2011/12/31

FIDELIX Caprice I2Sケーブル交換(HDMI)

FIDELIX CapriceのI2Sケーブル=HDMIケーブルについて。標準で取り付けられているものは1mのものですが、配置の都合で長さが足りなくて延ばしたいと思い、ついでにケーブルをグレードアップ(?)しました。

これは標準の状態です。
私のものは、ELECOM製でおそらく型番はDH-HD13AS10というものがついていました(製造ロットなどで違いはあるかもしれません)。

横から見るとこういう風になっています。

で、1.5mにしたかったので、同じエレコムのDH-HD13AS15にするのが最も無難ですが、ここはいつもの癖というか、せっかく作業するのにまたエレコムってなんか気に食わないなということで、SONYのDLC-HE15XFというものにしました。フラットケーブルで銀メッキ線が使われているとのこと。

このように、ちょうど入ります。
写真でもお判りいただけると思いますが、ケーブルが入る空間が狭いです。ここに納められるHDMIケーブルは非常に少ないと思います。DLC-HE15XFにした理由は性能が良さげというのもありますが、物理的に入りそうなのがちょっと探した範囲ではこれしか見つからなかったというのもあります。

カプリースのHDMI基板はただのネジ止めで多少遊びがあるので、無理無く納まるように微調整し、このようになりました。蓋も問題なく閉まります。ただ、このケーブルはずしりと重いのでパネル穴部分を多少抜けにくく補強したほうがいいかも。

とりあえず動作確認だけで時間がなくなった。音が何か変わるのかどうか(しかしこれもまたケーブル付け替えて比較視聴は面倒臭い...)は、まだちゃんと聴いてないのでまたこんど、あ、また来年か〜。

2011/12/30

FIDELIX Caprice I2SとPS Audio PWT

FIDELIX Capriceによって小生は急に知ることとなった"I2S"とか"PLLバンド幅"とかいう単語ですが、珍しいとか新しいことということではなくて、昔からあるものごとだけど素人一般ユーザーが介入できない領域がバーッと開放されたということだと思います。
こういうのは政治的理由だとか暗黙の了解のようなものがあってどこもやらなかったのか、単に目を向けてなかっただけなのかどうなんでしょうね。

ちなみにC.E.Cの製品にある"スーパーリンク"って実はI2Sではないかと想像します。I2Sっていう単語は書かれていないけどいかにも。もし次期モデルにI2S伝送としてHDMI端子がつかわれたりしたら面白いなぁ。

それでそのI2Sなんていう伝送規格は、本来外部機器と接続するためのものではなかったようですが、それをやってしまうものが出てきており、なんだかとても良さげなので興味津々だというところでこの2台、フィデリックスカプリースとPSオーディオ PWTでございます。


2011/12/28

PS Audio PWT

今年はいつになくオーディオのグレードアップを図り、しかしブログ更新頻度がそれに反比例していますがorz、PS Audio社のCDプレーヤーと思いきや"WAVEファイルディスクトランスポーター"であるPerfectWave Transport、略称PWTを入手しました。
PWTはCD再生機能だけではなく、次のような特徴があります。
  • CD-R,DVD-R/+RやRWにUDFフォーマットで焼いたWAVEファイルの読み出しが可能。
  • 対応するWAVEのサンプリング周波数は44.1,48,88.2,96,176.4,192kHz。
  • 1ディスクにサンプリング周波数が異なるファイルが混在してもそのまま再生可能。
  • 出力はS/PDIF、AES/EBUのほかI2Sが可能。I2Sの端子形状はHDMIを流用している。
  • LAN端子があり、DHCPでIPアドレスが振られればネットからCDのアルバム名や曲名を取得することが可能。
  • SDカードスロットがあり、ネットから取得した曲名情報などが自動で記録される(SDカードは付属している)。ファームウェアの更新も行える。

