハはNP-S2000で実績あるから多分良いでしょう、と期待したい(NP-S2000触ったことないので詳しく知らないけど)。wavファイルのネットワーク再生でもS/PDIF出力できるんだよねこれ。出来ないとは書いてない。アナログ出力は全く期待してないのでデジタル出力前提で。

そんなことを言うとNP-S2000の方が良いけど、アレ奥行きが長過ぎて置くのが厳しい。CD-N500は奥行きは短い。高さが96mmというのがイマイチだが仕方なし(2Uの高さに抑えられるといいのになぁ)。

NASはSSDで1台用意した方が良いんだろうなきっと。HDDでファン付きだとその動作音と振動で根本的に萎える。あーでもNASの管理がまた面倒という話になりそうだなぁ。

2012/10/09

山下達郎のベスト"OPUS ALL TIME BEST 1975-2012"とくるり"坩堝の電圧"とチャットモンチーの新作"変身"を立て続けに買った。
ま、どれも鉄板なんですけどね。


新鮮みがものすごく全然無い(初めて聴いたのになんかどっかで聴いたような...ということばかり気になる)くるりの新作ですが、それでも今の感じとしてはアリだなと思わされるものがあった。1,2年後どうかは知らんですけど。

山下達郎はシュガーベイブを除き初めて買ったんですけど、百科事典状態で何がどうとかそういうことじゃないのさという感じでしょうか。古いやつと新しいやつで音質的ギャップをほとんど感じないのはさすが音マニアということか。音が虚飾無しで爽やかで高原の空気みたいなのでたまに聴きたくなること間違い無し。小生は生憎爽やかな人間ではないので毎日聴くというわけではないけど...。

チャットモンチーはこれは今まだ1回聴いただけでまだよく分からないけどとにかく付属のDVDが良くて驚いているところ。正直、二人体制になってからどうなんだろう?って思ってたけどこのDVD見たら急にそういう不安感が無くなった。っていうかすげーこの2人。
何かの機会にクラムボンとか茂木欣一とかとジョイントセッションして欲しい!

あともうちょっとベースの音が沈み込んで欲しい。まぁでもいいや2人でこんな音が出てるんなら。




2012/09/23

ヤン富田リキッドルーム

LIQUIDROOM 8th Anniversary with Audio Science Laboratory presents YANN TOMITA Concert

っていうことでヤン富田コンサート@リキッドルーム。
とりあえず疲れた
18時から始まり、22時55分位まで演った。リキッドなんで当然立ちっぱなし。そんでもっておれは開場時刻の17時から居たので正味6時間立ち。
ヤン富田のコンサートは着席スタイルの方が良いです。

ヤン富田のコンサートは"コンサート"と言ってるけど、ふつうの楽曲演奏ではないアート作品のライブパフォーマンスと言った方が近い。以前は椅子があったのでかなりハマり、超絶に眠くなったりした(良い意味で)けど今回はそこまで行けなかった。でも結構途中で退席して端の方で座ってたり、ロビーの方に移動して座ってた人は居た模様。そっちのが正解だったかもな。
写真は先生自ら「撮影タイム!」ということで撮ったもので違反ではございません。


このキノコ雲発生装置(?)が何を指しているか、といったあたりなど、今回は非常に風刺が効いたパフォーマンスでかっこよかったです。


ちょっとだけ動画


2012/09/19

よみランクラムボン

clammbon YOMIURI again & again!!! ~Acoustic sound & Band sound~
っていうイベントタイトルだけど別に誰もそんなの言わないし「野音!」とかと同じ感じで「よみうり(ランド)!」っていうことなんですけど2日間行ったー
今日はすごい疲労感あった。特に激しい運動してないんだけどなんでだろ。陽に当たってただけでそんな風になるっけか。

「よみうりランド」の略って「よみラン」らしいんですけど普及してるんだろか。「よみうり」か「ランド」じゃないのと思っちゃうけどな。この白い犬のキャラクターは「ランドドッグ」っていうくらいだし。


二日間完全に趣向を変えててどっちも良かった。一日目の方が貴重だが、二日目の幸福感はそれはもうアレです。クラムボンに関しては2回目にして日比谷野音を超えたかもしれないんじゃないのこの場所!?
日比谷は海抜が低いし何となく湿度高いんだけどよみうりランドは丘の上にあって空が広いのはポイント高い。
って、ただ場所の感想を述べているだけなんですけど、クラムボンの場合はこれがそのままクラムボンの感想になれてしまうと思う。
この様子をDVDなりBlu-rayなりで発売して欲しい。ただし重要なのは3人のアップもさることながら、同じ比重で全景の"引き"の画です。シャボン玉のみならず出来れば空まで入れて雲の動きまで入った状態でそれをただ流しているだけというのでもう全然いい。いやな人は別アングルでアップの映像を見れますよという構成でお願い。

あと今回は両日とも"波よせて"と"ナイトクルージング"を演らなかったのは良かったと思う。もう次行こう、次。ってことだろう。現在版のFishmans見たければ最近公演機会増えてるしね。


はじめて京王よみうりランド駅を利用してみた。「巨人への道」っていう階段から撮影。

こちらは二日目。行きはともかく、帰りは徒歩でも全然遠く感じないけど、徒歩の人はとても少なかった。

2012/09/12

「具体」展と「与えられた形象」をいっぺんに観に行った@国立新美術館。
得体の知れない具体の方を期待して行ったが、正直作品の一つ一つはピンと来なかった。けど当時の様子を映している記録映像が良かった。大阪万博が映像を見れば見るほど強力だ。壁に見立てた大きな紙を全身でバーンとぶち破るやつなどは思い出しても少し笑いそうになる。

