2010/12/07

ヤン富田 @ ビュー福島潟 新潟県

ブログの即時性(って言っても今は遅い部類なんだろうけど)を無視してやっておりますが(すいません)、


11月末にヤン富田コンサート行きました@新潟県ビュー福島潟
http://tsukiokaonsen.com/
地元の若い有志団体?(観光業関係?)が企画していて、その界隈の人たちが多かったようですが、全くそういう繋がりなしでいきなり新幹線で参加させていただきましたよ。

ビュー福島潟というのは、福島潟という"潟"に建つ展望施設兼資料館のような建物の名称で、↓です。

ヤン富先生は2009年に科学未来館で演ったライブを観て驚いて以降、なんか忘れられなくてまだ昨日のことのように覚えている。今年7月の原美術館のライブ(他大阪とか含む)は行き損ねてしまったので2010年最初で最後となった。

2009年のときとほとんど変わらない内容だ、と言ってしまえばそうなんだけど場所が科学未来館以上にスゴくてこりゃ行った甲斐がありまくりだった。上の写真で光っているところがステージ。地上5,6階なので意外と高い。
PAシステムも地元企業という紹介があったけど音良かったです。パツパツに上げてない感じで。

"脳波"を使う演目を聴く前と聴いた後で「変わりますよ、ホントに」って冗談めかして毎度仰ってるわけですが、ホントに変わっててもおかしくないわ。これがいわゆる意識の拡大っすか。
トークもかなり冴えてるしなーいつかいつかのオールナイトに期待ですよこれは(笑)。
あと来年出るらしいアートブックだか作品集みたいなやつは欲しいな。音に関してはCDフォーマットじゃダメだね。録音物を聴くならDSDしかないでしょう。出してほしいなぁヤン富田DSD。OTOTOYさんならやれるでしょう、期待期待。

新潟って多分20年ぶりくらいに行って、記憶もほとんどないので初めて行ったに等しく、さらに福島潟というようなものは聞いたことすら無いので、あーおれナニやってんだレンタカーまで借りてナニこの気合いは、なんて思ってたらヤン富先生自ら「まぁしかし...こんなところでこんな音出してねぇ...ナニやってんだって感じだよねぇ」というようなこと言っててウケた。
そんなこといいながら3時間30分くらい演っててしかも全然時間無いという。


ヤン富先生は航空機とか旅のイメージが基盤になっていると思うけど、この場所の夜間がそのイメージにやたらとハマる。管制塔の中みたいというか、宇宙船の中とでも言えるかもしれない。時折新潟空港に着陸するであろう本物の飛行機がスクリーンに出される映像とかぶるし、外が真っ暗で湿地が見えないせいで、遠くの道路を走る自動車の光跡が隕石のように見えなくもない、という感じで。
宇宙とかってさ、科学未来館の方がそれっぽいし本業な気がするのに、そうでもないこういう状況が、それとおなじようなことになっているのを思うとこれまた感動できるのであります。





ここって昼間はどういうところなの?と思って、翌日天気悪いのにもう一度行ってみたらこんなところ。
丁度講壇があるあたりに先生と機材/スティールパンがあって、後ろが東京ではあり得ない暗さの真っ暗という状態だった。

日中は、外に見える潟には膨大な数の鳥が居て望遠鏡で見れるようになっており、面白い。


多分近辺に住んでる人は普段誰も行かない所なんじゃ?という感じのところなんですが(小学校の遠足で行った的な。って全然違ったらすいません)、良かった福島潟。おれは気に入った。

2010/11/19

SONY Walkman NW-A846を今更

ブログって最近すっかり廃れてる気がするのと、自分の書く気力が無いのは別に関係ない筈なんだけど、連動していることにしてみたい気がしないでもない。




先月買ってようやく慣れて来たんですけど、SONY Walkmanですよ、おソニーのウォークマンA840シリーズ("遊歩人"じゃないです)。すごい迷ってて、でも買いました。2009年発売の型落ち品NW-A846 32GB。2010年発売モデルは下2桁目が変わってNW-A856となってます(A857=大,A856=中,A855=小の3容量。総称でA850シリーズと言われる)。
コンピューターはMacなのに買ってしまったぁ。SONYのプレーヤーはMD Walkmanか、もしかするとDiscman以来だ(MDはVictorとか買った記憶があるがSONYの記憶がない)。


