2009/11/29

ヤン富田 Yann Tomita Audio Science!

ヤン富田コンサート@日本科学未来館
行きました。
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/091013143844.html

2列前に小山田圭吾が子連れで普通に並んでるよーなにそれー と思ったら途中から関係者受付に行ってました


科学未来館の1Fにある、大きな光る地球儀の所で演るっていうんで。これほどこの場所に適している人は居ないでしょう!初めて生で観ましたが予想以上に饒舌なおっさんで、解説と横道トークが多すぎて予定の演目を全部やらないまま時間切れになっちゃってたけど、また演るからすいませんとか言ってたからまたやってほしい

あ〜でもこういうもの聴いてしまうと、この後どーすりゃいいんだ俺、って感じがする。

どうもMac(それもOS9以前)以外はおそらく自作の機材のみで(Macで動いてるソフトは多分自作だろう)、
付き人(これがまた豪華メンバーなのに荷物運び位しかしてない)の額にパッチを貼り、脳波を取り出して音に変換したり、自身の手首にパッチを貼って脈拍をテンポにして音を出したりとか。iPod Touchも使ってた。それも自作アプリっぽい。


かと思えばスティールパンを軽やかに鳴らしてみたりもして科学と自然・デジタルとアナログの関係性みたいなことを考えてしまったような気がするが、脳波サウンドのあたりで強烈に眠くなり、退屈というよりは多分心地よい睡魔が来て、それが終わったらまた目が覚めた。α波どばどば

ピーピーガーガーぎゅるぎゅる言っててノイジーだという字面だけだとelectraglideと同じに見えてしまうが、根本的に違う。

科学者と芸術家の区別が付かない、付ける必要も無いというかほぼ同一、観覧者もまた同様、というようなことは思った。

電気FM

本日11/29のNHK FM「サウンドミュージアム」は電気グルーヴ特集!うおー
放送時間が2時間40分もある!これずっと電気ばかりなのか!?先日のテレビ版に続きNHK気合入ってるな。ラジオをライン出力してスピーカーで聴きたいと思います
http://www.nhk.or.jp/sound-m/
http://www.nhk.or.jp/songs/staffroom/20091127.html

2009/11/23

electraglide presents WARP20

エレグラことelectraglide presents WARP20 行きました。

電気グルーヴとWARPってどっちも20周年なのかー どうしても時代性を感じずにはいられない(笑)


これ、異端な感想だろうなと思いますが、今回はAndrew Weatherallと田中フミヤで元を取ったっつうか、この二人居なかったら正直ちょっと厳しかったかも、という旧型人間の好みが顕著に現れた内容だったと思います(笑)。えっそんな感想あり得ない豚に真珠暖簾に釘、糠に腕押しでしょ(えっ)

多分8割がたの目的は、!!!,Battles,Chris Cunningham,Clarkっぽいんですけど、ウ〜ム、絶賛ポイントが掴めなかったのと、音があまりにもビキビキ過ぎて(これを"高音質"と捉える向きがもはや主流!?ここら辺は研究の余地大)、耳が30分も耐えられない あー老化老化。
Battlesのアルバムは買ってて家で聴く分には結構イイんですけど...


後からいろいろ考えちゃうのが、今回、アナログ盤でやってたのは観た中では田中フミヤだけ(Yogurt氏観てないので不明)で、これが古くさいとかいう事なかれ、一番の音質を出していた。こんなに違いが出てしまうってのは予想外で、良いPA設備を使っていたのかもしれない。ただし時間が早いせいかアゲてこない選曲で惜しいなぁ。もうちょっとハメる方向で来て欲しかったっす。平均値を上げつつも、ギリギリのところで下げる感じで、プロの技ではあるけども。