「与えられた形象」 のほうは、ダムマニアの人は見た方がいいかもしれないっす(笑)。ダムを標榜していないものでこれだけダムづくしなものは珍しいと思います。といっても全景とかゲートとかは無いです。
写真と絵が半々の変わった構成で、絵画の興味センサーが全くない小生ですがこの絵は好きだと思えた。こういう展示方法も当たり。



2012/09/10

KB

江東区木場のラーメン屋「来々軒」が復活していたということをつい最近知って行きました。昔と場所が変わって、オーナーまで変わっている(元々お客だった人が継いだとのこと!)というのに味が全然変わらないっていうか、むしろ前より旨くなってない?というくらいのアップデートっぷりが驚きかつ嬉しい。
"タンギョー"(=タンメンと餃子)っていう単語が正式な使用法となっているのが可笑しい。前は毎日来てるような顔なじみな人じゃないとタンギョーは言ってはいけない(言うのがかっこ悪い)ような空気があったと思うけども。
殆ど皆
客1a「タンメンと餃子」
客1b「タンメン餃子」
おばさん「はいニコニコー」
客2a「タンメン」
客2b「タンメン餃子」
おばさん「はいニコイチ」
というようにフルネームで呼んでいたけどもうその必要が無いという、っていうか食券式になってるし。あとタンメン以外のやつを食ったことが無いけど今度は積極的に違うメニューもやっているのがすごい。

これは電車賃かけてもまた行くしかない。タンメンに関しては個人的にはここが最強かつ唯一の存在で2位以降が居ない。

2012/09/07

IKB

池袋のレコファンがまもなく閉店。確か10/1閉店と書いてあったと思う。昔は池袋店頻繁に行ってたが、もう全然買わなくなってしまった。渋谷店にリソースを集中させるようだ。

池袋のディスクユニオンはだいぶ店内が変わっててオールジャンルなレコード屋っぽくなってた。つまりクラブミュージックさようなら状態。ただしアナログ盤自体は棚の量が増えているように見えた。JAZZとかのアナログは結構息を吹き返しているっぽいっすからね。

物理メディアのクラブミュージック入手環境は渋谷に収縮したですかね。新宿はなんか元から違う感じだしね。


この前(いや、ひと月前だっけか)サントリー白州のプレゼントに応募したら当たった嬉しい。やっぱり新製品の白州より従来の"10年"の方が好きな味だな。




和歌山県にある和歌山電鐵(かの有名なネコ駅長がいるところ)に行きたいと思って調べているのだが、全然割引きっぷの類がないぞこの地方。やっぱしJR東日本、JR東海、JR西日本と3社を跨がっているし、ドル箱路線を経由するしでダメだな。
もともと和歌山県自体が関東からみると地理的に行きづらいし、ほとんど定価でしか行けないとなるとますます大変。関西空港の飛行機は一見安いように見えるけど空港アクセスの料金を足すとあまり変わらなくなる。
夜行バスが一番優位性が高くなってる...ぅーあり得ない...。

どっかの雑誌で和歌山県は東京からの観光客の少なさに悩んでいる、みたいなことが書いてあったけど当たり前だろどう考えても行きづらいわ(笑)。行きづらくてもすごく割安とか直行列車があるとかいう場合はハードルは結構下がるけどほぼ全ての要素が備わっていないっつうのね。

2012/07/04

406 458 460 500

インチキ野郎が多過ぎて 街カドでつまづきそうだよ
気の合う場所を見つけた夜は 朝までダラダラしてしまいそうだよ ("誰かを捜そう")
ってな感じがヒシヒシの現在でもうどうしたらいいのか分からなすぎておれもデモとか参加した方がいいですかねやっぱって感じにもなってきますが、
そこにきてピニンファリーナ・セルジオ氏が無くなったというのがまた残念ニュースです。


なんか知らないけどどこかで偶然見かけたものが、追求して調べたりするほどじゃないけど後々まで記憶に残ってて、忘れかけた頃にピニンファリーナ製だと知ったり、すげーかっこいいと思ってモーターショウでパンフレットを貰って取っておいたりするけど、デザイナーが誰だとかいうことに興味がなくて、その車体だけ好印象だったものが実はピニンファリーナだったというのが結構あるので、芋づる式にまたpininfarinaかよ!ってことで結果的に気にせざるを得ないという状況でしたが、こういうの今後出てくるかな。
そういうのがたくさんある世界がいい。

左がホンダ、右がプジョー。今のホンダってこの辺の時期と比べるとどうにもぱっとしなくなったと思う。車を買っているわけでもないので単なる外野だけど、その外野的イメージが今はぜんぜん印象的でない。

右ページの下から二つ目のイラストは自動車ではなくてイタリアの電車ETR500形。電車のデザインもイイ物揃いです。確か路線バスとかもやっててそれもまたいちいちカッコいいという







2012/06/25

しぶしゃび

東京都写真美術館の川内倫子展を見に行く前に、代官山の蔦屋書店に行ってみたんですけど、ぃゃぁ、何だこの混雑は。外装内装共に凝った感じでかっこいい建物ではあるけど、中がぎゅうぎゅう。池袋のジュンクとかより混んでる全然。。。。。。アホか(笑)。

スタバか何かカフェ関係も同一敷地内にあって、もう犬(の散歩)もうじゃうじゃ。あとママチャリじゃない流行の自転車も歩道に大量に駐輪。犬が散歩だというのにあまり楽しそうに見えないのは気のせいだと思いたい。