2011/12/19

新宿ピットイン

茂木欣一ショーで勢いが付いてしまい、新宿ピットインにも行ってしまった。"北欧ジャズ現在進行形"というイベントで、文字通り北欧のフィンランドとノルウェーから来日のジャズメンですよジャズメン。新宿ピットインは名前こそ知ってましたが初めて行ったです。なんだよもっと早くから行けばよかったってな位居心地がよいところでした。座席と小さい手作りっぽい木製テーブルがあるのが驚きで、今回のやつは内容的にスタンディングでもいいんじゃないかって感じでしたが。3時間30分くらい演ってたから実際立ちだったら疲れるけどね。
"ジャズ"というとなんかこう枠にはめられてしまうイメージが拭えないと思うんですが(自分としてはそういう認識無い方だと思ってますが、レコード屋ではそれを意識せざるを得ない)、メタモルフォーゼとかジャズを特に標榜してないフェス系で演ってても全然受ける内容ですよこれは。これ座って聴いてて良いのかよ〜と思ったよ特に最後のSteinar Raknes Quartet。これはめちゃくちゃ良かった。ノルウェーのイメージは薄めで黒人系のノリが絶妙。Joni Mitchellのカバーもやったよ嬉しいね。CD買えばよかった失敗した。ネットショップだとどうも殆ど無さげ。
ちなみにどーでもいいけどSteinar Raknes QuartetはノートPCを床に置き、RMEのFIREFACEかMultiFaceが繋がってた。録音してたっぽい。そのまま配信したら買う。

あとここは酒が旨い。これが普通なんだろうけど。ビールの選択肢に"その他の雑酒1"とかがあるところばかりになりがちなので今後はピットインになるべく行こうと思う。


2011/12/16

THE 茂木欣一ショー Vol.3

"ザ・モテキンショー" こと "THE 茂木欣一ショー Vol.3 year end special" 行きました。
11月でライブ最後かなと思ってたけどこの存在に気づいてよかったよかった。

浅井健一がヤバかった。他も勿論良かったけど、初めて見たのもあってなんか最後に一気に持っていかれてしまった(ブランキーとか全然聴いてないんですよー SHERBETSもほんのちょっとだけだし)。
浅井健一のバックがSo Many Tears、つまりドラムが欣ちゃんでベースが譲氏なワケであり得ない度高し、いや隆志か。

渋谷のO-EAST,WESTのあたりも全然行ってなくてね、今日のはduo Music Exchangeとかいう1階の方だったけども場所は最悪だったさ(笑)。建物の柱で思いっきり視界が遮られててそれはクアトロを上回る。次は野音で演ってくれ!ドラムで日本を変えてくれ!Good Vibrations!


2011/12/14

Cerenate BTL専用ケーブル作成

「最高速アタック」という単語をつい先日知りましたが、なんかこれが面白い。最高速"で"対象にアタックするということではなくて、最高速な状態そのものがアタックなのである、ということなんだと思いますが、そうなのか否かはいいとして様々な場面で使えそうな単語。

全然関係なくオーディオ機器のアンプであるFIDELIX CERENATE周辺ネタ。
これを左右1台ずつモノラル使用しており、かつBTL接続にしているんですが、セレナーテでBTL接続を行うには、
  • 2系統同時出力できるプリアンプ等と、XLRケーブルを片側2本用意し、そのうち1本はホットコールドを逆相にしたものにする。(ケーブルは合計4本必要)
  • 1本のXLRケーブルを分岐させて信号を2分配し、かつその分配した方は逆相にする。(ケーブルは合計2本)
といった2種類が考えられます(他に無いっすよね?)。 いままでは前者でやってましたが、後者の方が取り扱いが簡便で接続ミスも少なく、ケーブルの使用量も少ないのでいいかなっていうか、単にできることはなるべく試したいってだけですが、ということでヘンテコなケーブルを作成しました。 また5時間くらいかかっているという。
線はモガミ電線 Mogami Neglex 2549にしてみた。激安のため。XLR端子はITT CANONプラグ。この画像だとそんなに変に見えないかも?次の画像はどうでしょう。

こんな感じ。分岐から先が逆相になってます。オーディオの音声信号用ケーブルとしては相当気持ち悪いです。ITTのプラグには被覆をしたままでNeglex 2549は2本入らないので、大きく剥いて熱収縮チューブで保護しました。

このように接続します。逆相入力している方が10cm位ケーブルが長いということになりますが、特に問題はなさそう。オーディオ的潔癖な人は耐え難い状態かもしれない。この長さの差をなくす方法としてはY字型に分岐させる方がいいですが、Y字は処理に手間がかかりそうなので、このようにプラグ内で分岐させてみました。

音は現時点で少なくとも悪いということはないけどそれ以上はいま判定する気が起きず。交換前がBELDEN 1813Aで価格的に近いし劇的な差異は元々期待できない。というかCERENATEでまだ劇的な変化の期待というような心境には至っておらず、いろいろ鳴らして楽しんでいる状態であります。

そしていろいろ聴いているとディスクユニオンに中古売却したい音盤が続々と出現。