激ハメ状態で抜け出せなくなったのが重鎮Andrew Weatherall。こちらはCDJでアナログのような低域での威力はないけどすげーイイ。これなら全然いい。
この人何でも出来ちゃうからナニ来るかなーと思ったら、2時間30分の今回最長枠で全部明るめのテックハウス(?)というか名称知らないけど、始終クソ地味なんだけどこれですよ職人技ですよ。かつ、これをやるには出音が良くないと効果が出ないんすよ。このままあと3時間演れ〜

若しくは、羅臼産最高級昆布のみを使用した、激しくシンプルな湯豆腐(遺伝子組換でない)って感じ。変な醤油とかタレとかかけんなよかけんなよ!的な


コンピュータメイン系は、曲はいいんだけど押し並べて中高域に偏りすぎる音の傾向は、ハードウェアかPAセッティング側の問題じゃないかと思うんだけど(夏の砂原@Liquidはコンピュータのみなのにかなりの高みに達してた。あの感じが一般的になってほしい)、今後どうなるんだろう。

もしかすると、これを良しと定義してセッティングしている可能性も考えられ、そうなっちゃうと個人的には辛い状況だなぁというところ。

"イイ低域"が来てくれないと、なんて言うんでしょ、"左脳で聴く"感じになっちゃう気がするんです。こんなどうでもいい思考が出る前に右脳に来て欲しいんですけど、これ自体が旧型ってことかもしれないのね。

2009/11/21

トラバター

iPhoneにインストールしてみた"TRAVATAR"、概念からしてよく分からず、どうしたら良いのか全然わからなかったですが、やっと分かってきたような気がする。
この状態で製造元のサイトをみるとようやく理解が進むっつうか。全く分からない状態で読んでも全然意味が分からんのでした...

なんかこれ、超面白いとまでは思わないけど、珍しい感じですかね?自分の意思が反映されなくて勝手に動き、近所に他者が見つかると自動的に入れ違うことがメインアクションですが、本当に近所なのかは今ひとつ分からない。

↓のようなイメージではないかと思ったけど、これでも違ってたらもう全然ダメだ... っつか、かえってややこしいだろってか

iPhoneは自分が飼う渡り鳥の送信基地であり、かつ他の渡り鳥の中継基地である。
マイトラバターは自分が飼っている渡り鳥(発信器付)である。1羽のみで行先指定は出来ない。
iPhone基地では電文の送受信が可能である。送信基地の立場からでも、中継基地の立場からでも同様に電文のやり取りを行う。←ココがややこしい気がするのだ
iPhone基地は当然だが、移動が可能である。自信が移動することによって、他人を移動させることになる。
いつ中継が始まり、いつ中継が終わるかは不明である。中継を拒否したり、自分の渡り鳥を呼び戻すことは出来ない。

2009/11/20

オヤイデのFireWireとか

オヤイデ電気の、オーディオ向けFireWireおよびUSBケーブルって、結構前から出る出る言われてるけど音沙汰ないねぇ、と思ってたらオヤイデさん自身による写真がありました。
Inter Bee会場の写真のようです。
http://twitpic.com/pyqfw
(USBの写真は見当たらないけど、きっと出るよね出るよね。USBはCardasとか大御所が徐々に出してきてるけど、高過ぎてコワイなぁあれは... 細いユーエスビーケーブルが1メートルニマンゴセンエンってちょっと...)

この画像を見るとPA-08ベース?しかも左側のものはFireWire800だ。これは相当貴重。FireWire400(6pin/4pin)同士のものは一応オーディオ用が若干存在してるからまだいいけどFireWire800 ≒ RME FireFace800使ってる人は選択肢無いですからね、これは飛びつくしかないでしょう。
(追記:FireFace800はFireWire400の6pin端子もあるみたいだからチャンネル数が少なければそれでもいいのか)
(追記2:FireFace800限定というよりアレだ、MacからFW400端子が淘汰されてFW800端子しかないんだった。その意味でこれは救世主的存在じゃないですか<変換アダプタ使いたくない視点)

そういえば手持ちのRME FireFace400用に、その若干のオーディオ用ケーブルを入手してあるのですが、ちょっと今じっくり使ってる暇がないので、いつかそのうち書きたいと思います。

いやべつにエレグラとか行かなきゃいいんすけど、そういうことでもないかなと...