まぁ、つまりおいらのような外から来た人間が行く所じゃないってことです。本来観光地じゃないんですあそこは。普通に平日の昼とか夜遅くにスッと買ってサッと帰るっていうことでしょう。
(と言ってもあそこら辺は平日でも混んでそうだけど)





そのまま歩いて写美に行った。
"川内倫子展 照度 あめつち 影を見る"は、上記に比べれば全然空いてて全然OKですよ。展示としては初めて観たんですけど、なんというか心の中から声にならないような感動とか驚きが沸き上がってくるような感じが全然しないけど、すぐに飽きて早く帰ろう的なアレな感じもせず、割と長居してしまった。なんだろうよくわからない。




田中フミヤのカラフト名義のDJなどに延々と居て帰る時みたいな心境。これ見よがしな起伏がないことがつまらないとか悪いということではないし、時間の無駄でもないどころか時間の経過について考えられるのが面白いし、ほんの僅かに心境の土台が強くなる(?)のが嬉しい、みたいな。

2012/06/22

ばばゆに

あらあら、ディスクユニオンが高田馬場にできるそうです。ルノアール2階。今までありそうでなかったという方がしっくりくるかも知れない。以前は小さいレコード屋(レンタルレコード・CD)がたくさんあったと思うけどそういうのが減ってしまったからだろうか。

ディスクユニオンはここ数年の個人的な印象では、レコード店の中でひとり気を吐いてて、"空いたポジション"を抜かりなく手に入れているように見える。攻めの姿勢なのか、今まで通りやってたら周りがバタバタ倒れちゃった的な感じなのかはよくわからないけど共倒れしちゃうよりは全然ありがたく、他の大手店がほんとイマイチになっちゃったので、昔より利用頻度が高くなってますよ。今はAmazonかUnionか、って感じなんだよなぁ。TechniqueとかJetSet、Lighthouse Recordsとかはまた別のポジションで。

なんかいつの間に本屋もやってるしね。コレも上手いなと思う。大きい流れとして電子書籍とかAmazon化みたいなのは確実としても、いきなり全部そういうわけにいかないしそこからはみ出るものも大量にあるしでなんかいまいちだよなーという所にスッと入ってる。多分今後、書籍の取り扱いを広げていくんじゃないでしょうか、と期待してみる。

2012/06/15

季刊雑誌『ステレオサウンド』がAmazon.co.jpでアダルト扱いになってるのが笑った。

2012/06/11

新白州

ウイスキー好きではない(最近は特に本質的に酒好きではないと思っている)けども、サントリーの工場見学に行って以来、白州10年が旨いので買ってるんですけど(まんまと工場見学戦略に嵌ってます)、白州10年ではない新製品が出たのでコレも買った。

新しいやつ(写真右)は見た目が10年より高そうに見えなくもないが、最廉価のエントリーモデル。10年とか年数を銘打ってないけど、定価で10年より500円安い。ってことは5年とか8年か!?ってお約束的に考えてみるがいろいろ混ぜているのだろうきっと。
今まで年数で区分があったのにコレだけないから呼び方に困らないですかねコレ。"白州"と言ったら今までは総称だったけど今度からこの新製品と判別が付かない。新白州とか無印白州とか孫白州とかなんか呼び方があるのだろうか。
味は、10年と新製品どっちがいいと言ったらおれは10年の方。ただ新製品の方は、飯を食いながら呑むのに合うと思った。10年は飯には合わなくてただ酒だけを呑む方が良い。あと炭酸水を入れたら非常に飲みやすくなった。けど白州感は薄れるかな。10年は炭酸水入れても薄れない。

12年は工場見学でしか飲んでないのでそのうち買うことになるだろう。(18年,25年は買えないよ)

2012/06/08

おぉDSDディスク再生可能か

おぉぉこれはこれは。
パイオニア、DSDディスク再生可能なSACDプレーヤー2機種
-63,000円のPD-30、37,000円のPD-10。iPod接続も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120607_538406.html
DSDディスク(SACDではなく、ダウンロードやレコーダーで録った.dsfなどのファイルをDVD-Rに焼いたものを指す)が再生できる製品って、今まで入手しやすい物としてはSONY SCD-XE800,SONY SCD-XA5400ES,KORG MR-2000Sしか現実的ではなかったと思います。あとギリギリでFOSTEX HP-A8。HP-A8はディスクではなくてSDカードなのでむしろイイかも知れないけどまだ実験的な印象が拭えないのは気のせいか。
(2012/07/12追記:MR-2000Sも円盤ではなくファイルですね)
ほか、最近はUSB接続のDACで再生できる物が出てきたけどソフトの使い勝手とか考えるとまだ本腰ではないでしょう。

で、そういう状況だったので、もしかして民生用のDSDディスク再生というものは
SONYが何か権利を握ってて他のメーカーが出せない事情があるんじゃないのか!? → いつまでも微妙な状態が続いて流行らない → ブレイクせずにひっそりと終了
といった悪いストーリーを結構想像していたんですけども、なんだなんだパイオニアから出るんじゃないか。今まで単に商売として需要が無さすぎただけってことですかね。このあとONKYOとかが後に続いたりして。
今DSD目当てで買うならSONYが新機種を出さない限りはこっちだなぁ。外観はどちらもイマイチなのでデジタルものは新しいほうが良さげ。気分的な話ですけどね。

パイオニアというと、既発売のSACDプレーヤーであるPD-D9Mk2は結構気になる存在で、デザインも好きなので余裕があったら買いたい位ですが、発売から3年くらい経っているので、そろそろモデルチェンジでPD-D9Mk3とかいってDSDディスク対応になるとさらにナイスで購入動機が出来まくりなので期待したい。