で、結論から申し上げますと、
(いろいろツッコミ所はあるけど曲を聴くという面において)iPod nano には戻れない

去年結構喜び勇んで買ったiPod nano16GBの出番はもうありません。

あ、迷ってる人の中で
音が良いっていわれてるけど、iPod標準よりは良さそうなのは解るけど、iPodにAudio-Technica AT-PHA30i (AT-PHA31i )とか付けた状態と比べてどうよ?
って思う人居ると思うんですけど(おれだけってこと無いよね?)、
小生の感覚だと
それでもWalkman Aシリーズのがいい です。
肉迫しててどっちでも良いかも!って程にも達しない。Aシリーズの素の状態のが良いです。なんだよこの違いは。

いろいろ欠点も多いです。
× waveファイルの24bit/48kHzとか96kHzは再生不能。つまりOTOTOYのHQDは非対応。まさか鳴らないこと無いでしょと思ったらホントに鳴らねーの(笑)。
しょーがねーから16bit/48kHzに変換して入れてます。どうも周波数じゃなくてビットの方で制限かかってるみたいね。16bit/44.1kHzにまで落とす必要は無いです。48で行きましょう。
(2010年モデルのA850シリーズはどうなのか不明です)

ただおもしろいのが、
  • 24bit/48kHzファイルで、iPod nano 2009年版+Audio-Technica AT-PHA30i
  • 16bit/48kHzファイルで、NW-A846
で聴いてどっちが良いかっていうと、NW-A846です。D/Aの正味の性能は重要だ。
(ヘッドフォンはどちらもSONY MDR-EX500SLを使用)
次、
  • Apple LossLessファイルで、iPod nano 2009年版+Audio-Technica AT-PHA30i
  • AAC 256kbpsファイルで、NW-A846
これもね、NW-A846のが良いと思う。なんかビットレート云々の前に根本的にD/Aとアンプ性能が違うと思う。いままでAppleロスレスで結構やってたので順次AAC256kbpsかwavにリッピングし直さなきゃな。

FMラジオの受信感度が割と良い。少なくともiPod nanoよりマシです。ぃゃぁ使えるよこれ。しかも意外と知られてないかもしれませんけどiPodにAT-PHA30iを付けると実質的にラジオ聴けないんですよ。本体のヘッドフォンジャックにケーブル挿さないとアンテナになってくれないんです。音質抜きでこの点だけでも結構おれは良しと思う。

ヘッドフォン SONY MDR-EX500SLでは役不足だ。iPod(AT-PHA30i)ではそういう風には思わなかった。これより上位クラスのヘッドフォンで聴いてみたいと思わせる音を出してきます。

MacにUSBケーブルで接続して、wavやm4aファイルをそのままDrag&Drop出来るのが意外と快適と言うか、変に気を利かした同期で「最近3ヶ月分」とかになっててうっかり4ヶ月目の古めのやつが同期対象外になったりするよりは良いと思う。すいません、あまりiTunesを使いこなしてないだけなんですけどね。全ファイル同期出来るわけじゃないから、同期ポリシーを策定するのが面倒なんですよね。すぐ気が変わるし。

×ケーブル外す時がヘンで、FinderでEjectのアイコンクリックしてもすぐ再接続してしまい、「物理的には繋がってるけどFinderとしては切断されている状態」になれないです。警告ダイアログを承知で強引に外すか、一瞬消えた時にすかさず外す動作が必要になります(笑)。

コンピュータが2台あって、NASとかもなくてwavファイルが散らばっていたりする管理の悪い私のような人には意外と適します。母艦と同期する動きが無く、ただのUSBメモリーのような扱いなのでどの機体に接続してもそのままコピー出来ます。一長一短ですけどね。