あとオヤイデで今欲しいのはアレです、iPod専用(ドックコネクタ専用)の外付けヘッドフォンアンプ Fiio E-1。
http://oyaide.com/catalog/products/p-4208.html
iPod nanoは新製品の度にどんどん音質が良くなり、第5世代のiPod nanoにしてから、本体のヘッドフォン端子に何の不満もなく、十分音良いと思ってるんですけど、E-1を取り付けたらどれ位向上するか気になります。

以前からこの手のやつは売ってて結構人気らしいんですが(毎日乗ってる電車では見たことないけど)、このE-1のいいのは、外部電源ではなくてiPodから電源供給されることです。厳密に音質だけ考慮したら外部バッテリーの方が良いだろうけど、何しろ満員電車でのささやかな贅沢(笑)という思考でいけば、嵩張らない・大袈裟感の無いこのくらいの品の方が適役。
見た目もヘッドフォンアンプというよりはリモコンって感じで、しかもこれを使うとSONY製によくある、「ヘッドフォンコード長が50cmのやつ」の利用価値が高まるのでそこにも期待。(イヤフォン方面は昔からSONY製がしっくりくるので)
逆に、コード長1.5mのやつにこれ付けたら辛いね。巻き付けるにしても邪魔臭いよな...

2009/11/19

結局エレグラに

electraglide presents WARP20
http://www.electraglide.info/
結局行くことにした。

weatherall,Flying Lotus,LFO,フミヤ,dot i/oが好みラインだが、実はやはりBattlesがスゴいとかいうことになるのでしょうか(今のところあんまりピンと来てないんですが。Tyondai Blaxtonのソロアルバムのほうが好き)

THIS IS IT

例の映画 "THIS IS IT" 観ました。

これ、いい評判しか聞かない、それも胡散臭い扇動的な感じもあまり無くてコワイと思ってたけど一応観たくなってきて、でもわざわざ出かけて行って(すごく混んでるらしいし)という気合は入らないので、観ないかもと思っていたんですけど...

まさに灯台下暗しなことに、家から歩いて行けるところに映画館があり、しかも上映してることに気付いた。あれれれ。 しかもレイトショーで安いってんで入ったらガラガラでした。300人近く入れるハコに20人居たか居ないか。(映画中に出てくる、リハーサルのスタッフの数より少ない(笑))

真ん中辺の良い席に座った上に、前方に誰も居ないという予想外の状況に急激に楽しくなってきて、すんなり観れた。

とりあえず"HUMAN NATURE"を大音量で聴いただけで既にヨシ。っていうか全体的に知らなくて、"HUMAN NATURE"だってSWVのサンプリング↓のやつで先に知ったくらいの、

全然ファンでもなんでもないんですけど
(よく"小学校でムーンウォークを試みるのが流行した"とかいう話あるけどそういうのも全くなく。)、ちゃんとこうやって聴くと曲めちゃくちゃ良いね。CD買っちゃいますよ


しかしよく録画してあったよな、これ。本来売り物じゃないのに映画一本出来るほど撮ってるなんて。


映画が良かったかどうかって話をするならば、「良かった」になるねこれ。もう一回観れるわ。観るっていうか大音量で聴くっていう行為がメインか。仮想的にコンサート行ってきました感がある。

2009/11/17

TRAVATARっていうものが

TRAVATAR(トラバター)という無料のアプリケーションが、珍しく目に留まったのでiPhoneにインストールしてみたんですけど、使い方が全然分かりませんorz
(ちなみにiPhone、処分品で安かった8GBなんだけど、激しく容量を持て余し中。(曲は入れてなくて、iPod nano16GBで不足感あるものの) 8GBの使い切れないこと(笑)。ごく稀に電話が出来る、写真ビューアーです。)