今回の機種PD-30,PD-10は、パイオニアのサイトにある写真を見ると、DACのチップは旭化成AK4480が使われているようだ。よく知らないのに言うのはアレだけどコレは廉価版ですかね。なんとなくPD-D9にも使われているWalfsonとかTIの方が安心しちゃう感じがするけど(笑)、まーこれは聴いてみないとホント解らない。
7月中旬発売となっているので一般人は当然まだ入手できないですが、既に「VGP 2012SUMMER 受賞 CD/SACDプレーヤー(50万円未満)」というマークが表示されてて、生まれもって受賞済というのは何だろうコレ。条件を満たしているようではあるけどそもそも今の時代こういうの効果あるのかいな。
○ッド○ザイン賞とか○ンド○レクション的な匂いを感じずにはいられない... ってそんなネタにマジレスしなくてもっていう話ですわね。

2012/06/01

非常に久々に秋葉原の有名オーディオ店で試聴をさせてもらったんですけど、当たり前だけどやっぱすごい。
聴いてる時は気にしてなかったが、思い返してみればプレーヤーからスピーカーまで、定価だと総額6300000円(ケーブルやボードもなんか高そうでしたがそれは除く)くらいのやつで敢えてFishmansとか砂原良徳とかも聴かせてくれて、まぁ〜もぅなんていうか ぅぉーっ!1998年の赤坂Britzにタイムスリップした!! ってな感じでございやした。音がひたすらrobustでstableですわ。クラムボン持ってけば良かった(笑)
いくつか機種を繋ぎ換えてくれたりもしたけど、ここら辺のものは値段と音の関連性がよく解らない。コレ90万円だけどこっちの60万円の方が良くない?30万円高いのにこの音はちょっとナイでしょう...とか思う。
買わないからってお気楽にモノを言い過ぎないように注意注意!

すこし安心したのは、もう家に戻ったら聴く気がなくなるんじゃないかと思ったけどそれはなかった。金額的に何分の一か計算してもしょうがないからしないけど。
○○万円積んだから必ず音が良くなるというわけでもないけど、高いものをやたら否定するのも変で、やっぱり価値観をどう持って、どう前向きに更新していくかというところだろうね。

2012/05/29

マイケル・サンデル特別講義

第16回 ハヤカワ国際フォーラム/東京国際フォーラム開館15周年記念事業
マイケル・サンデル特別講義
ここから、はじまる 民主主義の逆襲
に参加させていただきました。ありがたいです。同時通訳付で様々な話題で3時間オーバー、白熱した議論が聞けて唸りました。
小生の能力不足によりどんな話題かの詳細は書けませんが特に印象的だったのは、福島原発事故の件で、多分喋った人は日本人のみ(そうでないとしたら日本在住の人か)ではないかと思うけどそれでここまでオープンであまり感情的にならない議論が成立するとは思っていなくて驚いた。特にコレに関してはサンデル先生が日本人ではないということもプラスに作用しているのかなと思った。

最後の方になって本日のタイトルになっている"民主主義の逆襲"という意味が少し解った気がした。
金曜日だったらそのまま呑みに行くだろコレ。あぁ月曜

2012/05/21

Thomas Demand トーマス・デマンド展

昨日、トーマス・デマンド展という展覧会に行きました@東京都現代美術館。
隣近所が土木工事やっててうるさくて、時々弱い地震のような振動も来てしまうのでとりあえず外出しようと思って、若洲のゲートブリッジでも行ってみようかと思ったけど澄み渡った晴れではないし眺め悪かろう、そこで何か無いかと思った時の美術館博物館頼み、いくつか調べた所ここが一番ピンと来た!しかも初日!
という程度の毎度の予備知識ゼロで行ったんですけど、初日の本人来日講演にも間に合ってしまい、一度も作品見たことないのに講演から始まりました。
通訳付きの講演を2時間みっちり拝聴してケツの骨が痛くなったところで実物拝見となりましたが、
おぉぉぉ。。。と言いっぱなしの濃い内容でございました。
講演聴いたから分かったけどさ、いきなり見たら殆ど解らないですよコレ紙製かよなんなんだよいったい...(しかも大半は実物大スケールで制作)

あ、立体物が置いてあるわけではなくて、紙製の物体を撮影したものが作品で、つまり全部写真か動画なんですけど、それを見ていろいろ考える過程が杉本博司先生の作品と似てる。見た目が似てるということじゃなくて思いの至り方みたいなものです。
制作に死ぬほど時間かかっていそうだけども見る側としてはじーっと鑑賞してフムフム...みたいなのじゃなくて、割とさーっと見終わってしまって、あとからジワッとくるようなタイプだと思ったので、コレはつまりもう一回見に行きたい。

作品を紹介している書籍も出てるけど、もともと平面の写真が作品なのに、なぜか印刷物だとイマイチ。巨大な写真で見ないとグッとこない。単に大きさの問題だろうか。巨大な写真と言ったってあんな3mも4mもあるようなものは現像液に浸けてるわけじゃなくて印刷だろうしなぁ。



全然関係ないけどここら辺に「レッドロブスター」があったと思うんだけど久々に行ったら無かった。遥か昔、レッドロブスターのTVCMが大量に流れてて、でも当時ネットもないしどこにあるか分からず、名前は知ってるけど見たことない謎の店でした。今でも結構店舗存在しているようだけど未だに行ったことないです。

その代わりじゃないけど木場公園の向いになんと、バブル時代に試作されたJRの寝台列車「夢空間」の廃車体がレストランになってた!夢空間は3両で、うちもう1両は埼玉県のららぽーと新三郷にあった。もう一両の展望車はどこにあるんだろ(前は海浜幕張にあったような気が)。ちなみにこのレストラン、検索したらシェフが実物のオリエント急行食堂車で働いていた唯一の日本人だそうで、ちょっと気になるけど如何せんおれはフランス料理とか敷居が高くてどうにもこうにも...(大体ワインがろくに飲めないんです)