クリアケースは、純正品が高いけど良いです。Volumeボタンが押しにくいのでは?という心配がありましたが、純正ケース(CKH-NWA840)はむしろケース無しより指の位置が迷わなくて押しやすいと思います。上着などのポケットに入れっぱなしで感触で操作出来ます。買ってませんが純正の革製ソフトケースもその点はイケそうです。シリコンケースは苦手なので最初から選考外です。

ということで、機能がしょぼかったり野暮ったさがあるのはともかく、高音質で曲が聴けさえすれば問題ない、便利さより高音質の方が優先順位が高い人はイケると思います。あとあれか、シャッフル再生とかプレイリストとかをマメに作成する人は止めた方が良いのかな。小生は殆どアルバム単位でしか聴かない(通しで聴くことを想定している作品が好きで、音量以外大して操作する必要が無い)旧人類なので、そこは問題にならないです。動画とか歌詞ピタなんとかとかよく分からない機能もありますが全く使ってませんが問題ないです。


iPodではどうもグッと来ない"渚にて"とか"Thomas Fehlmann"とかがイイ感じで鳴ってます。



2010/09/19

電源ケーブル

今日は電源ケーブルの聴き比べをしよう、というか近頃スピーカーを鳴らす日が激減してしまってるからというのもあって長時間鳴らしてました。

ケーブルは以前から使用している
Nanotech Systems Golden Strada #301と、
今夏小柳出電気商会で在庫処分品になったStraight Line 2by2。(すごく安いのでとりあえず買っとこう、という動機でも十分イイと思う)
プラグはFURUTECH FI-11(G),FI-11M(G)とオヤイデP-004,C-004。
これらを
ケーブルプラグ
AStraight Line 2by2P-004,C-004
BG.S.#301FI-11(G),FI-11M(G)
CStraight Line 2by2FI-11(G),FI-11M(G)
DG.S.#301P-004,C-004
と4通りでやってみた。
FI-11,FI-11Mは2組持ってて何年も使ってるんですけど、P/C-004を2組買う勇気が無かったため、A,B,C,Dの順でプラグを付け替えているので面倒くさい。
あ、2組ってのはパワードスピーカーで使うからなのですが、今回1組しか用意してない→スピーカー中央に置いてモノラルで聴くという、そんなこと普通やらないよ方式になっちゃいました(モノラル音源のCDか、そうでないものはミキサーにモノラル化機能があるので使用。こういう時妙に便利)。
何がしたいかって言うとプラグを追加購入する必要があって、何を買うべきか参考にするためなのです。
さらに、2by2とP/C-004は買ってから日が浅いので条件は特に揃っているわけではナシ。
ケーブルをさらに被覆するFLチューブなどと呼ばれるものも買ってあるんだけど面倒で今日やりませんでした。うーダメだ

で、なんだろこれ、今日の所をまとめると、違いはあるんだけど甲乙付け難かった。ぶっちぎりでどれかが良くてこれにするしかない!という所までは行かない。しかも今日体調が大して良くない。(体調に拠る聴感の差って、昔は気にならなかったけどもうそれが無視出来ない所に来てますよ、加齢加齢。一番大事なのは装置じゃなくて体調ですよほんとに。雑誌を始めオーディオのレビューは体調(耳調)というパラメータを設けた方がイイですよ(笑))

最後に聴いたのはDで、最後だからかどうか判らないがこれは比較的良かった。ずっとB状態で使ってたんだけどDに変える価値はありそう。ただFI-11ってのは3000円台で、この手の製品の中では安価だけど悪くないなと改めて思った。P/C-004は7000円Overだもんなぁ。
また日を改めてやらなければ。

2010/08/25

家出のするめ

珍しく休みが4日連続位で取れたこともあり、青森県のうち、下北半島を中心に旅行しました。青森県広かった...というか下北半島がデカ過ぎるというか...