ヘルプというか最初の案内文のようなものを2、3回読んではいるんですが、それ自体がいまひとつ読解出来てないっすダメだオレ。
何かどんどん別人のキャラが画面に入ってくるし、自分の登録したキャラを操作するのではないみたい?なんだけど30日経つと戻ってくるとかでもないみたいで、何のためにキャラを作成しているのかよく分からないし、とくにタップ操作とかで何か動作もしなくて、GPSに任せてただ人間が移動してればそれで何か起こるんでしょうか...。何か根本的にわかってないこの気持ち悪い感じ(汗


追記:1週間くらいかかってやっと分かってきました

2009/11/16

$home/bin/

今年の「キリン一番搾り とれたてホップ」は、昨年入手できなかった中瓶仕様を通販で買った。やっぱ近所では瓶を売ってるところが無い。(缶は近所のスーパーで買い占めてます。ポイント5倍の日にね)
瓶はスゴい!さらにサラサラしてる!
上級グレードの、チルド輸送の小瓶のやつよりこっちのが旨いっすよ!大瓶がいいなぁー(製造してないけど)

チルド輸送のは今年は買ってないけど、あれなんつうか、全体的に旨いんですけど、濃いんですよね。濃くて旨いのって当たり前じゃないですか。あと高価で旨いとかもね。それは当たり前だし、疲れるし。

とれたてホップの真髄はそういうことではなくて、薄い(という言い方は変なのだが)のに旨いというところだと思います。後味が極めて薄いが、呑んだ気がしないとか、水みたいとかいうわけではないし、ふわっとした 柔らかいような感触がするところに最大の価値があります。
(ナニ力説してんの。ぃゃ脱力してます一応)

あーそろそろ呑みきっちゃうなー 店頭の缶もだいぶ在庫が減ってきた。

2009/11/15

煮干未遂

埼玉県の西川口の煮干ラーメン屋に行きましたが、準備中で入れませんでした。惜しいっ、あと1時間くらい早ければー(惜しい範囲に入ってないだろというか行く時間が変)


西川口は昔仕事で行ってたし(そっち方面ではない)、このへんはどうも空気がイマイチなのであまり降りたくないけど、煮干なら行かない理由はないんだけど、また行かないといけないじゃんかよ。

あー失敗したーと思っていたら「そうだ、赤羽行こう」キャンペーンが自動的に発動され、ささっと赤羽にー Let's go Redwings.
なんか妙に便利!これがかの有名な Niboshi Redundant System かーっ
運賃150円で、煮干ロストによるダウンタイムを最小限に抑えます!


まーでも、赤羽は肉が入っていないのに、鶯谷と同じ価格。さらにスープ増量が150円(鶯谷は100円)と高額だし、鶯谷の方がイイと判断します。しかも今日は味の違いが認識できませんでした。鶯谷と西川口は同じ店名なので西川口は期待できます。


この二つの地名を連呼しているとどう考えてもアヤシい。オマエは本当にこのためだけに行っているのか?って思う方が普通だよな。本当に煮干だけ食ってすぐに移動してるんだけど、説得力は無いのだろう...。




今月はB級グルメ大会開催とのこと。
http://umaizo1124.net/gourmet.htm
「キューポラ定食」とかあるらしい。そう来たか(笑)。普通にイイんじゃねーのかこれは

2009/11/08

クレマチスの丘

「クレマチスの丘」という小説を読みました。
ではなく、
「クレマチスの丘」という単館上映を観にいきました。
ではなく、
「クレマチスの丘」という場所に行きました。


「クレマチスの丘」は場所の総称で、そのなかに美術館・レストランなどがいくつかある。それぞれのエリアで別料金を取る(!)ので全体像は不明。
そのうちのひとつ、「IZU PHOTO MUSEUM」にだけ行った。
http://www.izuphoto-museum.jp/
ここだけ、先々週くらいに新規オープンしたのでピカピカ状態+杉本博司設計の建物。開館記念で本人の「光の自然(じねん)」展をやってるっつうことで。