2012/05/17

最近のCaprice

すっかり話題に上らなくなった(?)D/Aコンバーター FIDELIX CAPRICEですけど、"一応"安定動作しているので特に気にならなくなって早数か月。

"一応"というのは、安定するまで40分~60分かかるためです(笑)。

ここで言う安定というのはいわゆるロック外れ(音途切れ)がなくなることで、PLLバンド幅はLowestで、I2S接続の場合です。

昨年は問題ありまくりでしたが、なんかいつの間にI2S-Lowest常用になってしまった。ぃゃいつの間にじゃなくてKOJO Aray導入の効果と思われる(Arayなしで試せば多分ダメだろう、未確認)。これを期待してArayを導入したわけではないのでちょっと驚いた。

ロックするまでの40〜60分位はどーすんだというと、ブチブチ音切れしつつ、気にせずそのまま流してます。厳密に計測してないけど気づいたら音切れがなくなっているんですいつも。CD盤を最後まで再生して、次行くかってところで、あれ、そういや音飛んでなかったな、となる。安定状態に入ると、CDを交換しても音切れしないです(ごく稀にあるけど)。
安定までの時間はそれより早いことも遅いこともない。これはCAPRICE側の事情なのか、トランスポーター(PS Audio PWT)側なのか、Arayの出力なのか、よくわからない。
(2012/05/22追記:Arayを点けっぱなしでCapriceをOFF,PWTをスタンバイにして再度ONにしたら10〜15分位音が飛んだ。40〜60分というのはどれか一つではなく複合していると思う)
一度電源を切るとまた時間かかります。電源ONのまま曲を再生しないで放置しておいてもダメ。電源ONかつ信号を流していないといけない。全く面倒くさいっつうか世話が焼けるんですけど、LowとかMidに戻す気にもならないしコレでやっているというわけです。

S/PDIFについては普段48kHzまでしか出番がないけど、これは最初から全然音切れは無し(MacからAudioI/F経由)。PWTのI2Sは24bit/96kHzまではOKで、それ以上は未確認。元々S/PDIFがLowestじゃないと嫌だっただけで、I2SのLowestをがんばろうという気はなかったものの、この音に慣れてしまうとLowestでもS/PDIFの音はユルいというか少しショボいというか、そう感じられて、落差がちょっと辛いものがある。うーむ なんて罪作りな製品なんだ(笑)。買ってまだ1年も経ってないけど今年に入ってからようやくこの製品の良さに気付いたかも知れない。

近い将来のアップグレードパスとして、Capriceをもう1台買ってデュアルモノラル駆動するというちょっとアレな方法がありますが、現在イイ感じに動いてしまっている以上、現実味を帯びるじゃないですか...I2Sを2系統出力する方法を検討しなければならないが。
っていうか最初はこの製品は省スペースなのが良いと思ってたのに2台になったらもう普通の機器と同じ面積食うじゃないか、うむむ。そもそも1台と2台で金額に対して妥当な向上があるのかどうか知らないけど。でもこのメーカーについてはCerenateアンプが良かったのでCaprice2台体制も良さそうな予感は十分にある...。

気にしているのは、ここら辺はPCオーディオや最新DAC製品の動向、DSD配信の動向によっては違う方向に流れるかも知れないということで、来年なぞどんなソリューションが出てくるか全然分からないし、2台の欲を出さずに1台でいきたい。まー元々すぐ買えないし、仮に注文したとしてもコレ未だに2ヶ月待ちとかなんですかね、さすがにそれはないかな。
#コレ以外だとPS Audio PerfectWave DAC mkII (PWD mkII)が気になる...。
なんだかんだで、まだしばらくCDベースが無難だよなぁと保守的なモードに入ってます。


それで、そういうことをいろいろ考えていると、I2SだLowestだとさんざん言ってるわりに、過ぎる時間が一番楽しいと思えるのはアナログ盤を聴いているときだなぁと感じることが多い。Capriceとかより安い機材だけど流れる時間に充実感があるのは何故だろう。取り立てて高音質ではないけどそこに価値観があまり向かない。
今年オーディオ関係でお金をかけるべきは電源・アンプ・アナログレコードのどれかで行きたい。


2012/05/11

Cerenate バイワイヤー/アンプ7

FIDELIX Cerenate(パワーアンプ)とATC SCM19(スピーカー)の結線のしかたを変えてみる、その7。
FIDELIX Cerenate Wirering Experiment
No. Left-Low Left-High Right-Low Right-High Wirering Cable RmtSense
1 Bridged Bridged Single Mogami 2804 3D-2V(KHD)
2 Bridged Bridged BiOyaide StraightLine 2by2 none
3 Dual Mono Dual Mono Dual Mono Dual Mono Single Oyaide StraightLine 2by2 none
4 Bridged Normal none none Single Oyaide StraightLine 2by2 none
5 Bridged Normal none none Single Oyaide StraightLine 2by2 3D-2V(Fujikura)
6 Bridged Bridged BiOyaide StraightLine 2by2 3D-2V(Fujikura)

現在、アンプは6番のように左右1台づつに戻し、結線を下記のようにした。
左chのスピーカーケーブル:Oyaide StraightLine 2by2,バイワイヤー,低域のみリモートセンシング(Fujikura)
右chのスピーカーケーブル:Mogami2804,シングルワイヤー,リモートセンシング(KHD)
つまり左右でケーブルが違う(長さも少し違う)という普通やらない状態になってます。