フォトアルバムにいくつかUPしました。↓
青森下北 2010/08

下北半島ではないけど、三沢の寺山修司記念館にも前から行きたいと思っていてついに行けた。
特に寺山修司ファンとかフォロワーとかというわけではない(というか純粋に知らないだけなのですが)ので館内のことについてあれこれ言う術を持ちませんが、グッズ販売コーナーに"家出のするめ"っていう裂きイカが売ってて、お〜面白いと思って買った。

そしたら、今さっき裂きイカ食ってる途中に"家出のすすめ"文庫本を持ってることに気づいたので、並べて撮影してみた。
("家出のするめ"は350円、一度に3つ買うと1000円。)

とにかく寺山修司という人をよく知らないが、でももう少し知った日には、もう一回行ってもきっと良いのだろうという感触はあった。つまらない系統の施設ではなくて結構惹きは強いものがある。
ちなみに交通の便が悪く、夏休みなどの特定期間以外は定期路線バスは無し。JR三沢駅から徒歩はありえません。輪行な人はいいのかも。
タクシー乗ったら幾らするんだっていう距離なので、バスの無い期間に行く人はレンタカーがよいと思います。


↓一応こっちの方がメイン目的であった十和田市現代美術館、の館外無料ゾーン。(SIGMA DP2Sで変な色で現像。ただし最低画質でUPしてます)
送信者 青森下北 2010/08
十和田市というところに初めて行ったんですけど、何となく金沢のようなイメージを勝手に持っていたんですけど全然違ってて、この美術館が無かったらヤバいシャッター街じゃないか、というような閑散としたところで、もっと人が来る必要があるよなと思ってしまった。

2010/08/04

8月の現状

ブログもいよいよ放置状態に遷移してしまっておりマズいです。
Twitterも実質やってないに等しいし、どっかのSNSとか別のところに書いてるわけでもなく、純粋に何もしてないまま日が過ぎることに慣れてしまっとります。
(そしてそれが何の問題もないという...いや今まで問題があったのかよと言えば常に無いですが)
オヤイデ電気のケーブルとか買い込んであるのに全然作業出来てないなー いつかそのウチなんか書きます。


一応先月下旬にクラムボン@中野サンプラザには行きました。席はかなり後ろというか2階だったけど良かったです。
来月はらみうりヨンドことよみうりランドですよ。
丁度その日が、KEKこと高エネルギー加速器研究機構の年に一度の一般公開の日と被っちゃって行けないのが残念。


今月は十和田市現代美術館に行く予定で、これが楽しみなのだ。当然青森経由の寝台列車で(当然かよ)。

2010/06/20

水陸両用バス 湯西川ダックツアー

あー なんか全然時間が無いというか更新もまともに出来てませんが...

「湯西川ダックツアー」という、水陸両用車に乗れるミニツアーに行きました。
動画をUPしました。

名称は湯西川と言っているけど、行くダムは川治ダムです。なお、現在工事中の湯西川ダムが完成すると、名称通りの湯西川ダムの湖を走るそうなので、川治ダム湖上は今のうちです。



巷で話題沸騰(そして蒸発)のダムカレーがここでも楽しめます。川治のアーチはもう少しライス堤体を薄くして欲しい!

2010/05/20

4hands_cp_waves 1/1

クラムボンネタばかり書いています。

クラムボン「2010」の4hands_cp_wavesという曲は、OTOTOYのHQDダウンロード版のみ、曲の長さを詰めていない、つまりCD盤などの1/4ではなくて1/1の長さとなっている。
で、この4hands_cp_wavesの3/4ぐらいからがすごいカッコいい。この後半部があるかないかで曲の印象が全然違うなぁ。
1/1といわず4/1くらいの長さにしてもらっても良いんですけどー


連日iPodではHQD版とアナログ盤を大体交互に聴いてますけど、思ったよりアナログが健闘しててこれがまた意外。ちょっと録音レベルが小さいけど、この点以外は実はそれほど気にならない。これは楽しい。
1曲目と2曲目に曲間が入らない感じはアナログの方が良い。


なのでHQD版についてはiTunesの設定で「ギャップレスアルバム:"はい"」に設定してみた。1,2曲目以外は別に繋がってないんだけど、繋がって聴くべきアルバムだと思います。