三島にあるので本来は早起きしていきたいところだが、恒例の早起きする気が起きない症候群のため、午後の新幹線に乗り、全然時間ないまま戻ってきたけど、まぁ、結果オーライだった。個人的にはあそこで長居はちと厳しい。私営美術館にありがちな、オサレなカフェのようなものしかなくて、近辺に飲料自販機も全くなし。ふつうは車で来るところだこれ。


でも三島から無料のバスが出てて結構サービスいい感じなものの、客がみんな女性っていうかおばさんですよ。運転手も女性。ぁ〜でたこのパターン。時々あるんだよこれ。勿論全然イイ意味じゃないっすよ。おばさんがヤだってことじゃなくて場違い感がより際立つのが。もっとも、オメーはどこに行っても場違いなんだよ!的なのあるから、まーイイんですけど別に。

IZU PHOTO MUSEUM自体はよくて、ココにはおばさん勢は興味ないみたい。最初から最後まで貸切状態。でた〜っ またかーっ
「放電場」という、高電圧をかけたフィルムの作品で、金沢21世紀美術館にあった1室を抜粋した感じ(作品そのものは別で、IZU PHOTO MUSEUMの方がより分かりやすいと思う。平面で完結しているとも言えるけど、どちらかというとやや離れたところに置かれた雷神像とセットで、空間全体が作品だ、ということが部屋に入った瞬間に解る感じで、金沢よりVersionUPしていると思う。単におれが金沢で初めて見たから状況が瞬時に分からなかっただけか)。
もう一つが「光子的素描」というもので、これはよく分かりませんでしたすいません修行足りません。150年くらい前の非常に古いネガをプリントしたってことで、今と対比するとちょっと思うところはなくもないけどうまくかけません。


監視のおっさんの足音と空調音だけの状態は素晴らしい。でも2室しかないすごく小さい建物なので長居は出来ない。時間無いのに時間余った。

ミュージアムショップに、先月行った、楢橋さん写真展のトークショウでゲストだった安藤礼二さんという人の著作が売ってて、これの表紙がまさに杉本氏の作品なんですが、そういうの全く知らないで行ってるわけで偶然ですが、なんだか繋がってしまう感じがした。


帰りは新幹線やめて御殿場線+小田急経由。東海道線の在来線で帰るよりこれの方が運賃が安い。



ところで新幹線の500系(そろそろ東海道区間から撤退)、人気ありますね。どの駅にもカメラ構えている人が居ました。こだま車内から撮影@小田原駅。

2009/11/07

ロシア・アバンギャルド

例年この時期は東京モーターショウに行ってて、多分中学生位から毎回行ってたんだけど今年とうとう行かなくなった。今回は開催発表段階で既にどよ〜んな空気が漂ってしまい、全く行く気がなかった。話によると、国産が未熟だった時代は、東京モーターショウは意図的に外国車を排除していたそうで。今度は意図せず排除されちゃったということでしょうか。


それで気分的に手持ち無沙汰になったので、
МЕЧТЬІ
РУССКОГО АВАНГАРДА

ロシアの夢 1917-1937
http://www.momas.jp/3.htm
@埼玉県立近代美術館 に行きました。初入場。 思いつきでほぼ下調べをせずに行ったら、丁度入場料半額の日で有り難し。


ってか大丈夫なのか半額で!人居ないぞ!最初しばらくは貸切状態、途中から10人くらいにはなったけど。
前に渋谷Bunkamuraのところでロシア物やってて、それと同じものかどうかは分からないけど、都内だったら絶対人いっぱいになるよこれ。展示の量が多いし、労働者用のカッコいい読書専用椅子とテーブル(自動的に姿勢が正されてしまう感じ。猫背になれない)に座れるしすごく良いです。