これは驚いた
左右の音の違いが非常に少ない。
ケーブルも接続方法も違うのに何なんだこれは、というくらい差が少ない、判らないと言っても大袈裟ではないと思う。左側は高域をリモートセンシングしてないのに。

左右同じケーブルで、リモートセンシングの有無を比べると、比べるまでもなく一聴して違うのに...恐るべしリモートセンシング。ケーブルによる影響を激しく修正しているのか。

せっかく条件変えまくってるのに変化が無い(笑)のでまさしく"激変!"の逆。
"激同!"とか"激変わらなス!"とか"非激変!"とか"No!激変!" "No More 激変!"とかなんでもいいやどーでもいーや。


StraightLine 2by2用のリモートセンシングケーブルを片ch分しか組み立てず、でも今日は残りを組み立てるのが億劫だなー、暫定で前に作ったMogami2804を繋いどくかと思ってやったら、なんだか急いで作らなくてもいいやっていうレベルで気にならない状態になってます。
勿論まったく違いが無いというわけじゃないから、まぁ1週間くらいしたら残りを用意したいところ。


そういうわけで結局、この一連の作業は1番の状態に確信が持てずに2番以降を調べていったが、結果的に1番(リモートセンシングあり)は良かったのだということになった。一聴すると2番とかも良いように聴こえるし、いずれもあり得ないというほど酷いものではないけど、音質は全く異なり、リモートセンシングありの方が淀みない感じがして快感的だ。オーディオを鳴らしているのにオーディオを鳴らしているという意識が薄れるというのはありがたいことだ。

1番か6番がよく、リモートセンシング必須ということがわかった。
又は今後怪しい3台体制に突入か!?


2012/05/09

Cerenate バイワイヤー/アンプ6

FIDELIX Cerenate(パワーアンプ)とATC SCM19(スピーカー)の結線のしかたを変えてみる、その6。
下記の順番にやっており前回が5番、今回が6番となります。
FIDELIX Cerenate Wirering Experiment
No. Left-Low Left-High Right-Low Right-High Wirering Cable RmtSense
1 Bridged Bridged Single Mogami 2804 3D-2V(KHD)
2 Bridged Bridged BiOyaide StraightLine 2by2 none
3 Dual Mono Dual Mono Dual Mono Dual Mono Single Oyaide StraightLine 2by2 none
4 Bridged Normal none none Single Oyaide StraightLine 2by2 none
5 Bridged Normal none none Single Oyaide StraightLine 2by2 3D-2V(Fujikura)
6 Bridged Bridged BiOyaide StraightLine 2by2 3D-2V(Fujikura)

6番ですが昨日作成したリモートセンシングケーブルが2本だけで、今日は作る時間がなくて結局左側だけリモートセンシングしています。両耳で聴いてどういう違いがあるか、っていうことで。
しばらく左側からしか音が出てなかったから、両側から音が出るのは良いなぁ(笑)。

やはりリモートセンシングなしの方は全体としては音量が大きい。大きいという言い方は正しくなくて、耳に障るようなバランスの悪さになっているということかも知れない。リモートセンシングありの方がバランス良いはずだ。

この状態だと音量が大きい方に意識が持っていかれ、リモートセンシングなしの方がよく聴こえてしまう部分もある。しかし両方リモートセンシングなしにすると先日行った2番になり大して良いと思えなくなるので、よく注意しなければならない。

リモートセンシングで一番良いと思ったのはそのことではなくて、強奏と弱奏がはっきりするということだった。じわっと強くなっていく所とかスッと引いたりするようなところが聴き取れて演奏全体を聴いてて気持ちイイという感じのことです。
えぇっ何を当たり前な...ってなるけど、正直これ、いままでウマくいってなかったと思った。
音の響きとか高音シャキシャキ気味みたいな方向は結構変化が効かせられると思うけどコレはそれほど簡単ではないのではないか。 あれ、そんなの俺だけっすか、まぁいいや。

あと今日初めて気づいたこととして、リモートセンシングと関係があるかは解らないが、音量を大きくしていくとCERENATEの空冷ファンが回るんですけどこれ(笑)。10分に1回とかで。基本回らなくて異常加熱時のみ回転する仕様のようだけどずっとやってるとマズいかな。
ファン回転音は結構デカい。丁度ライブ盤を聴いててガーッと回りだしたので、録音の中に会場設備などの音が入ってしまったのかなと思ったけど、別のCDでもガーッとなってそこで気づいた。


2012/05/08

Cerenate バイワイヤー/アンプ5

FIDELIX Cerenate(パワーアンプ)とATC SCM19(スピーカー)の結線のしかたを変えてみる、その5。
下記の順番にやっており前回が4番、今回が5番となります。
FIDELIX Cerenate Wirering Experiment
No. Left-Low Left-High Right-Low Right-High Wirering Cable RmtSense
1 Bridged Bridged Single Mogami 2804 3D-2V(KHD)
2 Bridged Bridged BiOyaide StraightLine 2by2 none
3 Dual Mono Dual Mono Dual Mono Dual Mono Single Oyaide StraightLine 2by2 none
4 Bridged Normal none none Single Oyaide StraightLine 2by2 none
5 Bridged Normal none none Single Oyaide StraightLine 2by2 3D-2V(Fujikura)
6 Bridged Bridged BiOyaide StraightLine 2by2 3D-2V(Fujikura)
ラインケーブルは低域用がMogami 2534,高域用がOyaide StraightLine 75AD(SL75R)。とりあえず手近にあるというだけで特に意味はなし。