2010/05/18

クラムボン"2010"ダウンロード購入

クラムボンのアルバム新作"2010"をダウンロード購入しました。当然24bit/48kHzで13曲、合計1GBほどの容量で、PDFファイルでブックレットが付いてきます。ダウンロードも、iPhone/iPodへの転送も時間かかります(笑)


おいらのiPodには転送できないよ?という方は以前書いたこちらを参照いただき、ビットレートを下げて転送してみてください。(16bit/48kHzにすれば転送できるはず)

CD盤(当然16bit/44.1kHz)も発売になるんだけど、同じ値段ならなにか別種の有利な点があるんじゃないかとちょっと気になってはいますが、CDは買う予定はありません。
いまMacのスピーカーだけでしか聴いてないけど、アナログを大きく引き離してダントツ音が良いっぽい感触だー そこら辺は後日

もう寝よ

2010/05/13

内周と外周

今週iPodではいくつかのラジオ番組Podcastを除き、クラムボン"2010"(のアナログ盤を自家録音したもの)しか聴いてない。すうっと最後の曲まで流れてしまう。前作の"Musical"も、結構曲の連続性に重点があったと思うんだけど、今回の"2010"もその思想を踏襲しているように思えます。
逆に言うと、キラーチューン1曲だけで引っ張るというようなことをしてない、と。
インストものの1曲目が実は何気に良い。
すげー適当に言っちゃうと、海外発売してもイケそうに思う。

それで何回もリピートしてるうちにど〜も気になって来たのが、レコード盤の内周に収録されている曲の音質が若干落ちてるっぽいな、ということ。
同じ曲が外周にあるわけではないので、比較できてるわけじゃないけど、ざらりとした感触が増していると思う。円盤は同じ回転数なら外周の方が移動距離が長い=針で擦る音の量が多い から、外周の方が音が濃い(?)わけですけど、多分それのせいなんじゃないかなと思っているところ。
とくに4曲目の"SUPER☆STAR"が分かりやすくて、OTOTOYの24bit/48kHz版が既にある以上、差が大きい。アナログの方はこの曲に必要な、ダンスミュージック的な力強さというかダイナミックさが劣っている。

針圧とか調整すれば改善されるかもしれないけど、内周になって来たら一旦停止してあれこれいじるというようなのは面倒なのでやってないです。

2010/05/12

佐々木中×保坂和志

5/9(日)は『本を読むということはどういうことか—この時代に逆らって』
佐々木中×保坂和志トークショー@青山ブックセンター本店 に行った。

毎度のように、佐々木中という人を全く知らないで行ってたりするわけですが(しかも情けないくらい本読まないので本にまつわるありとあらゆることが分かりませんorz)、この人ラップまたはポエトリーリーディング状態でアツかった。そういう風にくるとは多分誰も思ってなかっただろうから、トバしっぷりに思わず笑っちゃう場面が多数で、狙ってるのかそうじゃないのかがよく分からなかったけど、このノリは意外とアリだと思った(笑)。

内容についての細かいことはもう全く言う能力を持ち合わせてないけど、本読みのマニアックな話とか文芸評論とかいうことじゃなくてもっとデカい話でしたね。こう言ったわけではないけど「強く生きろ!(ということはどういうことを指しているか考えよ〜)」的な。聴講しに行って良かったということだけは間違いない。もやっと言葉にならない感じが体内で持続するのは、大体音楽でも何でも同じで、良いエネルギーを貰っていることを表している。

2010/05/09

Clammbon 2010 アナログとか

クラムボンの新アルバム"2010"、何故かアナログ盤が先に発売された(意図は知らないがなんかすごい)ので本日聴きまくりです。
2枚組でなかなか音質よくて嬉しいです。正直、音質はあまり期待してなかったんですけど、この溝の細さでこの音質ならいいと思います。
でもOTOTOYで24bit48kHzのHQD版がダウンロード発売されるので、そっちも買いますわ。

まだCD版が出てないので同じかどうか分かりませんが、アナログでは曲間を切らない構成になってます。各面を大きな一曲として捉えることも出来ます。
もしかして1曲単位での販売が当たり前になった最近の状況と、アナログレコードの特性を鑑みて、敢えて連続性を持たせたんじゃないかなとか思いました。別にそうだろうがそうでなかろうがいいですけど(笑)

早速録音してiPodに入れているのですが、1曲毎に切るのやめて盤面毎の4ファイルにしました。せっかくアナログなのでね、これいいですよ〜。そしてもはや当然の24bit,48kHzで録音っす!