この時代のデザインが素晴らしいのは、識字率が低くて教育しないといけないとか、いろいろな必要性もあったみたいで、必要が産んだ機能美なのではないだろうか、とか適当なことを思ってみたが、とても出来が良くて思わず買ってしまった図録もまだちゃんと読んでないのでよく知りません。
図録。(PENTAX K-xで多重露光してみた)


なんかいつも、高い金払ったり行列したりするとあまりいいこと無いんだけど、安いとかタダとか客が居なさすぎ、とかだとホームランを放ってることが多いなぁ。なんでこうなっちゃうんだろう。


近代美術館の周りは、なぜかラーメン屋(豚骨系ばかり?)が沢山あり、そのひとつ「百歩ラーメン」に入ってみたところ、あっさり目の豚骨で結構旨いような気がするが、豚骨さんは毎度勘所がつかめず、次回行ったらまた入るかというと微妙だと思った。向かい側にある「秀ラーメン」の方が実は気になっていたが仕込中で入れず。


観終わったあと、目の前の噴水がアヴァンギャルドに見えた。

2009/11/04

ショックアブホーバー

疾走38年、大分のホーバークラフト運航終了
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091101-OYS1T00285.htm
大分ホーバーフェリー株式会社
http://www.oitahover.co.jp/

うそーっ!ホーバーが無くなってる!残念!
是非また乗ってみたいと思っていたが最初で最後となってしまった。
船・車・鉄道・飛行機どれにも属さない、何もかもが独特なスタイルに感激してたんですけど、またしても10年遅かった感じ。


特に常識を覆された感が強いのが、 ホバークラフト的には陸上と水上の区別が無くて、理屈上 当然なんだけど実機を見るとどうにも気持ち悪くてカッコいい。





飛行機も陸上・水上関係ないけど、ホーバーの方が 「あいつは車輪が無いと陸に降りられないが、俺は常に浮いている。車輪など要らない。」とでも言っているかのような、浮上の思想が徹底しているところがタマラナイ。陸上だから、水上だからという言い訳(?)を生まれつき持たない、激しくユビキタスな設計(?)。あ、でもヘリコプターもそうか。ちょっと違うか。
道が無いとろくに前にも進めない、陸上の人や車をさぞ不思議に 思っていることでしょう(笑)。



下記の例もまた面白くて、車のように曲がることは出来なくて、ドリフト走行のように、曲がってるけど進んでるけど曲がれてないような... な曖昧な状態でズルズルいくのが正式な方向転換らしい。


当然、客を乗せたままこれをやるので中はグルングルンになって可笑しくて、これで何が悪いと言わんばかりのところがまたよかった。



室内は操縦席ガラス無しモロ見えの、路面電車的なフレンドリーさ。昭和か。

2009/11/03

PENTAX K-x 動画例2

印西牧の原行きの急行!俺はいつでも趣味で乗ってる〜 (c)くるり

といった感じで印西牧の原駅ホーム端にて。

24fpsはやはりぎこちないけど、このカメラは動画が本業ではないので、そこに不満は全然ない。むしろホットシューにステレオ外部マイクでも付けたいくらいだ(K-xは付かないよ)。
いままでは気が向くと、動画専用デジカメを持っていくことがありましたが、K-xにしてから出番が無い。動画専用カメラの方がステレオ音声だったりMP4で長時間撮影可だったりなど、勿論長所はあるわけですが、撮影が主目的でないときに何台もあるのは大変なので、そういうときにK-xが便利に使えます。クオリティは別にして、まさに"便利"というところが最大の長所、かな。



印西牧の原ではないですが、本日夕方撮影したもの。多分露出はだいぶマイナス補正にしてあったと思います(意識せず何となくダイヤルを動画にしていたため正確には不明)。ホワイトバランスも多分太陽光のままなので変です。