今日はやる時間がないはずだったけど急にぽっかり空いたため急遽リモートセンシングケーブルを組み立てた。フジクラの3D-2Vです。

で、5番ですけど、
あぁぁ...
リモートセンシング必須じゃんか
ということで2番から4番は消えた。
音違い過ぎ。中域あたりが明瞭すぎるくらい明瞭。ボリュームを思わず上げてしまう。これ音量が少し下がるようになるのかな?聞き易過ぎて上げても耳が許容しているということかな。4番とかは目盛りが10時の位置でやってたとすると、5番は12時の位置でもOK。録音レベルの小さいCDなどは13時の位置までやってみた。
この機種でリモートセンシング無しでの使用はちょっと考えられない。

懸念してた低域も硬めになった。中域とぐちゃぐちゃになってた感じが解消された。今の所納得できる。ただ、もっと気持ちの良い出方をする機種というのはあると思う。それを望むと多分いろいろ大変になるのかなという予想が生まれた。例えば巨大な筐体に暖機運転だけで数時間かかってみたりとか電気代が大変なことにとか...。いやわかりませんけどね


以上はもちろんウチの環境限定の話なんで誰でも同じになるということはないと思いますけど、何となく面倒くさくてリモートセンシングを試してないという人がもしいたら勿体ないので一度やってみる価値はあります、ありすぎます。
作業の注意点として、リモートセンシングのケーブルだけを繋いでCERENATEを通電してはいけません。それをやってしまうとCERENATEが破損するそうです。スピーカーケーブルが接続されていることを確認した後か、スピーカーケーブルとリモートセンシングケーブルを予めハンダ付けするのが安全でしょう。


このあとは、費用をかけない方向で振り出しの1番に戻るか又は6番でけっこうイケるか、費用をかけて怪しげな3台体制に持っていくか(5番でステレオ化)、の検討段階になりました。


2012/05/07

Cerenate バイワイヤー/アンプ4

FIDELIX Cerenate(パワーアンプ)とATC SCM19(スピーカー)の結線のしかたを変えてみる、その4。
下記の順番にやっており前回が3番、今回が4番となります。
  1. 右1台(ブリッジ)、左1台(ブリッジ)でMogami 2804シングルワイヤー+リモートセンシング(KHD 3D-2V)
  2. 右1台(ブリッジ)、左1台(ブリッジ)でOyaide StraightLine 2by2でバイワイヤー,リモートセンシングなし
  3. 右1台(デュアルモノ)、左1台(デュアルモノ)でOyaide StraightLine 2by2,リモートセンシングなし
  4. 左の低域のみで1台(ブリッジ)、左の高域のみで1台(標準片ch)でOyaide StraightLine 2by2,リモートセンシングなし
  5. 4番と同じで、低域にリモートセンシングあり
  6. 2番と同じで、低域にリモートセンシングあり
ラインケーブルは低域用がMogami 2534,高域用がOyaide StraightLine 75AD(SL75R)。とりあえず手近にあるというだけで特に意味はなし。

4番は、1チャンネルに2台使用しますが2台しか持ってませんので左のスピーカーだけで試してます。(高域の右chは空いてるので右スピーカーに繋げてもいいけどケーブル要準備なので)

4番、コレはしっくり来る。コレで2,3番は消えた。この中で選ぶなら、なんだかんだで結局振り出しの1番か、4番だろうな。やっぱり全然違うなー聞こえ方が。これはモコモコしてない。でももうちょっとキックドラムとかベース音は締まって欲しい。
高域をRCAで繋いでおり、セレナーテのボリュームを通っているので二重にボリュームを通過していることになるのでオカシイかも知れないが、高域を調整できるのはちょっと面白い。とはいえ、大体丁度中央か、中央から少し左寄りがちょうどよく、グリグリやるわけではない。

このあとは5番で、BNC端子と藤倉の3D-2Vは用意してあるけどまだ組み立ててない。4がイイということは5は期待が持てる。5、6でダメなら1に戻るか、それでも嫌ならなんか別のを検討するしかないということになろう。
ちなみにもう1週間以上経っていることもあり、1の音がどうだったか、既に忘れているので1も再確認が必要。

1は現時点からの追加費用は0だからいいけど、もし4や5から後に戻れないということになるといずれもう1台買うことになるというのがしっくりこない。今そこが一番気持ち悪い。同じくらいの価格で他に良いのがあるだろうという疑念がつきまとう(笑)。ホイホイ買って気軽に試せないので難しいところ。
ただセレナーテは基本的な性能(?)が良くて、無音時はとにかく電源が入ってるのか入ってないのかが分からない静けさ。スピーカーが低能率ということもあるだろうけど、ボリューム最大にしてスピーカーに2,3cmくらいまで耳を近づけても判らない。
「サー」音がほぼ出てなくても、気配みたいなものが感じられるものはあったと思うけどコイツはそれもほぼ感じない。そのことを重視してるわけではないけどこういうものはなかなか無いのではないかと思う。


6番は2番の派生形で、5を実行するとついでに確認しやすいのでここまで来たらやっとくかという感じ。

2012/05/01

Cerenate バイワイヤー/アンプ3

FIDELIX Cerenate(パワーアンプ)とATC SCM19(スピーカー)の結線のしかたを変えてみた。先日はブリッジでバイワイヤーにしてみたが、今回はバイアンプを確かめようということでブリッジ(モノラル2台)せずにステレオ2台として、1台づつR(右)を低域に、L(左)を高域にした。ライン入力ケーブルはとりあえず試しということでブリッジ用をそのまま使う。つまりLチャンネルが逆相になっているので、スピーカーケーブルでも+−入れ替えて逆相の逆相で正相として扱う。
同じ目的で別のやり方としては、1台のステレオアンプを左右の低域のみ、もう1台を左右の高域のみにする方法がある。というかバイアンプってそのほうが普通か。今回のはステレオアンプをモノラル扱いにして上下段で結線しているということになります。
ケーブルは引き続きオヤイデ電気Straight Line 2by2。