しかしCDはちょっと買いたくないなぁ。DVDのおまけがついてるとか、何か本編以外の要因が無いと。なんかそういうのあるのかなぁ。

iTunes限定販売の"JAPANESE MANNER E.P."の"JAPANESE MANNER"(AAC128kbps)と、アナログ盤の"JAPANESE MANNER"を録音したファイルをiTunesで再生して比較してみましたが、AACのほうはエッジが効いたメリハリのあるサウンドで、多分現在主流の解釈だとこの明瞭さを"音が良い"っていうんだと思いますし、それ自体否定できないし分かってるつもりなんですけど、
なんていうか。
アナログ由来の(?)、エッジが丸い代わりにボリュームデカくしても耳が痛くなく、かつ細かい部分も聞こえないわけではない感じ、これを高音質と呼ぶことが自分としてはしっくり来るなぁと思います。細かい部分とか音場感とかが大幅に殺がれてショボい感じになってる場合はそうは呼ばないけど。

1曲1回3、4分聴くだけなら別に全然AAC128kbpsでもなんでも良いんだけど、アルバム通しとか長くなってくるとこの差異が効いてくると思います。
単に耳が痛ければ高域をちょっとカットすればいいとか、そういうわけじゃない辺りが難しい。
でもあれか、別にオマエのいうその状態は高音質とは言わないだろ、っていう意見も分からなくもないかも。

つづいてOTOTOYで24bit,48kHzのwavファイルで無料配信された"tiny pride""SUPER☆STAR"を比べてみる。
言ってることがいきなり違うじゃん!ってなるかもしれないけど、これはもともとwavで配信されてる方がイイと思う。
耳が痛いかどうかより、録音の音量が全然違うことが気になり、自分でアナログから録音したやつはだいぶ小さいので、そこで差をつけられてる感じ。つまり耳が痛くないのならアナログ由来である必要は特に無いです。
んで、アナログ盤から録った方が、全然ダメだ聴けねぇ使えねぇ、ということも全然無いです。両方良いのは贅沢でいいねぇこれ。
あれ、そうかそういうことか。

上手く録音して音量を近づけてから比較すると面白いだろうから後日やってみたい。(いつやるんだ...)

さらに話が逸れると、結構巷で言われていることですけど、同じファイルをiTunesとQuickTime(ver10)で再生するのでは、音が違う。面倒なことに、QuickTimeの方が音質が良い。音出た瞬間に「ん?」って画面確認するほど違う。これ今日になって結構気になる。これの方が気になる。

--
追記:OTOTOYの関係者ではありませんけど、OTOTOYダウンロードだとCD盤より曲が長いやつが一つあるそうです。CD/アナログだと"4hands_cp_waves(1/4)"という曲名がそれで、フルレングスとして1/4が取れて"4hands_cp_waves"となるそうで。さらにwebブックレット(PDF?JPGファイルかな)もついてくるってことで。
え〜っとそうなるとCD盤って何の意味が...

2010/05/08

クラムボン白州

もう大分昔のことのように思えてしまうのが不思議でしょうがないですが、カレンダー上ではつい先週なんですよ先週。
先週恵比寿NOSというライブハウス兼飲食店(初めて行った)でクラムボンのライブ "シングルモルトウイスキー白州presents bless" があったので行きました。無事チケットが買えましたという方が近いか。チケットの入手に苦労するなぁまったく。
今まで熱が入っていた趣味(?)がすっかり縮退傾向なので、KAIKOOは行かなかったので今年初クラムボンでした!

