2009/12/20

AT-PHA30i iPod専用外付けヘッドホンアンプ

audio-technicaの、AT-PHA30i買いました。
これはiPodドックコネクタ専用の外付ヘッドフォンアンプです。他の機器には使えませんが、iPodから電源をもらって動くので嵩張らないのが最大の長所でしょう。
このポータブルヘッドフォンアンプという部類の製品が、一部界隈で流行しているらしいです。でもなんとなく"オーテクのポタアン"とかあまり言いたくないっす。"の"で繋いだ前後の単語が両方ともイヤだ。なぜだろう。大体、オーディオテクニカの略称はテクニカだった気がするんですが、いつからオーテクになったんだろう?

iPodドックコネクタ専用型のアンプは、FiiOというメーカーのE1という製品が先行して発売されており、それは3000円もしないものでかなり買いそうだったですが、色が白しかないという理由が8割くらいで見送り気分になり、黒色もそのうち出るだろうけど、待ち焦がれて買うもんでもないし、ま〜いいやと思っていたところにテクニカから同じような製品が発売されるというニュースを見て、えっ定価12600円マジかよ、と思って一旦対象外にしたけど、気が高速スイッチングしている状態で買ってしまった。

で、詳細なレビューはもう決定版クラスがAV Watchに出ているので、こちらが特に熱く語るようなことは無いんですけど、こんなに変わるとは思いませんでした
iPod時代になってから、SONYのカセット〜MD Walkman時代より音がショボいのは認識してたけど、iPodはiPodで、代が変わる毎にどんどん音質が良くなっているので、その改善具合を評価して特に不満には思っていなかったんですが、いやぁ違うなぁ。

あ、でもヘッドフォンによって変化量は違うみたい。手持ちのは
Sennheiser PX200
SONY MDR-EX500SL
の2つしかないですけど、PX200だとそんなにビックリしない。勿論違うんだけど。EX500SLのほうがビックリした。音量も全然大きいように聴こえる(iPodのボリューム位置は変わらないのに)ので、ちょっと良くなったというよりはもう端から端まで違うというほうが近いと思う。
ちょっと音を多めに加工しているような感触も感じるんだけど、移動中に使うことを考えると全然これくらいが良いでしょう。その辺かなり研究して作っているのではないでしょうか。
言い方によってはiPodが"フラット"という風になるのかもしれないけど、フラットというよりは"のっぺり"とか"しょぼい"という方が近いと思う。オーディオ関連の言葉遣いで"フラット""クセが無い""素直な音"あたりは、よほどの共通認識と条件が揃ってないと危険WORDですよね(笑) 安易に使えません。
あと最近違和感多いのが"ハイエンド"。それ別にハイエンドじゃねーだろ、って。ハイかもしれないがエンドじゃねーとか(?)

とにかく、もう元に戻る気は無い(笑)。iPod本体のヘッドフォンジャックを積極的に使う理由は全然無い。
あとこれ、リモコンとして結構まともに使える。AT-PHA30iの中央にある"再生/停止"ボタンを長押しすると、iPod本体の電源がOFFになってくれる。
何か知らないけど、よくiPodの電源が上手く切れなくて、出勤して退勤するまでずっとカバンの中でシャッフルで曲が再生されていたりすることがある(それでも全然電池が持つので別に支障はないけど)のでこれ便利。
iPod本体とボリュームの連動もしてて、コレはポイント高い。これが連動しないとかなりストレス溜まると思う。"iPod専用"の意味は音質ではなくて、こういう部分に表れる。
あとはAT-PHA30iのサイズがちょっと大きいので、状況や服装によってはどうしようもない位置にきてしまって邪魔くさい恐れが、という部分が解消できればOKでしょう。

よし、PX200のコードを短く詰めてAT-PHA30i専用にするかーっ

あーでも、こうなってくると、次買い替えるときはSONY Walkmanか!? アレは相当に音が良いらしいね。使い勝手がどうにも心配だけど...。これまたAV Watchの記事に

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