あらら、バイワイヤーよりこれの方が良いわ...。当たり前か...。低域がちょっとしょぼいっつうか制動できていない気もするけど、音の分離が全然違っててトータルではこっちが優勢だろう。このケーブルでのバイワイヤーは低域に偏って音が籠る感じがしたんでね(気持ち悪いわけではないけど)。
このバイアンプの良さを維持したまま、ウーファーがもっとガツンと来るようになるのが理想的だと思う。

しっかしこうなると困ったなあ、セレナーテをもう1台買って高域専用にするのかーっ?(2台買って4台共ブリッジ駆動は勘弁してほしい)。しかし同じもの3台も買うんならなんか別の良いアンプ買えそうだしさ、どうなんだこれは。高域だけ1台でやるってのも何となく変な感じするし、こういう状況になってくると結局やっぱ純正パワーアンプATC P1とかの方が良いんだろうか。理屈としては上下分離で駆動してる方が良いはずだけど(まさに今それを確認してしまったし。巷のアクティブスピーカーは大体上下分離しているのはそういうことでしょ)、そもそもの機器グレードの差異があるし、やってみないと分からない。昔、低価格帯では一世を風靡した"モグラ"ことFlyingMoleのアンプでモノラル&バイアンプ(=4台)やって失敗した経験があるしここはどーしても石橋を叩いて渡らなかったりしてしまうぞ(その時のスピーカーはATC SCM7。少しサイズが大きくなっただけでやってることが変わらない...汗。多分モグラが特別悪いのではなくてSCM7には役不足だったということだと思う。SCM7にMcIntosh MC402を繋いだことがあるけど、これは朗朗と鳴って、ブルーアイズのメーターがガンガンに振れまくって驚いた。好みはあるかも知れないがオーバースペック感はなかったと思う)。
値段も同じ位になってしまうし。いや、P1の方が安くなっちゃうぢゃないか。若干泥沼化。

2012/04/27

東京ダックツアー 社会実験参加

ちと日が過ぎてしまいましたが、4月上旬に「ダックツアー」の東京版"社会実験"モニターなるものに当選したので参加させていただきました。無料でしたありがたいことです。
ダックツアーというのは水陸両用車を使って陸上と水中を行き来する観光アトラクション(?)で、日本でも既にいくつか存在していますが、それを東京で行うことを計画しているようです。
コースがAB2種類ありましたが選択したのはBコースで、東京タワーの駐車場から出発し、お台場レインボーブリッジのあたりを周遊するということなんですが、いったいどこから入水するんだ?というのが最大の気になりポイントだったんですが、ここでした↓。

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無料体験のお礼に相応しいか分かりませんが、動画をやっとUPしました。これUPしてから書こうと思ったけど億劫になってしまっていた。動画編集でiMovie重いし大げさだし使いたくないなーと思ってなんか他に無いかなと思ったら、ななななんとMac OSX10.7からはQuickTimeに標準で簡易編集機能がついていた。こんな機能が付いてるなんて気づかないよ...
なお、レインボーブリッジの真下とかビジュアル的に良さげな所を録っておらず、これが全てではありませんのでご了承ください。


日本のダックツアーは湖が多いようですが、今回の場所は隅田川の河口部分ではあるもののおそらく海の範疇に入ると思われ、船の往来は多く、波が周りの船の影響で結構あり、窓がない上に速度が遅いこの車(船)はちょっと心配かもしれない。天気が良く眺めがとてもよかったので乗ってるときそんな風に思ってなかったけど、今思い返してみるとそんな感じがする。
ヒミコ号とか定期航路の船は、乗ると遅く感じられるが、水陸両用車と比較すると相当に速い。

そういう理由じゃないだろうけど、この車(船)の先にはモーターボートがいて、道案内や監視役をやっていた。手間暇かかってて大変そうだ。

もうひとつ大変そうなのは海水から揚がってきたあと、真水でボディ下部を洗うんです。そうかそうか、海中に足回り剥き出しなのでそのままにしたら腐食しちゃいますよね。いずれも客に手間はないので運営側で問題がないのなら東京でも人気が出ると思いますけどね、どうなんでしょ。東京湾の場合は観るモノは沢山あるので、つまり観光の切り口がいろいろありそうなんでヒットするやり方とダメなやり方の差が大きいかも知れない。工場萌えみたいな方と結びついたら個人的には興味でまくりですが、遠くから東京観光に来た人なんかはそんなもんどーでもいいか(笑)

(レインボーブリッジを通る時に最も気になるのはフジテレビとか観覧車などではなく、このIHIとアサノセメントの工場ですよねやっぱ。写っている黄色い船はおそらく個人の船で、こちらの車の特異な外観が気になったのか、くるっと向きを変えて後を付いてきてましたw)

海上で目につくのは、自家用船と思われる大小さまざまな船でクルージングしている人が少なからずいること。家族や友人らしき風貌のひとが乗っているし、業務じゃなくて完全に趣味でしょうね、こういうの羨ましいというかなんというか...。激しく縁遠いため羨ましいという単語が適切かどうかもよくわからないピンと来ない感覚ではある。そういうの一回乗ってみたいと思うけど毎週とか毎月とか飽きずに乗るかっていったらそうもいかないだろうしね。ぃゃぁすごい人がいるなあと改めて。
東京での定期営業を期待!