こんなすごい場所で見れて最高でした!超バックステージ。原田郁子はnord stage EXを使用。かっこいー!
こういう小さい場所、少ない人数なのに"Re-アホイ!"とか大バコ向きな曲もやってて特濃でございました。しかも彼ら、自前のサウンドシステムを新規導入してその初運用だったそうです。イイ音してましたよ。
細長いスピーカーのBOSE L1 model 1 SystemとかJBLらしきフロアスピーカー、タップやケーブルはオヤイデ電気が多用されているっぽい(多分)。多分QAC-202はあったな。別に気にしてるわけじゃないんだけどつい目が行っちゃう(笑)

これらを引っさげて、小さい場所でライブを沢山やるのでしょう。今年のクラムボンツアーは聞いたことないような小さいところで沢山やりますからね。こういうのやるプロの人っていいっすね。儲かってそう!(笑)

あー今月の山梨potori公演チケットを逃したのが残念だ!横浜公演もチケ買えずじまい!


今回はすごい位置だったので動画もできましたので見てください。720pの半HDで行けました。バカでかいモニターでなければフルスクリーンでも結構見れるかも。
ENDSOUT&Clammbon Visual Sound Session 2010.04.27 Pt.1


ENDSOUT&Clammbon Visual Sound Session 2010.04.27 Pt.2


伝説のLC-OFC QUANTUMを使用したラインケーブルOYAIDE / QAC-202 MP 3.0M LINE CABLE

BOSE L1 model 1 system

2010/04/17

Oyaide d+FireWire 400

一時期は発売されないんじゃないかと思っていたオヤイデ電気のFireWireケーブル、d+FireWireが発売されたので買いました(FW400-FW400)。そして万円単位になるんじゃないかと思ったら5000円前後くらいで、思ったより安い。多分これで様子見て、さらに上を出してくるんじゃないかな? 

パッケージがオヤイデっぽくねーなー(笑)。Macユーザーを強く意識しているんじゃないでしょうか。

音の方は、いきなり違うことは認識できる。出方が変わる。変わったことが良いのか良くないのかの判定はまだ出来ませんが。よく聞こえるポイントが変わる、音声ケーブル変えたときと同じあの感覚が出現する。

あとMacBookのFireWireポートに挿入したときのプラグの嵌まりが良い。すうっと入ってグラグラしにくい感じ。これ何気にポイント高い。

2010/03/30

AS-iP70が意外と

ケンウッド、iPod/SD/USB/ラジオ対応マルチシステム
-iPodの動画を7型液晶で表示。フォトフレームにも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100324_355419.html

一回記事をスルーしてたんだけど、これは結構買いそう!? iPodとかね、"マイルール"内での便利さはすごいと思うけど、他の便利さと融合しようという発想は多分全くないが故に、"便利さを主張しすぎて一部の不便さが際立つ"ようなことがあると思うんだけど、そこでこの手の製品。なんか日本的かも?
タイマー付ラジオとかiPodの充電トレイみたいなやつも欲しいと思ったことはあるけど、それ単体だとバラバラと並べておくのが結局非省スペースになっちゃって、あまり買う気が起きなかったのでこの辺の塩梅が適していそうなんです。

2010/03/19

気分

全然書く気がしなくなったと思ったら3月下旬になっている。

なんかアレです、インターネットのリアルタイム性を追求している現在のトレンドに、精神的についていけなくなった感じ(笑)。大前提として、時間と場所の両方が非同期であることがネットの最大の利点なのだと思ってた気がするんですけど、時間の部分に対してはいつのまにか、同期することが利点、みたいになってる。なんでテレビみたいにわざわざ時間合わせないといかんのでしょう、ってな感じ(笑)。
ブログっていうのも一応慣れたつもりではいるものの、実は今でも多分、一番自分がやりたいことに適しているのはサーバーのスペースを借りてviや秀丸とかで手書きのHTMLをUPLOADするホームページの形式なんだろうな。有料で借りてまでやるような強力コンテンツを製造する技能気力が無いのでやめちゃったけど。
知りたい情報を検索してても、すっげー参考になるハイレベルなことを書いてくれている人たちは、ブログやSNSやTwitterじゃなくて、大概自前のホームページなんだよなぁいまだに。廃れてないどころか、その価値がデカくなってる感じをみると、人口が増えて利用方法が細分化したってことですよねきっと。



それでまぁ、ついていけない感じとほぼ連動して、温泉に徐々に行きだしてます(笑)。源泉掛け流しはホントいい。源泉掛け流しかつ、温度が冷やしているわけでもないのに偶然42℃くらいになっているところなどはかなり良し。
掛け流しのところと循環させているところ、加温/冷却しているところなんかの違いが結構気になってきますた(笑)。
新幹線料金と宿料金の出費が嵩んでしまってる。機材みたいに中古で売って多少の足しにするって技が出来ないじゃないですかこれ。


Nujabes

Nujabes氏が亡くなったという話を聞いたので、google検索してみたらTwitterの文字列ばかりが出てきて、こういうときの速報の怖さというか、信憑性の無さに焦りました。みんな「まじっすか?」という意味の、書くまでもなく全員が思っていることを文字に表したものばかりで、それが上位に出てきても混乱を助長するなぁ。元々そういうもんなんだろうけど。
ただそのせいなのか、オフィシャル発表がかなり早かった。身内関係者は別としても、本来そこまでの早さを必要としてないかもしれないけど、だれのせいでもなく早くならざるを得ない感じになっている気が。

2008年のメタモことMetamorphoseで、多分たしかNujabesのときに居て少し撮ったやつを再貼付けします。これの01:22から02:54辺りまでの部分ね。もし違ったらごめんなさい。

曲的にモロなんで多分そうだよね。
ちなみにこれ以前の部分がJazztronik,あとの部分がEYEです。

多分一番有名なのはShing02のLUVなんだと思うけど、おれ一番好きなのはクラムボン"Folklore"のremix。通勤中のiPodで、職場に着くまでこれ1曲だけずっと聴いてたときなんかもありました。
下記の動画も再貼付け。14秒目から35秒目までのやつね。

2010/01/11

10年前をスキャニング

気付いたら2010年も10日以上経過していましたがー、今年もよろしくお願いします。

現在は気が抜けたのか、体調崩し気味でございます。
木曽川


タワーレコードの無料広報誌"bounce"の、昔のやつが出てきて、収納スペースの空間を空ける必要があるし、いつまでもとっておく理由がわからなくなったし、でも一応気になるところは保存しときたい、という貧乏性思考でいくつかUploadしました。
興味ある方はちょっと見てみてください!(お早めに)
ようやくこれで紙は捨てました!さようならゼロ年代!
しかしスキャンって面倒くさいわ!たったこれだけで何時間かかかってるよ!(裏写りするから微調整するのに時間かかる)
Analog To Digitalはほんと大変。

1997年8月 オエイシス!とFishmansとSMAPとCornelius 今思えば、この時期はアツかったわ(笑)
http://www.flickr.com/photos/namepatch/sets/72157623057031885/

1999年10月 サニーデイ・サービスとクラムボン
http://www.flickr.com/photos/namepatch/sets/72157623062022183/

2000年4月 ページ数こそ多いが、個人的には謎記事
http://www.flickr.com/photos/namepatch/sets/72157623062092335/

2000年11月 クラムボン 若いよ(笑)
http://www.flickr.com/photos/namepatch/sets/72157623186508314/
ここら辺まではね、紙が薄くてページが多いんですよ。裏写りしまくり。業界の盛衰を感じました。

2005年5月 Fishmans 俯瞰的記事
http://www.flickr.com/photos/namepatch/sets/72157623186683754/
この辺は紙が若干厚くて、裏写りしない(笑)。

ヤフオクを見てみたら、bounceが結構出品されてたりするけど、どうせ売れないんだからまだこれの方がましじゃないかと思ったりしました。

長良川

2000年代はどうもダメな感じだった反動で、2010年代はイイ予感が勝手にしてます。

って、"○○年代"とかいう括りでものを語るのが理解できないとか嫌いとかって前に言った記憶があるし、あまりそういうの軽々しく言うのはダサい感じするのでアレですが、ある種の傾向のようなものを感じてしまったので敢えて言ってみました。実に加齢な、加齢度スコーピック・バックドロップな技だと言えましょう。
揖斐川